空を見上げて

機動戦士ガンダム41話〜「光る宇宙」のララァの選択

※ララァは肉体を優先??!!
http://www.gundam.info/content/192

あまりあちこち不用意に個人のサイトのレビューを読まないようにしてるのですが、「光る宇宙」の話数を調べたくて検索して、公式系なら大丈夫だろうとうっかりここのレビューを読んでしまいました。
うーん。どうもそのララァのとらえ方、違和感感じます。。。
さんざんここまで、理性より本能みたいな書き方してきた私ですが、「光る宇宙」が、

眼となるララァの悲劇は、アムロと精神的には交歓できたものの、結局はシャアとの肉体関係を優先したことが原因

とは思えないのですが、、、。偉そうですみませんm(__)m、。女性のガンダムファンの皆さんはいかがでしょうか?。
ララァは、あの場面でシャアかアムロかという選択をしたわけでないと思うのです。
アムロもシャアもどちらも生命の危機に陥っていた中で、シャアを庇ったなら、シャアを選んだと言えるでしょうが。また、もし、逆にシャアがアムロを殺そうとしたら、ララァは止めに入らなかったかどうか、何とも言えないわけです。
あの場面では、アムロかシャアかでなく、シャアの死か自分の死かの選択であり、だとすれば自分の死しかララァに選択の余地はなかったと思うのです。
シャアへの愛を選んだのはその通りですが、アムロを選ばなかったわけでもなければ,、肉体の愛を選んだわけでもないと思うのです。

アムロとの心の交歓のシーンを「プラトニック・セックス」と定義されるのもなんだかなあ、あまりそういう表現が好きでないのもありますが、
肉体関係なんて男にとっても女にとっても所詮刹那的なもので、その表面的快感以上に、わかり合える喜び、魂が一つになれる喜びを男と女は求めていると思うのです。それをこそプラトニックセックスと称しているのかも知れませんが、だとすれば肉体で得られるエクスタシーはプラトニックセックスのエクスタシーを超えるわけないのです。
だいたい肉体関係の喜びも所詮脳が出す物質による快感で、精神の喜びと同じですから(笑)。
だから精神より肉体を選択した悲劇のような言われ方をすると、どうもピンと来ないのです。

出撃前にララァが唇を押さえたのは、彼女の純真な少女らしさの象徴で、シャアとは特別な関係であるが彼女の精神はまだ穢れない年相応の少女であることに変わらないということを描写していると思うのです。
また、ララァがガンダムの前に飛び込んできたあの場面で、見落としてはいけないのは、その前にシャアが妹のセイラに気づかずに撃墜しようとし、それに気づいたララァが制止します。「いけません」というララァの言葉、何がいけないのか、それは誤ってシャアが最愛の肉親である妹を殺害するという、人として絶対あってはいけない悲劇を絶対阻止しなければならないという思いから、シャアを制止したわけです。
その結果シャアに隙が生じ、その隙をついてアムロに殺される寸前に陥ったわけです。
ララァは自分の介入が原因で、恩人であるシャアを殺させるわけにいかないのです。そんなことになったら、彼女は生きていけません。ましてシャアが、彼女の知っている優しい人間らしい行為をした結果です。尊い彼の命を落とさせるわけにはいかないので、とっさに(アムロかシャアかを選ぶ余裕もなく)、身を挺してシャアを庇ったのだと思います。
だから肉体とは反対のベクトル、というか、理性的な精神下にある「義」もしくはそれもまた、「精神的」な愛だとするなら、彼女が精神を優先した結果、肉体を代償にした悲劇だと思うのですけど。
肉体を選んでないから、肉体を失って、精神だけの存在になったのだと思います。

元々ララァはシャアに対して大きな恩義を感じており、それが彼女にとって最優先の義であって、それが彼女の「節」、つまりは精神的愛だと言ってます。彼女は最初から何があってもシャアを選ぶ覚悟はあって、それをけなげに実行しただけとも言えます。
アムロとの感応が精神の喜びであるのはその通りですが、肉体を代償にしてもシャアを救いたいのもまた、彼女が肉体より精神の愛を選んだからではないでしょうか。
もし、仮にシャアかアムロかどちらかを殺せと言われたら、ララァは二人を生かすという選択をするために自らを消そうとするのではないかと私は想像します。
ララァが、シャアを選んだとは思えないから、その後アムロとシャアは互いを責め、争うのではないでしょうか。
ララァにとってシャアかアムロの選択とは、精神か肉体かではなく、義理か人情かに近い、出会ったばかりの愛か、より歳月を共にした愛+恩義かの選択になるのだと思います。

それぞれ解釈はあると思いますが、私はそう思いました。

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by ふざけおに  at 15:24 |  Zガンダム |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ザンボット3感想付記 〜私のファーストガンダム

ここ数年ガンダムがずいぶん大きくメディアに取り上げられて話題になったので、なんだか気圧されて語る隙もなくなってたのですが、ザンボット3を見て改めて、ファーストガンダム話題をしようかなと思った次第です。

※3 私の機動戦士ガンダム
当時何故、自分が「機動戦士ガンダム」に惹かれたかというと、、、、
人は宇宙という新しい環境に適応して、他者に対する洞察力が進化していったら、少しは戦争や環境破壊が減っていくだろう、という、漠然とではあるが未来への希望を感じさせる作品だったからだ。
仮に古い血縁地縁によるコミュニティを喪失しても、互いを理解しあえる新たな共同体を人は獲得していくのだと、自分の居場所を見つけていく物語だったのが、当時の自分の気分にとっても合っていた。
人とは孤独なもので、誰も本当の自分をわかってくれない、親や兄弟や故郷の古い人たちはまして、自分を縛るものでしかないと、思えていた頃だったから。
いつか新たな人との出会いの中で、人種も言葉も時空も一切の隔てや偏見を超えて、人は分かり合えるかもしれないという希望を主人公が見いだした瞬間の感動が忘れられないのだ。
(完璧に人が分かり合うなんてことを求めること自体が幻想だと今はわかるし、エウレカセブンでないけど、わからない他者がいるから、分かり合いたいと他者を求め続けるもので、それが人間なのだけれど、でも当時は、まずはわかってもらいたいという気持ちが強く、分かり合いながら共に生きる自分の居場所が欲しかったんだと思う)

もちろん当時も、NT(ニュータイプ)はフィクションだとわかって見ていたし、現実と混同することはなかった。
要は、「人同士、その人の人生・その人の思い・その人の苦悩さえも、理解し、思いやれるようになれたら、少しは地球は住みやすくなるかもね」という程度のささやかなメッセージであり、そのささやかさが等身大で良かったのだ。NTとは万能な存在ではない。
この物語の中の感動の中心は、なんと言っても自分の居場所を見つけられなかった主人公が、青春の苦悩の末に獲得した他者との絆、共に存在する場所を見つけた「生きる喜び」にこそある。
私にとって最初に見たTV版機動戦士ガンダムはそういう作品だった。。。。

10年前、

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by ふざけおに  at 00:46 |  Zガンダム |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ザンボット3感想付記〜好みは気分次第

6月20日付けで無敵超人ザンボット3の感想を書いた日、※注を3つ付けて、自分で勝手に宿題にしてたし、
その付記書きながら、りとめもない雑談です。

※1 理性より母性本能
自分は理性的に物事を判断してるなんて、幻想だと思う。究極、快も不快も脳内の伝達物質に支配される。そのとき置かれた環境による気分とホルモンバランスに大きく左右されているという気がする。まして嗜好の問題はそう。
だから、若い頃は過激な映像にも馴れてしまってたいがいの映像も漫画も平気だったのが、子供を持ったとたんに食べ物だけでなく、趣味の嗜好も変わって、刺激に弱くなる。これは、母親なら多少の差はあれ経験するだろうと思われる。
たいがい幼子を持つ母親は、過激な(いわゆるエログロや暴力的)描写を嫌悪する。それは母子一体を強化させようとする本能のなせる業で、子育てをする上で、母子共不健全な精神を忌避したい自然の摂理だと思える。男性が若い女性に目がいくのとある意味根っこは同じというか。
むしさんも結婚する前エヴァンゲリオン好きだったのが、あの私もうっかり見てしまったグロい映画をよりによって妊娠中に映画館で見てしまって具合が悪くなったとか、、、遊さんもアングラもの好んでいたのが、今じゃ近づきたくもないと言ってたのを思い出す。
そのエヴァも今や健康的な作品にリメイクされてるとかで、盛り上がるムードも時流で、往年のファンが喜ぶ姿は結構なことではないかと思う。

30年近く昔、多分、82年の冬だったと記憶しているが、、、
デパートの玩具売り場のTVで、イデオンを流していて、それをこわごわ見ている小さい子がいた。そのお母さんがTV見て、「気持ち悪いね〜、こんなの見ないの見ないの!」と、子供の手をひいてそそくさと立ち去ったのを見た記憶がある。確かそこはコスモのモノローグシーンで、色彩全体が反転してるシーン、ドクンドクンという心臓のような効果音が流れてて、別に鬼太郎やナウシカと比べてもグロくも残酷でもないし、至極まっとうなシーンだったのだけど、映像の雰囲気が気味悪かったのだろう。
その当時、私は学生だったしイデオンは好きな作品だったので、その拒否反応を見せた母親に腹が立ち、悲惨なことからを目を覆い隠して子供を育てようなんて、親たちは間違ってると思ったりした、青い時だった。
今はその母親の気持ちがいくらかわかり、確かにある程度子供が大きくなるまでは積極的に見せたい映像ではないね。と、いう話をボンさんの掲示板で話題にしたことがある。
その時説明不足だったかなと思ったのは、だからといってイデオンという作品を私は子供に永遠に見せたくないと思っているわけでないということなのだ。強要するつもりもないが、時が満ちれば、レディネスが整ったら、個人的には見て欲しいと思っている。
私自身、子供がまだ小さい時は家族愛や子供のピュアな心を扱った作品を積極的に見たいと思ったし、だんだん子供が大きくなって思春期になって来ると、比較的ハードな若者向けの作品にも興味が向いてくる。またある程度同じ傾向のものを見続けると、違う傾向のものが見たくなる、、、
要は自分の置かれた環境や気分によって、その時求める作品傾向が変わってくるってことだ。
また自分の場合だが、どうも心理的危機に陥った時に限って、恋をしたくなるみたいにアニメにはまってしまいがちで、あまり認めたくないことだが、結局理性より本能に近い、脳内環境によって、その時良いと思う作品が決まってるような感じもする。
愛も本能だそうで、ま、そんな感じ。
常に欠点のない完全無比な人に惚れるかといえばそうでもないのと同じで、タイミング的にこっちのそういう気分にすぽっと入ってくるもの、それも割と不完全な作品に惹かれたりする。自分が不完全だから、その隙間を埋めるために恋をする感覚に近いかな。

※2 その年代が求める作品

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by ふざけおに  at 00:44 |  Zガンダム |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

カラオケバルディオス

今日は1号のテスト休みだったので、1号の行きつけのカラオケ店(友達とたまの休日に行って、3,4時間アニソン歌いまくるというカラオケ店)に、連れて行ってもらいました。
今まで行った中では一番、オリジナル映像見られたし、ななんと、なんとバルディオスのOPとEDもあったので、感涙感激vv今まで行ったカラオケ店にはなかったので、すごくうれしかったです。
3時間、どうせ1号しか聞いてないからヘタでも合ってなくてもうろ覚えでもいいやもう、歌いまくってストレス発散!!してみると、何曲歌ったんだろ?
歌った曲目、挙げてみます。オリジナル元映像があったものには○、なかったのには×つけますね。

○1,特捜戦隊デカレンジャーOP
○2,機動戦士ガンダムZZ OP「サイレントヴォイス」
△3,機動戦士ガンダムSEED ED「FIND THE WAY」(中島美嘉のプロモでした)
○4,太陽の牙ダグラム OP 「さらばやさしき日々よ」
×5,ターンAガンダム ED「月の繭」
×6,伝説巨神イデオン OP「復活のイデオン」
×7,伝説巨神イデオン ED「コスモス君と」
×8,宇宙戦士バルディオス OP「あしたに生きろバルディオス」(あしたを救えじゃなかったのね@@)
×9,宇宙戦士バルディオス ED「マリン、いのちの旅」
○10、装甲騎兵ボトムズ OP「炎のさだめ」
○11、仮面ライダー龍騎 OP
○12、仮面ライダー555 OP
○13、毛面ライダー剣 OP「Round ZERO 〜 BLADE BRAVE」
×14、仮面ライダー剣 OP「ELEMENTS」
○15、仮面ライダーアギトOP
×16、千と千尋の神隠し 「一日に何度も」
○17、母をたずねて三千里OP「草原のマルコ」
○18、無敵超人ザンボット3 OP
○19、バビル二世 OP
×20、六神合体ゴッドマーズ ED「愛の金字塔」
×21、デジモンアドベンチャー 挿入歌「brave heart」
○22、デジモンアドベンチャー02 OP「赤いターゲット」
×23、デジモンテイマーズ挿入歌「夕陽の約束」
○24、デジモンフロンティアOP「FIRE!」
○25、デジモンフロンティアED「an Endless tale」
×26、地球へ、、、映画主題歌
○27、戦闘メカザブングルOP「疾風ザブングル」
こんな感じだったので、15勝11敗1分けでしたー!挿入歌はともかく、私が好きなイデオンとバルディオス、剣(後期OP)に限ってないのはどうしてぇ?私ってやっぱりマイノリティですね。
ちなみにイデオンは前のカラオケ店で、ばっちり映像あって、ダグラムやボトムズの方がなかったと記憶してます。
皆さんのところではどうでしょうか?

(バルディオスのOPに使われた映像は、美しい自然の映像でぴったりだったのですが、EDはちょっと酷い、、せっかくムードある音楽なんだからロマンチックな映像にならんのかいorz)

ちなみに1号が歌った歌の中で私がわかったのは、デジモン関係とSEED&ディスティニー関係だけーー;。
特にミーアの歌でテンポの違うのを何回も歌ってたのが印象的です。ラクスも歌ってましたね。

さて、

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by ふざけおに  at 22:28 |  宇宙戦士バルディオス |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

続スパロボバルディオス

現在スパロボZで、ここ連日しつこく全滅プレイで資金稼ぎしてます。
やるんだったら、41話「クロスポイント」が総資金、経験値、バザー資金皆高いので、一番いいのですが、バルディオス好きの私は44話「舞い降りる太陽」でやってます。
敗北特殊エンディング、

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by ふざけおに  at 22:26 |  宇宙戦士バルディオス |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

映画「スタートレック」鑑賞日記★★★★★

ここのところ、★5の映画連発してて、アレですが、、、
スタートレック、とっても良かったです。
登場人物くらいしか知らない、シリーズ初心者ですが、非常にテンポが良くぐいぐい物語に引き込まれて行きます。映像もド迫力で、これは映画館で観ないと迫力半減しそうなほど。といってもアクションに偏ることなく、人物の心情も非常に丁寧に描かれ、キャラクターに感情移入できるし、話の見応えもある映画でした。
何より昔懐かしいSFの香りが良かったんです。スタートレック自体を観たことがなくても、この作品に影響されたSF映画やアニメがたくさんあるからでしょうね。
古い設定でも、作り物っぽさを感じさせないので、自分の目の前で事件がおきているような身近な現実感があります。(現実にあり得ない感じは実はトランスフォーマーの方が強い。非現実とわかって、楽しめます)
ロシアなまりの少年クルーやアジア系の知的操舵手等、様々な人種で構成されるクルーの個性が生かされているのがうれしいですし、それぞれの持つ使命感や連帯感が息づいていて、すごく観ていて気持ちが良いです。(キャプテンというと「海賊もの」にいい加減飽きたので、こういう正当派が見たかったという気分を満足させてくれます。)
「個」の内面、心の闇にスポットが当たってしまいがちのファンタジーやSFヒーローものにも(スパイダーマンSWもそうですよね)いささか飽きた頃なので、こういうオーソドックスな公共心や前向きな探求心、宇宙を目指す人間の本来的な強さ、明るさがむしろ新鮮なものに感じられます。人類が発展していくことを恐れるだけではなく、宇宙時代へのフロンティア精神とそれを裏打ちするヒューマニズムに溢れ、人間の持つ可能性や善良さ、理想的未来の訪れを感じさせてくれるのが良いのでした。

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テーマ: スター・トレック -  ジャンル: 映画
by ふざけおに  at 21:15 |  映画 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

映画「トランスフォーマーリベンジ」鑑賞日記 ★★★★★

2号と二人で見てきました。ほぼ全編通してアドレナリン出っぱなしの、すごい迫力の映像で、映画館で見る価値のある映画でした。
ストーリー自体は極めてシンプル。宇宙の善と悪の闘いで、ヒーローは自己犠牲によって、友を救って死にますが、その勇気こそが古代の力を解く鍵で、その力で英雄は復活し、悪を倒すという、、、
そういっちゃうとそれだけの話なんですけど、これがこの映像に乗るとめちゃくちゃ面白い!
物語や主題が陳腐でも、人間ドラマが薄くても、映像がすごけりゃなんのその。心情やら主題やら、そんなもの活字にまかせて、映像文化なんだから、まずは見せなくちゃ、って勢いがすごい!

トランスフォームのCGやバトルアクションが派手に目を楽しませてくれるのと、前作以上に米軍がかっこいい!!ミリオタでなくても、ときめきます。
くわえて、重厚なBGMは、宇宙の神秘、生命の躍動を感じさせてくれます。

信じられないけど、2号は感動して泣いてました。「星矢」で泣いた2号ですから(笑)2号の目線では、ものすごく感情移入できる世界なんだと思います。
爺さんロボットがオプティマスのために自らのパーツを差し出した件が、自分の優しいおじいちゃんを思い出したのか、泣けたようです;安っぽい話って言わないでやってくれ。
日本人はこういう、老兵の自己犠牲話に泣けるの〜。
あと主人公が死んだ時、泣けたようです。(←どう見たって主人公とオプティマスは復活するに決まってるだろ!)
自分が子供の頃、そういうTVや漫画見て感動したことを、忘れてはいけません。はい。

2号を見てると、なんで私たち世代がSWに心動かされたのか、ちょっとわかる気がします。
青春ドラマを見たいなら青春映画を、ラブロマンスを見たいなら恋愛映画を、見てればいいはずなのに、SWの斬新な映像の中にわざわざその人間の心情を見いだして味わってしまうという、、それはより非日常的な映像の方が、ありふれた風景よりも目新しくて心惹かれて、感情移入できるからでしょう。

もちろん、割合からいけば、シリアスな場面は少なく、スピルバーグ系のユーモアとものすごい派手なアクションのほんの隙間に、真面目な「静」が織り込まれてるという感じでした。
実は、思春期の息子とこんなの見て笑ってていいんだろうか?と気になるほど、ちょっとH度高めでお下劣なのですが(笑)、漫画チックで面白いです。
アメリカン・グラフティ(SW・EP4もそうですが)の故郷を離れ、大学に旅立つ若者と、見送る親、親友、女友達、それらの懐かしい風景から巣立つひとときの感傷、、、そして大学で新たに出会う奇妙な人種、戸惑いと気負い、、、親元と故郷を離れて、初めて一人暮らしを始める17,8の青い旅愁とでもいうか、、、それと、地球外生命体との宇宙規模の戦争と、、、ありふれた青春の一こまとあり得ない非日常のバトルアクション。
映像はどんなに進化しようが、人の心は同じだから、映像はどんどん進化させていけばいいし、そこに変わらぬ人の心を描いて、時の若者の心を捉えてくれればいいと思うのでした。

何かをじっくり考えさせられるとか、余韻に浸れるとかいう、映画ではないのですが、とにかく見てる間は存分に楽しめるこれぞエンタメの王道!って感じで、気分リフレッシュして、映画館を出ると、現実にくたびれた日常へちょっと元気になって戻れるという感じの映画でした(^^)。


2号は

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テーマ: トランスフォーマー -  ジャンル: 映画
by ふざけおに  at 21:59 |  映画 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

続 桜桃忌

クローズアップ現代で、昨年おきた秋葉原殺傷事件のK容疑者と太宰の共通点として、周囲からの孤立という点を挙げ、違ってるのは、Kには文章を読んでくれる読者がいなかったとされていたが、、、
違いはもっとあって、確かに太宰は自分の文章にはすこぶる自信があるし、才能を認める人は少なからずいて、Kには自信持てるものはなかったのはその通りなんだけど、
でも一番の大きな違いは、Kは「女」がいないことを最大の不幸だと思ってるのに対し、太宰の場合は本人が消極的な割には、「女性関係」には事欠かずそれが不幸を呼んでるというか、、、
あと、精神病院に騙されて入院させられた件の紹介が一切ないのは、どうしてかな。それが彼の人間不信を決定づけたって、昔ずいぶん言われてた気がするのですが、NHK特番では触れられなかったような、、、

その辺が気になって無性に「人間失格」を読み直したくなって(実家にはあるのだけど)、本屋古本屋を回ったが在庫がなかった。市内の図書館は何故か閉館、隣の市の図書館に行くと、開架はすべて貸し出し中、閉架から持ってきて3時間ほどで読み返した。

あら〜、若い時読んだほど、迫ってくるものがない。だけど、若い時には感じなかったもの感じる。

この作品の一番自分と似てると感じる点。変わってる自分を隠すために、周囲の前で道化を演じたことかな。高校の頃はそうだった。だからとっても疲れてた。(でも今は、ありのままの自分でいる。その分、学生の頃にはいなかったタイプの「敵」、変わってる人間を排除しようとする輩や、価値観を人に合わせないのは、老婆心ながらダメだという姑根性丸出しの人にたまに出くわすようになったけど。)
自分ではとても我慢してるつもりなのに、周囲からわがままだと思われてしまうってこともよくある。苦しいのに、周囲にその苦しさをわかってもらえないとかも。。。
もちろん、太宰の場合はとんでもなく頭脳明晰でいろいろなことを考えていたから、常に凡人のマジョリティから浮いてしまい、その感覚は、より顕著なものだろうと想像できる。
女性が太宰作品に惹かれるのは、こんなに女の人のようにセンセィテイブなナーバスな男性がいるってことに驚かされるからかな。男の人って粗野で単純で、自分のようにくよくよ何も考えていないものだから、自分とは遠いもののように思ってる女の人にとっては、自分に近い感性を持つ男の人は自分をわかってくれそうに思える。

この部分の繊細さという魅力は、サリンジャーの「ライ麦畑で捕まえて」や女性漫画家だけど三原順の「はみだしっこ」シリーズにも伺える。人を傷つけまい、エゴを通すまい、より純粋に打算抜きに生きようとすれば、最後は人間社会の枠からはみだしてしまうという、悲哀が共通している。

今となっては、「人間失格」を傑作と思いつつ、この二作の方が好きかもしれない。


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テーマ: 読書 -  ジャンル: 本・雑誌
by ふざけおに  at 16:34 |  日記 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

桜桃忌

近頃、太宰治没後100周年とかで、やたら話題になる。
今年の6月19日桜桃忌は、たくさんの若者が訪れたとかニュースが流れ、NHKの特集番組も幾つか流れた。

桜桃忌というと、太宰への哀悼と同時に永井龍雲の歌が頭の中に流れる。
「♪あなたから借りた太宰〜いつもならば忘れているのに〜思い出す桜桃忌」
永井の他の歌は全然覚えていないけど、何故かこの歌のこのフレーズに、歌の内容(自ら命を絶った青年への思慕)が、哀切を帯びて思い出される。

永井の話はともかく、本家本元、太宰治について盛んに太宰治のポジティブな「死にたい気分を励ましてくれる」イメージをTVで流しているのだけれど、、、、、それでいいのかな?
「死にたい気分に寄り添ってくれる」、「死にたい気分の背中を押してくれる」って感じは本当にないのかね?(笑)

いや、確かに太宰の人生はどうあれ、作品は絶対面白いと思う。文体も自由自在で天才だよね。って。太宰の作品は常に読者を楽しませるユーモアに溢れ、それは自虐的なほどのサービス精神で、心の闇を読者に意地悪く「毒」のように忍ばせるわけでなく、「出来の悪い子ほどかわいい」という痛々しいけど愛すべきものに感じさせてくれた。
険悪だった三島由紀夫を黙らせたというエピもうなずける。三島由紀夫の「金閣寺」も不健康で、耽美な倒錯した世界だと思うんだけど、太宰ほど読ませる力はないもんね。
死に方は三島の方が潔いよ。そりゃあ。

私が学生の頃は宮沢賢治没後100周年で、すごいブームになった。地元の観光地化、賢治の名を借りた商業化が問題になって、「ニセ賢治に注意せよ」という外国人の投書が話題になったと記憶している。もっとも何もない田舎にとって、そうでもして町おこしをしないとならない事情もあろうし、故郷を愛する作家達にとって、それが不名誉なこととは思わないだろうし、それはいいんだけど、あまりに作られたイメージが固定化してしまって、美化され過ぎるのはどうかな〜。

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テーマ: 今、思うこと。 -  ジャンル: 小説・文学
by ふざけおに  at 16:11 |  日記 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

映画「天使と悪魔」鑑賞日記 ★★★★★

トム・ハンクスとユアン・マクレガー。
大好きな二人の共演と知って、すぐにでも見に行きたかったのですが、なんやかやともう6月下旬で上映終了間際になってましたよ@@;。
久々に映画館で見た映画でしたが、とっても良かったです。前作の出来からして、そんなに期待してなかったのですが、予想外によく出来た映画でした。
今作はコンクラーベを舞台に事件が推移するのですが、、イタリアの美術を荘厳な音楽でたっぷり堪能できるだけで、もう見に行った甲斐がありました。
物語もスリリングにテンポよく進むので、ハラハラドキドキv
見ていて、こっちが息苦しい映像が何度もあって、手に汗握りました。
あまりに警官達が簡単にやられて、プロフェッサーがしぶといのは嘘っぽいなと思いつつ、これはお約束毎ですかね。
リアリティというと、様々な施設内部、どこまでがフィクションでどこまでが実際にあるものなのかわからないのですが、物語に気持ちが入り込んでしまって、作り物の部分とリアルな部分が連続して全部作り物、あるいは全部本物、って気分になって、そこに線引きがなくなっていく感じが良かったです。
あと前作もそうでしたが、予想通りと思わせておいて、最後に一ひねり入っているのが、心憎いです。
なんだか宗教って恐いものだね、、、って気分になりがちですが、最後は敬虔な信仰者と彼らの信じる「神」への畏敬の念に満たされ、カタルシスを得られるのでした。

やっぱり洋画はすごいと改めて思える映画でした(^^)

以下ネタバレかも******

神の雷、科学の雷、人間を断罪するのは、どちらなのか?
神に復讐心があるのか?

最初から彼が真犯人だとわかるように描き、ああ予想通りと思わせておいて、彼の信念はどこにあったのか、私は見事にフェイクにひっかりかかりました(^^;。
歴史上科学を弾圧した教会に報復を唱え、科学と宗教を融合させようとするイルミナティ。そのテロ組織の内通者と思わせておいて、、、実は彼は教会の権威を守る保守側で、現体制の科学容認の姿勢を温いと感じるため、イルミナティにみせかけたテロを自作自演したのでした。そうすれば、教会はかつてのように、科学と宗教の融合に否定的になるだろうと。
よく考えれば、テロは一見被害を受けた側が、敵を攻める口実にするために企んだ陰謀だったという、良く見るような話ではあるのですけどね。
にしても、最初はどんな狂気の沙汰の事件かと予想してたのですが、それは決して悪意ではなく、信仰心ゆえの純粋さなのが、心に突き刺さる部分でした。

ユアン・マクレガー、というと、SW以外ではマイナーな作品ですが「ブラス」が好きです。ベビースキンに童顔、くりくりした少年のような純真さを湛えた、どこか笑っているようで笑ってない瞳が魅力ですね〜。

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テーマ: 天使と悪魔 -  ジャンル: 映画
by ふざけおに  at 00:54 |  映画 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール
  • Author:ふざけおに
  • 5人家族。

    ちなみに映画の満足度指標は
    ★×5が最高です。
    ★は1点、☆は0.5です。
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