ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

ノベライズを読んで~SW・EP3ピンポイント感想2~

Posted by ふざけおに on   0 comments   1 trackback

ネタバレありです。

○アナキンが殉死しない理由
映画観て、なんでパドメの死を知ったアナキンが後追いしないのか、理由をあれこれ思ってたのですが、小説読んだ感じでは、アナキンは、妻子さえも愛していなかった自分の身勝手さをやっと気付いたからのようです。
自分しか愛していない、自分一人のことしか考えない、まさにダークサイドのシスそのものであることを悟り、大切な人への愛と思ったものさえ偽りで形骸であったと絶望したから。
もはや愛に殉ずる資格はなく、シスのベイダー卿として悪の傀儡に成り下がるしか道はなかったと受け取れます。
けれど、ルークやパドメには、悪のベイダーにさえアナキンの心がかすかにある真実、アナキンの肉親に対する愛は真実であったことを、本人以上にわかっているのでしょう。
ルークの存在を知ったアナキンの心は、どんなに救われたか、、、ルークと会ってからベイダーが殺人をやめたのは、こういう意味だったんですね。
シスに堕ちる時とは逆に、周囲にその兆候がわからないように少しずつライトサイドに近づき、土壇場で急激にジェダイに帰還したわけですな。

○オビワンの苦悩
自分も感情の多い人間なのでアナキンの苦悩に感情移入してしまい、オビワンの偉大さに敬服しつつ、感情移入はさほどできないのでした。オビワンが激しく悲嘆にくれる姿があっても良い気もしましたが、悪の道を選んだのはアナキンであり、誰のせいでもなく本人に心の隙があったからだという描き方が良いとは思います。
それに映画では、オビワンもヨーダも、アナキンがダークサイドに入った一番の理由が、妻子の命を救うためだったことを知らないのかもしれないです。
でも小説を読み終えると、映画がアナキンのエゴとオビワンの博愛という端的な構図でより善悪明確にされてるのに対し、小説は双方の互いを慕う心情の移り変わりが微細に描かれていて、気分的にはちょっと楽でした。アナキンとそれを取り巻く人間関係の問題と、共和国の腐敗とジェダイオーダーの硬直が、それぞれリンクしてシスが勝利したと描かれています。
もちろん、映像は、活字とは違うはっきりとした構図が大事だと思うのであれで良いと思ってますけど。
小説で驚いたのは、アナキンはジェダイであることや英雄であり続けることには執着がなく、マスターになりたかったのはパドメを救えるかもしれない文献をマスターでないと読めないからでした。
てっきり私は映画のアナキンのワイルドさに野心があると解釈したんですが(汗汗)、実はシンプルに妻子との愛に生きるつもりだったのが、パドメの死の予兆を感じたため、救う方法を知るためにジェダイカウンシルにとどまってるだけなのでした。そうだったのか、、、それじゃあかわいそうでしたかね。
また、オビワンが非常にアナキンを理解しており、アナキンに議長のスパイをさせることで傷つけていることに苦悩している様子が描かれています。つまりオビワンはアナキンに執着を持っているんです。その執着が盲目となり、アナキンの悪の心の増大を読めなかったと。
けれど、ジェダイである以上、悲しみの涙をとめどなく流しながらも、愛する者達を失っていく悲しみを克服し、ルークを得て新たな希望を抱くオビワンの姿も描かれています(^^)。
(そういわれればルークもおじさんおばさんの死を引きずらなかったんだよね。)

○「残念です」
は、ないだろう?<オビワン
裏切られた気持ちはわかるけど、臨月の女性に向かってそう冷たく言い放つとは@@;、ママ的にはひきましたー。
そこは紳士なら感情を抑えて、「コングラチュレーション」でしょう。胎児に罪はないし、すっかり精神的に追いつめられてる妊婦の心情を配慮するのが、人間らしい思いやりのような気がしました。
やっぱり生後6ヶ月でジェダイテンプルに連れてこられた、純粋培養のジェダイだ(^^;
小説ではそのシーン、パドメを優しくいたわるオビワンでほっとしました。

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スターウォーズ エピソード3シスの復讐 本 レビュー ?5
アナキンの心の移り変わりに焦点を当てた感想の後編の更に後編です^^えっと・・・前回の終わりがアナキンがパルパティーンに欲しいものは全て与えると言われたところまでで終わりでしたね。この後、パルパティーンは自分がシス卿であることを認めます。映画ではここからすぐ