ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

妖怪大戦争鑑賞日記★★★★

Posted by ふざけおに on   0 comments   1 trackback

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先日、何のたたりか地震に見舞われ見損なってしまった妖怪大戦争。やっと無事見られました。一番見たがっていた1号とは予定が合わず、3号と見てきました。
3号はもう怖い~怖い~と涙目で息も絶え絶え、、、(私は神木君かわいい~かわいい~と萌え~vv)始まって数分経つと3号は耐えられずに私にしがみつい来たので「目をつぶって耳をふさげば?」と言ったのですが、これがどうしても怖いもの見たさにスクリーンを見てしまう子供の性なのでした(笑)。「妖怪電車」のあたりでは、もうダメーって感じで、「飲み物買って来るぅ~;」とついにシアターから逃げ出してしまった3号、途中で引き返し「やっぱり一人でジュースに買いに行けないからママ来て~;」全身冷や汗。
しょうがないなあって、つき合ってカルピス買って再び席に着くと、すねこすりが出ててそのかわいらしさにちょっと怖さを忘れたようです。その後「ママ、これって妖怪が妖怪をやっつける話なの?」とけろっとして聞くので、「そうなんじゃないかな。」と言うと、「なーんだ。怖くないじゃん」とか急に態度がでかくなり、中盤からはきゃきゃっと笑い声をあげてました。
見終わった後、「全然怖くなかった、とっても面白かった~」とジェットコースター降りたような安堵感、恐怖心を乗り越えた達成感に満足げでした。こうして怖いものを乗り越えて大人になるのね(笑)
ああ、この映画は妖怪大好きな1号とあほらしいギャグが大好きな2号はさぞかし喜んだことでしょう。
実際館内、小学生の親子連れで賑わっていました。
夏の娯楽映画らしい、日本古来の風景を伝え、人と自然の調和をユーモラスに描いた面白い映画だと思います。
冒頭は「ユタと不思議な仲間達」や「風の又三郎」を思わせ、都会から田舎に来た子がひと夏の不思議体験の中で成長していくという定番の冒険物語を予感させます。厳かに行われる夏祭りの映像は、遠野物語のように万物に精霊が宿り、人と万物が共生している日本固有の自然観世界観を感じさせます。
日本古来の風景と言うと「千と千尋」や「となりのトトロ」で感じたノスタルジーにも似てますが、「妖怪大戦争」はじわりじわりと非日常が迫ってくる不気味さが印象的です。宮崎アニメやハリウッド映画のようなスピードやスリルはないが、緩慢に煽られる不穏な気配が絶妙。子供の頃見た白黒映画「大魔神」や「ガメラ」のような特有の邦画の暗さが懐かしく、またあの頃感じた闇を恐れる不安な気分が蘇る映像でした。
主人公が等身大の小学生で、最初は弱気で非力でも、少しずつたくましくなって英雄になっていく姿は、見ている子供達は感情移入できるでしょう。(美少年好きの大きなお姉さんや妖怪好きの大きなお兄さんも感情移入できます。)
主人公の家庭事情が現代的で、モンスターとの心の交流や別れ、祖父との絆、姉への思慕と言った情に迫る要素がふんだんにある割には、そこに焦点があってなかったのが惜しいといえば惜しいですね。妖怪の紹介とそれを追う大人に時間がとられた分、スピルバーグやディズニー・ピクサーのようにあざといくらいそつなく泣かせる映画にはなってないのですが、作り手がマニアックに楽しんでる遊び心がわかるので、この泥臭さが良いのだろうなと思いました。
ラストシーン、少年が大人になり多くの他の大人達と同じように妖怪を忘れた頃、また悪魔が復活する気配に、どこか虚無感が漂います。大人になってしまうもの悲しさを醸し出していて、自分もこの主人公と同じだと気づき、自嘲的な気分にさせられました。
けれど映画を見てる多くの子供達は、そんな大人の苦さがわかるはずもなく、怖い映画を楽しめた気持ちに満足して席を立つのでしょう。いつか彼らも知るであろうこの苦さ。そして彼らの横には子供がいるのかもしれませんね(^^)。

以下どうでもいいツッコミ。
○アニメじゃない♪
少年の聖剣をふるうアクションシーンが、剣に子供が使われてる感じになってるのが良かったです。これがリアリティですよね。いきなり剣を上手に使ったら変だもんね。さすが、アニメじゃない♪
(ロボットいきなり操縦できるのは超能力者という設定にしないとねby富野)
○妖怪とは
あまり社会的な生き物ではないのが笑えます。ロードオブザリングのエントやゴーストみたいに、妖怪達を共に戦う仲間にするのはたやすくない。結局共闘したわけでなく、東京のお祭り騒ぎに全国の妖怪が物見遊山に来ただけという、、、、
ホント、何の役にも立たない小豆洗いの自分のやりたいことしか眼中にない行動が世界を救うとは@@爆笑!彼にとってあの行動は彼がそれである存在理由なんだよね(笑)
○帝都物語の続編?
加藤保憲って、あれ?帝都物語の悪役にそっくり~と思ったら、まんまその人物だったようで、関係のある話だったんですね(笑)。
○すねこすり
ぬいぐるみ過ぎ~。グレムリンよりぬいぐるみだった。CGで何とかならなかったのかと思いますが、まあ3号はすっかり感情移入してました。
○ぬらりひょん
体はぬめりそうですが、滑舌悪い妖怪ですなあ(笑)、って、忌野清志郎だったのか、、
私、日本のタレントや有名人よく知らないので、知ってる人は10倍楽しめるのでしょう。
ついでに妖怪の予習してから行くと、100倍楽しめそうです。私はわからないのが多かったんで、妖怪の種類を把握してからもう一回見たいです。
○田舎の子供達
意地悪なだけで出番がなくなってしまった。。。。
○川姫の愛憎
川姫と加藤の過去って何なのかな?川姫は人間との間に何があったのかな?「復讐心」は人間である証とすると、妖怪は「復讐」したりしないのですか?
多分、復讐するのが人間や妖怪の心の醜さだとしても、それだけではないと言いたいのでしょうけどね。
○真っ白な嘘
罪のない、人を幸せにする嘘ではありますが、、、。
佐田のためには本当のことを言ってあげる方が良かったかもしれないとふと思う。。。
○物は大切にしましょう。戦争は腹が減るからやめましょう。健康のために小豆を食べましょう。
シンプルなメッセージが良いですね。

今月末に、学年PTA行事でお化け屋敷を作ることに。子供が喜ぶものをって話し合った結果です。
妖怪と毎日格闘中で、毎日が妖怪大戦争です。(ーー;

そういえば監督の三池崇史氏の作品は、「ゼブラーマン」見たことあります。
あれも面白かったですねえ。
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妖怪大戦争
観てしまいました!妖怪大戦争・・・仕事疲れで思考力が低下した状態でレイトショー♪深夜に女一人で妖怪大戦争♪なかなか良いシュチュエーションです。映画は、はっきりいっ