〜パドメの死〜SWEP3「シスの復讐」ピンポイント感想4
昨日のスターウォーズEP3初日は、小学生連れも多かったです。
ジェダイ聖堂で子供の累々たる遺体を見て、男の子が「ひどいよ!」と叫んでいたのが印象的です。
以下、EP3のピンポイント感想、今回はパドメについてです。シスの復讐ネタバレあり。***
○悲劇の純愛
EP3のパドメは、夫を真摯に愛し続け、その安否を心配し続ける一人のけなげな女性で、女王様や議員としての彼女より私はとても共感できました。
アナキンがパドメとオビワンの関係を疑い嫉妬するのは、ヨーダがアナキンに注意したように、喪失への恐れは怒りとなり、深すぎる執着は独占欲になるという人の心の性をそのまま表出してるんですが、、アナキンの激情を見ていると、「嵐が丘」のヒースクリフを思い出します。
でもパドメが死んだ理由は、決してアナキンが首を絞めたからではないです。彼とオビワンの友情が自分のせいで壊れたことを悲しむものの、アナキンの嫉妬自体はそこまでパドメはショックだったわけでもないように思います。ああいうところがアナキンがかわいいところとでも言うか(笑)。(嫉妬も通常の恋愛において、相手の思いの深さを確かめ合うスパイスです。)
妻に対する暴力も、パドメはアナキンが本気で自分を殺す気ではなかったことをわかっているから、許容できるんです。だから「あの人にはまだ善の心があるわ」と言い続けるんです。(EP4のベイダーの拷問にあったレイアも、ベイダーに手加減を感じていた。)
アナキンの激しい嫉妬心もパドメには、彼の愛だとちゃんとわかっています。破滅するほど深く自分を愛し、傷つき追いつめられてしまうような彼だから、パドメも心底惚れ抜いてるんですよ〜;;
それでも、パドメが生きるのをやめようとするのは、これまた夫を深く愛してるからに他ならないと思います。
愛していればこそ、夫がこれ以上、自分の生命保守を理由に罪を犯し続けるのを見てられないでしょう。夫の狂気の原因が自分だとわかるから、生きていけないんだと思います。また人として、多くの罪なき命を犠牲にして、生き続けることにパドメの良心が耐えられないでしょう。
人道の一線を大きく踏み外した夫の変わりようにパドメは愕然とし、アナキンに以前の彼に戻るように懇願します。しかし走り出した狂気を止めるには言葉はもう意味を持たないのでした。彼女のためと自分の将来を棒に振ってまでダークサイドに落ちた彼に、そんなこと決して自分は望まないのだ、自分の命よりもあなたの命を、あなたの将来を愛しているのだといくら説得しても、人間不信に陥っている彼を失望させ余計傷つけ、凶行に走らせるだけです。
既に、ここまでに至る非道な行為が取り返しがつかないとパドメはわかるから、彼が最も執着する自分を消滅させることで、あるいは狂気の暴走は止まるかもしれないと思ったのかもしれないですが、、、、でもそういう考えに至る気力もないほど、生きる気力がないんでしょう。
愛する夫が悪に染まったのは、自分への激しい愛ゆえだとわかるから、、その激情の前には自分はあまりに無力で取り返しがつかないから、悪に変わっても彼への愛は変わらず彼の生き地獄を見続けることは彼女の精神の死に等しいから生きていけない、そういうパドメの心情はよくわかるのでした。
二人の悲劇の純愛は死して結ばれる悲劇が幸せに思えるほど、引き裂かれた更なる悲劇なのでした。
○出産シーンの必然性
終盤、アナキンの体が燃えるのと、機械人間への手術だけでも十分、ショッキングなのですが、パドメの出産シーンもなかなか生々しいです。二人の苦痛がシンクロするのが、胸に突き刺さるのですが、、、、、
にしても生命の危険が迫る母体なら、帝王切開かあるいは生体に負担をかけない無痛分娩にしないと、、まして双生児であれば母体の負担が大きく、母子ともリスクは高いはず、、、医学的処置はしたようですが、それでも母体にあえて負担をかける理由はなんだろうと、、、、ママ的に不思議に思いました。
何のためのパドメが苦しむ出産シーンなのか、、、、彼女がジェダイを愛し堕落させた姦淫の罰なのか、とも一瞬思いましたが、、、、
むしさんが前から予想されてましたが、やっぱりそれかもしれないです。<むしさん、EP3見たら、感想語りに来て下さいね(願)。
母の愛を知らないオビワンに(観客に対しても)、生命の誕生の瞬間を、愛の神秘を見せるため。母性や父性がなんたるか、如何にアナキンとパドメのピュアな愛が残した輝きが、オビワンにとってかけがえのないものであるか、、、
彼は所詮、アナキンの教師でしかなく、肉親の代わりにはなれなかったのだと悟る日がこれから来るのでしょう。。
子供はやはり父母の元で育つのが自然だと、、
残された希望は、博愛の友情の元に輝きます。けれどそれは喪失が受容できないほど純粋に愛し合う二つの魂が残した光なのでした。

さて、PS2のゲーム早速2号がやってます。面白そうですが、とっても私ができそうにないゲームですな(^^;難しそうなのもあるんですが、アナキンやオビワンが死んでゲームオーバーになるのをとっても見てられないから。
2号には字幕でプレイするように言って聞かせてます。だってヘイデンクリステンセンの声が聞きたんだもん。(インタビューによると自分の声が嫌いらしい@@全く、あの甘い声に聞き惚れる女性がいっぱいいるのになあ、、、)
ジェダイ聖堂で子供の累々たる遺体を見て、男の子が「ひどいよ!」と叫んでいたのが印象的です。
以下、EP3のピンポイント感想、今回はパドメについてです。シスの復讐ネタバレあり。***
○悲劇の純愛
EP3のパドメは、夫を真摯に愛し続け、その安否を心配し続ける一人のけなげな女性で、女王様や議員としての彼女より私はとても共感できました。
アナキンがパドメとオビワンの関係を疑い嫉妬するのは、ヨーダがアナキンに注意したように、喪失への恐れは怒りとなり、深すぎる執着は独占欲になるという人の心の性をそのまま表出してるんですが、、アナキンの激情を見ていると、「嵐が丘」のヒースクリフを思い出します。
でもパドメが死んだ理由は、決してアナキンが首を絞めたからではないです。彼とオビワンの友情が自分のせいで壊れたことを悲しむものの、アナキンの嫉妬自体はそこまでパドメはショックだったわけでもないように思います。ああいうところがアナキンがかわいいところとでも言うか(笑)。(嫉妬も通常の恋愛において、相手の思いの深さを確かめ合うスパイスです。)
妻に対する暴力も、パドメはアナキンが本気で自分を殺す気ではなかったことをわかっているから、許容できるんです。だから「あの人にはまだ善の心があるわ」と言い続けるんです。(EP4のベイダーの拷問にあったレイアも、ベイダーに手加減を感じていた。)
アナキンの激しい嫉妬心もパドメには、彼の愛だとちゃんとわかっています。破滅するほど深く自分を愛し、傷つき追いつめられてしまうような彼だから、パドメも心底惚れ抜いてるんですよ〜;;
それでも、パドメが生きるのをやめようとするのは、これまた夫を深く愛してるからに他ならないと思います。
愛していればこそ、夫がこれ以上、自分の生命保守を理由に罪を犯し続けるのを見てられないでしょう。夫の狂気の原因が自分だとわかるから、生きていけないんだと思います。また人として、多くの罪なき命を犠牲にして、生き続けることにパドメの良心が耐えられないでしょう。
人道の一線を大きく踏み外した夫の変わりようにパドメは愕然とし、アナキンに以前の彼に戻るように懇願します。しかし走り出した狂気を止めるには言葉はもう意味を持たないのでした。彼女のためと自分の将来を棒に振ってまでダークサイドに落ちた彼に、そんなこと決して自分は望まないのだ、自分の命よりもあなたの命を、あなたの将来を愛しているのだといくら説得しても、人間不信に陥っている彼を失望させ余計傷つけ、凶行に走らせるだけです。
既に、ここまでに至る非道な行為が取り返しがつかないとパドメはわかるから、彼が最も執着する自分を消滅させることで、あるいは狂気の暴走は止まるかもしれないと思ったのかもしれないですが、、、、でもそういう考えに至る気力もないほど、生きる気力がないんでしょう。
愛する夫が悪に染まったのは、自分への激しい愛ゆえだとわかるから、、その激情の前には自分はあまりに無力で取り返しがつかないから、悪に変わっても彼への愛は変わらず彼の生き地獄を見続けることは彼女の精神の死に等しいから生きていけない、そういうパドメの心情はよくわかるのでした。
二人の悲劇の純愛は死して結ばれる悲劇が幸せに思えるほど、引き裂かれた更なる悲劇なのでした。
○出産シーンの必然性
終盤、アナキンの体が燃えるのと、機械人間への手術だけでも十分、ショッキングなのですが、パドメの出産シーンもなかなか生々しいです。二人の苦痛がシンクロするのが、胸に突き刺さるのですが、、、、、
にしても生命の危険が迫る母体なら、帝王切開かあるいは生体に負担をかけない無痛分娩にしないと、、まして双生児であれば母体の負担が大きく、母子ともリスクは高いはず、、、医学的処置はしたようですが、それでも母体にあえて負担をかける理由はなんだろうと、、、、ママ的に不思議に思いました。
何のためのパドメが苦しむ出産シーンなのか、、、、彼女がジェダイを愛し堕落させた姦淫の罰なのか、とも一瞬思いましたが、、、、
むしさんが前から予想されてましたが、やっぱりそれかもしれないです。<むしさん、EP3見たら、感想語りに来て下さいね(願)。
母の愛を知らないオビワンに(観客に対しても)、生命の誕生の瞬間を、愛の神秘を見せるため。母性や父性がなんたるか、如何にアナキンとパドメのピュアな愛が残した輝きが、オビワンにとってかけがえのないものであるか、、、
彼は所詮、アナキンの教師でしかなく、肉親の代わりにはなれなかったのだと悟る日がこれから来るのでしょう。。
子供はやはり父母の元で育つのが自然だと、、
残された希望は、博愛の友情の元に輝きます。けれどそれは喪失が受容できないほど純粋に愛し合う二つの魂が残した光なのでした。

さて、PS2のゲーム早速2号がやってます。面白そうですが、とっても私ができそうにないゲームですな(^^;難しそうなのもあるんですが、アナキンやオビワンが死んでゲームオーバーになるのをとっても見てられないから。
2号には字幕でプレイするように言って聞かせてます。だってヘイデンクリステンセンの声が聞きたんだもん。(インタビューによると自分の声が嫌いらしい@@全く、あの甘い声に聞き惚れる女性がいっぱいいるのになあ、、、)
今朝、石原都知事がSWをアラビアンナイトと同じだ。ストーリーが陳腐でこんなの作ってるからハリウッドは進展がないみたいに、こき下ろしてましたが、EP3までちゃんと見れば「太陽の季節」や「なんとなくクリスタル(田中知事)」以上に文芸的価値はあると私は思いましたけどね(^^;好きずきでしょう(苦笑)
にしても、アラビアンナイトは日本のどの作家の小説より、世界中に愛読されてるんですけど、、、

昨日の舞台挨拶のニュースです。この写真の中にいるなずなんです。ずっと後ろの方ですけど。
舞台挨拶は異例のことだった上に1回切りだったんですね。フォースの導きに感謝です(^^)。
にしても、アラビアンナイトは日本のどの作家の小説より、世界中に愛読されてるんですけど、、、

昨日の舞台挨拶のニュースです。この写真の中にいるなずなんです。ずっと後ろの方ですけど。
舞台挨拶は異例のことだった上に1回切りだったんですね。フォースの導きに感謝です(^^)。

