ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

DVD「ターミナル」観賞日記★★★★★

Posted by ふざけおに on   2 comments   0 trackback

夜、主人と二人でスピルバーグ監督トムハンクス主演の「ターミナル」DVD観賞しました。この映画も旦那は寝ませんで、夫婦の会話が成立しました(笑)。二人で見た映画で一番感動を分かち合えたのは「スタンドバイミー」だったんで、うちの旦那はアクション映画やSFファンタジー要素が退屈なのですね。きっと(^^;
「ターミナル」は本当は映画館で見るつもりだったのですが、子供が喜ぶ娯楽映画を優先すると後回しになってしまってましたが、ずっと見たいと思っていた映画でした。「ポーラーエクスプレス」も良かったので。
予想通り、とっても良い映画でした。ユーモアとウィットに富み、こんなことのありえないとわかっていてもそれが映画の面白さだと楽しめるのが良いですね。さらりとした感動と映画を見終わったときの余韻もばっちり。
観客が「映画」に求めるものを、そのままに与えてくれるのです(^^)。

以下ちょっとネタバレありです。
政情不安の東欧の国から、この男は何をしに来たのか、すごい深刻な話になりそう、、、とか思ったら、、、
彼に政治的意図はなく、全く個人的な目的のために、合衆国に来たのでした。
それは終盤までアカされないのですが、亡き父の約束で、父が好きだったジャズミュージシャンのサインをもらいに来たのでした。
序盤の空港でのどたばた劇は腹抱えて笑いました。主人公が労働し報酬を得て空港を快適なマイホームに変え、友達を得ていく様は、愉快でした。
そんなことあるかい!?空港を勝手に改装したり、ロシア語話せる人間が空港に彼しかいないわけないとか、あれこれ、これはうっそーと思いつつ、笑いの中でだんだん映像の世界に引き込まれて行くのでした。
また不倫中のスッチーとの夢のような恋もまた甘く儚い定番のロマンスなのでした。メランコリックな気分を味わえます。
これだけ紆余曲折の大騒動の末、主人公は念願のジャズ演奏家にサインをもらいます。けれどそれはただそれだけのことであり、何の大げさなことではないことに気づかされます。そのささやかさな満足のために、人は日々を生きていることに、今の自分の人生を少しだけ重なる気がして、元気になれるのでした。

考えてみれば、日々、労働の報酬を得ては浪費し、浪費しては労働の報酬を得るの繰り返しで、そのラインを外れたら人並みに安住できないかのごとく、あくせく過ごしています。でも、そんな永遠の昨日が続くだけの色あせた日常に、ほんのりとした彩りの明日が到来しそうな気分になれるのがこの映画の良さですね。

スッチーの元カレ略奪愛は唐突でしたね。
このスッチーとの別れのドラマにもうちょっと情感あれば、往年のチャップリンを思わせる作りの映画でした。
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Comment

月ひつじ says... ""
ぼくはあまりスピルバーグ監督が好きじゃないのですが、この作品は好きな部類です。空港好きだからっていうのもあるのですが(笑)。

大量に放送されていたCMだと「感動大作」風でしたけど、もっとコメディータッチのさらっとヒューマン系でしたね。へんに感動大作より全然いい。

最後は消化不良感はありますけど(スピルバーグ監督っていつも)、キャストがズバビンゴにはまっていたのと、子供心に触れるファンタジーが、なんだか自分のコアな部分の琴線に触れる。

この「過度」「過剰」な時代に、ほんのり系がいい感じではまりました。なにせ普段はアクションやSFばっかり見てるもんで(笑)。
2005.08.15 10:42 | URL | #- [edit]
ふざけおに says... ">月ひつじさんへ"
>スピルバーグ監督
私は元々この人のインディジョーンズから、はまったので、スピルバーグも好きです。彼のヒューマニズムを模索する映像にはまりまくりました。でもスピルバーグの映画ってソツが無さ過ぎて良くも悪くも映画館で完結してしまい、残るものが少ないんですよね。ここにも書きましたが↓、
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/5686/page028.html#lcn069
その点ルーカスの監督業は洗練されてないダサさがあるし、お子様向けっぽいんだけど、「アメグラ」含め心にひっかかる感傷が残るんですよ。
この二人が組むインディジョーンズ、ちょっと期待してます。
というのは、失われたアークの時インディは考古学資料をナチスと奪い合い、彼は「美術館のものだ」と当時の価値観で叫んでましたが、さて50代になった彼がそのままの価値観でいるとは、ルーカスやスピルバーグのアカさからは考えられないので。その辺にスポットがあたると深いかも。痛快アクションだけでは終わらないと思いたいですね。

宇宙戦争は、マイノリティリポートが好きだからどうかなって思いましたが、EP3を見た後にバッドマンビギンズも宇宙戦争も、自分の中では影が薄くなるのが見えたので、気持ちが切り替わったところでレンタル待ちがいいかなって思ってます。
月ひつじさんの宇宙戦争のレビューも気になったし、最近のトムのイっちゃってる発言が怪しいのでやめたのもあります(笑)
スピルバーグは面白い過ぎの映画を量産しすぎて、彼の娯楽ものパターンが飽きられたのが、ハリウッドリメイク映画衰退の原因にもなってるのでしょうかね。

>CMだと「感動大作」風でしたけど
あのCMはちょっとイメージ違い過ぎでしたね~。プライベートライアンとはカラーパープルを予想して気合い入れて見た私はバカでした(--;

>アクションやSFばっかり
私なんか最近アニメと特撮ばっかりです(笑)
旦那に「どうして、ジェラシックパークで眠くなるの?」と聞いたら、あんな方法で恐竜が再生ができるわけないって、SWはライトセーバーが嘘くさいとか、現実味がないものはダメだそうです(笑)。
「シンドラーのリスト」「ニュースの天才」「戦場のピアニスト」なんかでは眠くならないんだそうです。私が好きな男女のメロドラマもだめみたいですし。人それぞれですね(笑)。
2005.08.17 16:12 | URL | #- [edit]

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