ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

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Posted by ふざけおに on

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映画の日、11回目のスターウォーズEP3感想~その1

Posted by ふざけおに on   6 comments   0 trackback

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10月1日、映画の日SW・EP3「シスの復讐」、6月27日に先行上映を見た1号と見てきました。
1号は初見時、EP3は、「すごい悲惨な話。さいあく~どんより~;王の帰還も世にも不幸せな物語もこれに比べりゃ全然悲劇じゃないよぉ」と具合悪そうにしてました(^^;で、翌日腎臓の調子が悪くなり、本当に寝込んだのです(汗)。
ちなみにEP3に比べればさして不幸でもない「世にも不幸せな物語」とEP3の共通点は、子供達の両親と子供達をひきとった人が死んでしまうことだとか、なるほど~@@;)

それでも1号は2回目、吹き替えを見に行きたいと自分から言いだし、その時は馴れたせいかけろっとしてましたが、その後に見た「ハガレン」や「ガッシュ」の方が断然面白いと言ってましたね。最近「チャーリーとチョコレート工場」を見て、こういう映画が一番好きと言ってましたが、、、、なんでかまた刺激ほしさにもう一度EP3を見たいと言い出した1号なのでした(笑)悲劇はくせになるんだよね。

1号は3回目のシスの復讐見終わった後、「つくづくパドメがかわいそうだー!!アナキンは自業自得だからしょうがないけど、パドメは何も悪いことしてないのに~;」と嘆いていました。
1号はEP1でSWにはまったクィーンアミダラファンなのですよ~。
1号はEP6見ても救いを感じないだろうから、パドメファンはカタルシスを永久に得られないわけで具合悪くなるのもわかる気がします;
この年代の年頃の子に、パドメの生命は受け継がれているのだからと、彼女は子供達に希望を託したのだと、言ったところでなかなか納得できないのも無理はないと思うのです。
だいたいEP3のパドメは、ほとんど泣いてばかりでしたね(ため息)。アナキンのバカー!!!と言いたくなる気持ちも大いにわかるのでした。
********************************

私はというと、EP3観賞は11回目です。(正気の沙汰ではないぞ!)
改めて心を無にしてエピソード3を見ると、最初1回目に見た時とほぼ同じ気持ちを抱いていることに気づきました。
なんと言ってもアナキンとパドメの逢瀬のシーンを最も切なく感じます。コルサントに帰還しパドメの元に走るアナキンと、ムスタファーで最後の抱擁にお互いが駆け寄る姿が重なって、どっちも泣けました。二人ともこんなにもお互いを求め愛し合っているのに・・・・
ジェダイやらシスやら銀河にバランスがどうのという理屈抜きに、美しくも儚い二人がひたすら切ないのです。

アナキンは、長期に及ぶ戦争にすっかり辟易し、一刻も早くパドメと平和の中で家庭を持ちたいと焦っているのがよくわかります。
赤ん坊がもうすぐ生まれるというのに、戦争は終わりそうにないし、母親の時のようにパドメの死を暗示する夢を見てしまうし、評議会にマスター昇格を否認された不満と議長のスパイを命じられた不満とが加わり、アナキンが一人葛藤を抱え込んで心理的危機に陥っていくのが手に取るように感じられました。
心の支えでありジェダイ評議会との信頼そのものであったオビワンが、一人戦場に去ってしまう後ろ姿を見送った時、アナキンはジェダイとの信頼の拠り所を失ったと感じているのも痛々しかったです。

アナキンは、パドメを死から救う方法は、シディアスに教えを請うしかないと思いシスに転向しますが、シスなら晴れてパドメとの結婚生活を隠匿する必要もないのもまた魅力だったのではないでしょうか。
ジェダイ聖堂に向かうベイダー卿に、シディアスは「ジェダイを滅ぼさなければ終わりなき内戦に突入する」と言いましたが、一刻も早く戦火を収め子供達と一緒に平和に暮らしたいと願うアナキンにとって、「終わりなき内戦」という言葉は殺戮に向かうのを容易にしたように思われます。ジェダイ殲滅は、彼にとって最優先に絶対不可避なことに思えたのでしょう。
その後パドメのアパートに帰ったアナキンが、「戦争を終わらせる、君は僕の愛だけを信じればいい」とパドメに言い聞かせた言葉からも、彼は子供が生まれる前に戦争を終結させ、安定した社会でパドメと赤ん坊と一緒に過ごしたいがために、人としての一線を越えてしまったのだと思えました。

ナブーで子供を産みたいというパドメに、「君はとても美しい」というアナキン。
パドメは公人である自分を捨てて、家庭を築くことを既に決意しています。アナキンは政治家の地位を惜しみなく捨てようとする彼女に、男として誠実であろうとする純粋さゆえ、全てを捨てて彼女を守ろうと思ったのかも知れません。その思いこみの激しさと彼女を失う不安とが交錯してしまって、愛のためには殺戮をも厭わないというエゴイズム(愛と混同した所有欲)へと向かう焦りになったのでしょう。

思えばEP2でカットされたシーンに、ナブーのパドメの両親の家を訪ねるシーンがありましたが、あれは重要な伏線に成り得たのにと、今から思うとカットされたのが惜しい気がします。
アナキンもパドメも共に安らげる家庭を持ちたいと願っていました。愛に溢れ子供達に囲まれたささやかな幸福を二人は夢見ていたのでした。
けれど、その夢は果たされません。

非道なことをしてでも子供達とパドメとの幸福の日々を永久に確保しようとしたアナキンには、パドメが他者の犠牲の上に安穏と生きられるはずがないことを思い及びませんでした。
若く一途なアナキンが、それしか選択できなかった彼の限界もわかるだけに、やるせないのです。
パドメは自死に至り、あんなにも愛し合っているにも関わらず心離れたまま、死が二人を隔てたことを思うと、アナキンとパドメの全てのシーンを、この上ない悲劇と感じるのでした。
私は結局美しいけれど悲しい二人の悲恋が見たくて、バカみたいに11回も劇場に足を運んでいるのだと気づかされます。

映画を見た後、しばしやるせなさに打ちひしがれるのですが、ふと過去に見た未来の物語、彼らの子供達の愛と勇気の物語へと意識を向けると、どん底の絶望にあって初めて差し込んだ一筋の光明を見たように、得難い大きな感動を覚えます。
夕陽を見つめるルークを抱くオーゥエン夫妻のラストシーンを見た時と同じ感動です。
絶望が大きければ大きいほど希望を強く感じるように、悲劇が染みこんだ心の哀しみが浄化され、全てに感謝したい敬虔な気持ちになるのが不思議です。
両性の愛から尊い生命は誕生し、その生命は多くの人々の愛と思いやりに育まれ、やがて暗黒の世界に光をもたらします。そしてそのフォース(スカイウォーカー)の血をひく二つの生命への慈しみを共有する者達は皆、かつての愛憎を越え、共に生命の神秘そのものとも言えるフォースに還ったことを思えば、「May the Force be with you」という言葉が、より輝かしい厳かな響きを伴って、私には感じられるのでした。
まさにスターウォーズを生命の賛歌だと思える瞬間でもあります。

うああ、今日は弱り目に祟り目。何度も書いた内容をミスで消してしまって、先に書いたこと思い出しながら感想アップするのにこんな時間になってしまいました。先に書いた感想はもっと良い文章だった気がする~もう思考力なしでまとまらないまま妥協してアップし、もう今日はこれで寝ます。

明日の夜、こちらの映画館でもいよいよエピソード3公開最終日なので、頑張って12回目のプロポーズならぬ12回目の破局を見に行って参ります。
その前にヨン様映画も見てきたいです。
その前に学芸会前のPTAコーラスのリハーサルもあるし、荒れる役員会対策に総務との相談もあるのですが、果たして行けるんだろうか(--;
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Comment

たろう says... "ヘイデン近況"
はじめまして。いつも読み逃げですみませんが、7月のSW祭りの頃からこちらのHP愛読させていただいています。ふざけおにさんの、深く愛のある分析にはいつも膝を打ってばかりいます。

私も、特にSWマニアというわけでもないのに、ここまでepi3に心酔したのは、単純、純粋にアナキンとパドメの愛の物語に心を打たれていたんだなーと最近思い始めています。

ところで、ネット上を徘徊していて得た情報なんですが、ヘイデンの新作のひとつが、アンディ・ウォーホールのミューズだったイーディを描いた「Factory Girl」だそうで、共演がけっこうすごいんですよ。主人公のイーディーに今をときめくシエナ・ミラー、ヘイデンがシエナの恋人ミュージシャン役。他にはアンデウィ・ウオホール役にガイ・ピアース、役柄は不明ですがグエン・ステファニーなどが出演するそうです。なんだかカッコイイキャストですね。で、画像でシエナとヘイデン君がご歓談している姿を見たのですが…ヘイデン、微妙に二重あごになっていて、かなりふくよかになられていて…。SWの繊細で美しいお姿はあの年齢特有の一過性のものだったのかしらと、案じている次第です。ディカプリオも、一時恰幅のいいオッチャン化した時期がありましたもんね。ヘイデンの今後が気になるところです…アナキンのイメージが…。
2005.10.24 22:14 | URL | #- [edit]
nanako says... "サウンドトラックをききながら"
はじめまして。いつも、なるほどとおもいながら、読ませていただいております。
特に、日劇でヘイデンと遭遇したときのあの臨場感あふれる文章にはもう、その場に私がいるような錯覚さえ、覚えました。何度も、読み返してはそのたびにほほえましくて笑ってしまいました。
なんとなく、私と似たような人生を歩まれているような感じがして、勝手に親近感を持ってしまっています。
いつか、一言、お話したくて書いてしまいました。
今は、エピソード3のDVDが届くのを、サウンドトラックをききながら、ひたすら待っている毎日です。
2005.10.26 10:45 | URL | #- [edit]
ふざけおに says... ">たろう様へ"
初めまして。いつもここを読んで頂いてるようで、感激です。
SW話題書き連ねながら、祭りもそろそろ終わったし、誰も読んでくれないかも、、、なんて寂しい気持ちになってましたので、余計。

>深く愛のある分析
ありがとうございます。SWをこよなく愛してますから(笑)

>epi3に心酔したのは、単純、純粋にアナキンとパドメの愛の物語に心を打たれていたんだなー
そういう方が結構いらっしゃると思うんです。
やっぱりEP2,3においては、それが一番の泣き所というくらいに、二人の悲恋が全ての始まりと感じますね。

>ヘイデンの新作のひとつが、アンディ・ウォーホールのミューズだったイーディを描いた「Factory Girl」
次回作2作品の情報は見たような気がしますが、これはきっと最新情報なのですね。共演の方はよくわからないんですが(疎くてすみません)、すごいです。どんどん出演作が増えていきますね。

>画像でシエナとヘイデン君がご歓談している姿を見たのですが…ヘイデン、微妙に二重あごになっていて、かなりふくよかになられていて…。
来日した時はEP3の時よりだいぶ痩せてるーーー@@って感じしましたが、また何かの役作りで太ってるのでしょうか。

>SWの繊細で美しいお姿はあの年齢特有の一過性のものだったのかしらと、案じている次第です。
EP2の頃は初々しい美少年でしたね。かわいかった~vvv
EP3では、額を広く見せるため髪の生え際分け目を、EP6のルーク(マークハミル)を意識して、剃ってるんじゃないかと想像してるんですが、、、あれ、素の額じゃないですよね?(笑)。

>ディカプリオも、一時恰幅のいいオッチャン化した時期
ギャングオブニューヨークやイフユーキャッチミーユーキャンの頃は年齢差を演じ分けるためにわざと老けて見せてる感じはしました。
にしても最近のCM見ると、極悪なジャックニコルソンにどこか似てません?ジャックニコルソンって案外童顔なんですよね(笑)

>ヘイデンの今後が気になるところです…アナキンのイメージが…。
もうとっくに彼からアナキンが抜けてしまってるのかもしれませんが、ハリソンフォードみたいにいくつになってもSWのこと語って欲しいです。もちろんヘイデンの映画はずっとチェックしたいと思ってます。
ユアンとコンビでまた何かで共演してくれたらうれしいのになあ、、、、
これってファンの夢ですかね。
これからもまたコメントよろしくお願いします。
2005.10.26 14:43 | URL | #mQop/nM. [edit]
ふざけおに says... "nanakoさんへ"
はじめまして。コメントありがとうございます。
私は車で長距離を移動する時、がんがんSWのサントラかけてます。

>日劇でヘイデンと遭遇したときのあの臨場感あふれる文章
きゃあああ!恥かしい(笑)
ホント年甲斐もなく舞い上がってしまって・・・。
ヘイデンに会いたいと願ってましたが、一生望んでも叶わない夢だと思ってただけに、頭真っ白でした。彼は若くて繊細そうで、美しいですよ~。
ルーカスはまた良い役者さんを見つけて来たものですね。

>なんとなく、私と似たような人生を歩まれているような感じがして、勝手に親近感を持ってしまっています。
うれしいです。結構山あり谷あり波瀾万丈な人生生きてますよ~。
どうぞこちらにコメントでもBBShttp://otdi5.jbbs.livedoor.jp/530254/bbs_treeでも、メールででも良いので、一緒におしゃべりしましょう。

>エピソード3のDVD
最近まで、DVD隠し映像の存在を知らなくて、NG集見たことなかったんですが、
この前EP2のヘイデンのずっこけぶりを見て笑いました。
EP3のNG集が楽しみです。
2005.10.28 12:24 | URL | #mQop/nM. [edit]
nanako says... "ふざけおにさんへ"
私のコメントにていねいなお返事、ありがとうがざいました。コメントをするというようなことは初めてだったので、ドキドキして不安でした。安心しました。うれしかったです。
実は、ふざけおにさんのところにおじゃましているうちに、私も書いてみたいなあと思うようになり、ブログをつくりました。ものすごく、ものすごく、初心者なので、とてもふざけおにさんのようにはいきませんが、気が向いたときに、のぞいてみていただけたら、うれしいです。
記事と関係ないことを書いてしまって、すみません。まだ、不慣れなので、失礼なことがあるかもしれませんが、どうか、お許しください。
DVDのNG集、ヘイデンがかっこよくとびだしたのに、ドテッところぶシーン。何度みても、本当に笑ってしまいますね。
2005.10.30 10:57 | URL | #- [edit]
ふざけおに says... "nanako さんへ"
こんにちは、ブログ開設おめでとうございます。
すぐにでも挨拶に来たかったのですが、週末は外出多くて、
ゆっくりネット時間とれなかったので、TBだけさせてもらってました。
後で遊びに参りますね。

記事にあまりこだわらずにアナキン&ヘイデンファンなら根っこがつながってますから、何でもオッケーです(^^)。
2005.11.01 15:06 | URL | #- [edit]

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