ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

病めるアメリカ~SWEP3シスの復讐、旧友の感想1~

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

「SW EP3」は、ホントに重い作品だったね。
20世紀という時代に生を受けて、少なくとも前時代よりはマシな社会に生きているという意識を抱いてきたけれど、今になってそれは幻想にしか過ぎなかったということを痛感します。
SWで描かれていた世界は単なるSFの次元を超えて、今という時代と不思議なほど符合しているもの。それは監督ルーカスの意志を超えて、歴史(人間の生き様)の真実を伝えていると思うのです。
だからこそ、一国独裁の道を歩むアメリカ人の心を掴んでいるのでしょう。
当初観て楽しむエンターテインメント性の高い作品だったはずのSWは、
20数年という年月を経て、未来ではなく現在を象徴する歴史ドラマへと変容していると思います。
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先週、学生時代の親友トゥーンウイそっくりのHちゃんとSWのエピソード3を見ました。私は6回目(^^;
その彼女の感想メモが届きましたのでせっかくなので紹介しておきます。
Hちゃんは名作映画ファンで特にSWファンではないのですが、彼女の妹と私が20数年前熱心なハリソン・フォードファンだったので、学生時代一緒につき合わせてEP6を映画館で見せました。
歳月が流れ、3年前、EP2を彼女と私の娘達と一緒に見ました。最近では「キング・アーサー」と「パイレーツオブカリビアン」を一緒に子供連れで見たかな。
その彼女とEP3を見る直前、お茶飲みしながらこんなこと話してました。
「私は、昔、君と妹がSW(旧作)に夢中になってたからつき合って全部見てたけど、何が面白いかさっぱりわかんなかったんだよね。でも一昨年、君とEP2を見に行ってから、SWを面白いと思って初めて興味湧いたよ。あの後どうなったかすごく気になってたから、EP3は絶対映画館で見ようと思ってた。ヘイデン・クリステンセンがいいね。美しいもん。あの陰のある感じはアメリカ人にはなかなか出せないんだよ。陽気なヤンキーにはない、北欧系スラブ系の上品な顔立ちで、憂いを秘めた感じがまたいいんだよね~。」と夢見るようにうっとりvv
う、何を隠そう、私の西洋人コンプレックスは彼女の影響だったと思い出しました(笑)
私達ミーハーなのよね。そういや20年前、彼女はジェームズ・ディーンに熱中してたしね。彼女が名作古典映画を好んでずいぶん見ててその影響で私も映画見るようになった気がします。私と来たら、SWや007とかインディジョーンズが好きだったんですが、彼女は「ひまわり」「ドクトル・ジバゴ」「風と共に去りぬ」あたりに一番夢中だったんでないかな。マストロヤンニ、クラーク・ゲイブル、アラン・ドロン、ロバート・デニーロ、ロバート・レッド・フォードなんかが好きだったような。。。そういや、レッドフォードの「幸福の条件」は条件に絶対無理のある話だったよねとか語り合ったっけ。
そんな私達にEP2のメロドラマは合ってたんですよ。若い頃、映画を通して恋愛を語り合った頃を思い出したというか。
でも彼女は「ヘイデンに比べ、相手役のポートマン、パドメが情感がないのが惜しかったよね~。」と。「世間的には逆じゃないの?私はどっちも良かったと思うけど、どっちかというとパドメの方にもっと葛藤があると感情移入できたかな。EP3のパドメは情感あると思うよ」と言うと、「SWファンって基本的に男の人が多いでしょう?男は男に厳しい目を向けるんだと思うね、だいたいSWにおいてヘイデンは美男子過ぎ(笑)。その点、異性(美女)には甘いもんなんだよ。」
そういや彼女は、ユジンに対しても厳しいんだよね。
去年は、二人でペ・ヨンジュン話で盛り上がってたんです。彼女の影響で冬ソナを見始めた私。そしたら彼女ったら、「ヨン様はもう醒めた~。冬のソナタが良かったのであって、他の作品を見たいとまでは思わないんだよね」
私としてはできれば、秋のヨン様映画も彼女と見たいんだけどなあ。
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それで、いざEP3を見終わったらやっぱりあまりの悲劇に言葉もないって感じ。
映画館出てしばらくして「すごい気が滅入る重い映画だね。見てて疲れた、消耗した。いや、素晴らしい映画だったよ。でもこんな暗い映画が全米で大ヒットしてるんでしょう?やっぱりアメリカは病んでるんだよ。自由が弾圧されつつある今のアメリカの社会病理を象徴してるね。」と。
さすがアカデミックでリベラルなHちゃん、そこを一番強く感じるかい(おい)。帝国の傘下にいる我々も憂える事態と思うようです。
後日アップしますが2号の感想を聞いても、ホントそれぞれその人の強く感じる現実と密接に結びついた何かを想起させ、多様な感想を引き出すからEP3は傑作なんですな。
「ベトナム戦争の問題が、結局また再現されてるから、今のアメリカの国情を暗喩してるように見えるらしいんだけど、、でもこれはやっぱり確信犯かな?いや本来的にはアナキンみたいなのを確信犯と言うんだけどさ。(笑)」
ってやりとりから始まって、その後レストランで夕食食べながら、色々感想を語り合いました(^^)
彼女の茶化しのないまっすぐな捉え方は、いつの間にか汚れちまった自分の悲しみを感じたり・・・、その話は明日の日記で。

彼女の長女とうちの1号はどっちも中1。彼女らは「鋼の錬金術師」を見たのですが、Hちゃんは娘に「あんたもSW見た方が良かったよ。こういうのがためになるんだよ。後で見なさいね」と言ってましたが、どっちも見た1号は「ハガレンはハッピーエンドで良かったし面白かったよ。うぶめの夏とシスの復讐とハガレンじゃ、ハガレンが一番笑えるところがあって面白い。今回のスターウォーズはどよーんとしてうーんと暗いからイヤなんだよね」と言ってました。
1号は、スターウォーズシリーズ通して、EP1が一番好きなんですよ(笑)。

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