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趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

太王四神記 24話 最終回、「二千年の時を越えて」 感想

Posted by ふざけおに on   2 comments   0 trackback

半年間、楽しみに観てきた太王四神記。
何の予習もせず、全く先入観なく観られたので、じっくり楽しめました。
自分なりに予想していたよりは、受け入れやすい最終話で、まあまあ悪くなかったとの感触です。
(以下ネタバレ含む)

天の力は、サウロンの指輪のように人間界に争いを生むもののようです。天の介入がもたらした人間界の混乱を終息させるため、天の子は天の力を天に返し、大地を人間に委ねたのでした。

シンダンスの前に集う三人。二千年前の因果応報、人間社会で人として生きた天の子も含め、三人それぞれが微妙に違う立場に立たされます。結果的にははるかな過去よりは格段に進歩した結末に到達し、天にまします我らが父もご満足のようです(笑)。
第一話でセオの子を殺そうとした過ちゆえに、キハは現世で報われなかったのでしょうが、キハは母であり姉である肉親の情で、神の試練と悪魔の支配に打ち克ったようです。
第一話では(既に私の頭の中では二千年前のはるかかなたに忘却しかけていますが、笑)、前世での我が子を奪われる苦しみはセオ、愛を成就させられない苦しみと愛する人に裏切られたと思い込む悲しみはカジン、自分を信じてもらえない・受け入れてもらえない苦しみはファヌンのものでしたが、現世では、我が子を奪われる苦しみと信じてもらえない辛さはキハが負い、愛する人に裏切られたと思いこむ苦しみはタムドクが負い、愛を成就させられない苦しみはスジニのものでした。
それぞれ皆、前世の過ちから学んだかのように、前回とは違う選択をしました。

キハ(カジン)とスジニ(セオ)は、お互いを敬愛し、嫉妬心を乗り越えて愛する人の血をひく幼子を守ろうとし、タムドク(ファヌン)はその二人の姿に触発されたように、人の持つ可能性・過ちから学んでよりよく進歩していこうとする善良さを信じることにしたのです。
黒朱雀に変わり、けれどまだ暴走していないキハを、タムドクは射殺すことをしません。かつて、暴走するスジニを恐れることの無意味さを感じたように、暴走するかもしれないけれどまだしていないキハを殺すことは、人間がよりよく変わろうとする可能性を信じていないことになるからでしょう。

天の試しでポイントになったのは、カジンとセオを共に同じ血をひく姉妹に転生させたことでしょう。前世でも同じ大地に生まれた同胞だったのですが、よりそれをわかりやすい血縁関係に置いたことで、キハの母性愛が、憎しみを越えたようです。キハ=カジン自身は二千年の間、ずっとタムドクに殺されることを願ってきたのかもしれないです。ある意味殺されたセオが妬ましかったかもしれないですし、、、
けれどタムドクが彼女に放った矢は、謝罪でした。彼女が死を与えられると同等に求めていたのは、「すまない」というその一言だったと分かったから。(こうして、天と地の痴話げんかは無事収まるのだった。ちゃんちゃん、←違)

大地を人に委ねるか、天の介入が必要なのか、答えを出すのが天命であったと悟ったタムドクは、神器を壊してしまいます。同時に天から来た三人のしもべは消えました。
そしてもともと大地の存在であった朱雀と、完全に人間に帰化したタムドクは・・・・・・・・・
???あとはどうとでも想像におまかせするそうです(笑)

あの後、タムドク達のことは勝手に想像していいようなので、ええ、ええ、今色々とりとめなくしています。
スジニとアジクは無事なのは明白だとして、、セオ=スジニはあまり罪ないので、良かったです(^^)。ほっ。
一方、タムドクは、あの映像観た時はキハもろとも昇天してそうでしたが、記録によるとその後も地上の王として君臨したようです。
とすると、その後キハはどうなったのか。微妙過ぎ~ーー;。
蒼白い光に変わっていたので、体は燃え尽きてはいないでしょうが、地上に戻ってタムドクとめでたしめでたし、、、。というわけではないでしょう???まさかね・・・(遠い目)

悪くない結末ではあるんですが、三神は、あの世・つまり天国行っちゃったんですけど、それって、彼らの地上における生存権の侵害ではないかとか、(馬鹿)。太王ご自身のように、人間として生存させるわけにはいかなかったのかな?

キハへの誤解が全面的に解けたかどうかあれだけでは微妙ですが(笑)、彼女の善良さを信じてあげられなかったことをタムドクが謝罪したので、少しは救われた感じはします。
しかし、最後までこの誤解を引っ張るとは思わなかったよ@@;。8話で先王が自刃して以来、ずっと心にひっかかてましたが、、、、すっきり、とまではいきませんが、悪くなかったという感じです。
ところで、8話で先王が語った、チョモ王の母ユンファ夫人は、セオのこと?だと思えるのですが、だとしたら、キハの不遇はセオの祟りかい?!とか。
最後の記録によると、チョモ王の母は水の神の子だそうですが、、、セオのことですか?水の神の子って、なんか意味あるのかな?
チョモ王とタングンはこの物語上は同一人物なんだよね??
どうもコムル村と高句麗の神話二つが混在してるので、もしこれをオチにするなら、チョモ王の話も映像化するとよりクオリティが上がったかなあ、、、、
出だしの神話と結びがズレた感がありました。

大長老が一体何者だったのか、最後までよくわからなかったですが、天の力が存在しなければ、ああいう化け物も存在しないということでしょう。
なんというか、キハに憑依の仕方がヴォルデモート!、というよりまんまモモタロス(大長老の髪型に注目!)だったので、ちょっと笑えました。でもすぐナイフの攻防でリキ入った演技をされる女優さんに引き込まれました。
にしてもあの憑依技が使えるなら、もっと早くにやっておけばと、悔やまれます<長老(笑)もっと前にキハかカムドンに憑依してタムドクに近づき、心臓を奪うのがてっとり早かったような。
カムドンが拉致された時、あれ?無事だったのかな?と不思議に思いましたが、ここに来てやっと使われたのですがかーー;。ここまで待った大長老は、賢いのか馬鹿なのか・・・
二千年前大長老はカジンにも同じような支配をしてたかどうか。コムル村に伝わるカジンの行動ですが、全て彼女の意志なのか、朱雀のご挨拶みたいに長老が操っていたのか、はたまた憑依してたのか。気になったり、、、まあ、彼女の意志だと考えて良いのかな。



あ、出かける時間です。今日の感想はここまでにして。続きは、また。
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Comment

sina says... "No title"
はじめまして!
同じく私も太王四神記見てきたのですが、最後がどうにも納得できなくて…コメントさせてもらいました!
結局キハが黒朱雀だったということなんでしょうか?
最後キハの行動がよく理解できませんでした。
長老も結局何がしたかったのか分からなかったし、しかもあんなに手強かったはずなのに、最後タムドクにあっさり吹っ飛ばされてしまいましたよね(笑)
キハとスジニ、それぞれが前世に背負った罪と悲しみを背負って現世に生まれてきたという解釈は目から鱗とか色々出ました!(笑)
最後は視聴者のご想像にお任せするということでいいのでしょうか…?三角関係がどうなったのか最後までやってほしかったなぁ…
長々と失礼しました!
2008.05.20 17:40 | URL | #- [edit]
おに says... "sinaさんへ"
コメントありがとうございます。さっきそちらの感想読ませて頂きました。コメント入れたんですが、うまく送信されなかったので、こちらにカキコしますね。
>なんだこの置いてけぼり感は!ww
ぶははは。同感です。
この手のオチは連載中止になった漫画によくあるパターンでないですか?でもまさか韓国ドラマで味わえるとは予想外でした(笑)きちんと説明されるから、ヨン様ドラマが好きだったのですが、でもこういう幕切れにもどこかなれっこになってる自分が悲しいです(笑)
エヴァンゲリオンやZガンダム平成ライダー(仮面ライダー龍騎に代表される)、押井守作品もそうかな、、あえてラストを説明しないことで、ファンにあれこれ議論させることを狙っているのかもしれないです。解釈本も売れるし(おい)もっとも説得力のある結末を描けないのでやむを得ずこんな終わり方になったのか可能性もありますが、今の世の中ですからおそらく論争を狙っているのでは?
特にカップリングというデリケートな問題は、はっきりさせない方が、ファンのためとも言えるかもしれないです。
自分の良いように解釈していいですよってことなのでしょう。
にしても、すっきりしませんよね。

>キハが黒朱雀
sinaさんの感想読んで、なるほど朱雀にはなったけどあれは「黒」とは言えないなあと思いました。

>長老
つっこみどころが多いキャラでしたね。なので結構好きだったりします。
どうせ悪役の定番通り、天の力を手に入れて、火天会による世界征服を目指したのでしょう。これはおきまりですから(笑)でも、別に天の力が無くても十分世界征服できそうでしたよね(爆
あと、私も別に心臓でなくていいじゃんとツッコんでました(笑)。サリャンが死んだ時も、朱雀の神器に血をたらしていたので変だなとは思ってましたが(笑)何か長老に意図があるのかな?

>それぞれが前世に背負った罪と悲しみ
キハは、スジニが味わった子供を奪われた苦しみ、ファヌンが味わった信じてもらえない辛さを現世では立場を変えて体験させられてるように感じたので、そう思いました。

>三角関係
想像におまかせだと思います。
ただ、あの終わり方では、現世でキハと晴れて結ばれて親子3人ハッピーエンドとは思えないですね。かといって、背中を向けたスジニを選んでいるとも思えないですよね。
個人的にはなんとなく、タムドクはキハを選んだがキハは他の四神同様、1000年の願いかなって成仏し(天に召され、)子供はスジニの元へ、タムドクは独身で王の職責を全うしてそうな感じに思いましたが、どうなんでしょうね。ノベライズとかガイドブックを読んでみたいと思います。って、言う商法に乗せられるんですよね(笑)


2008.05.20 20:34 | URL | #mQop/nM. [edit]

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