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趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

スパロボバルディオス~スーパーロボット大戦Zの感想~

Posted by ふざけおに on   8 comments   0 trackback

世界を救う旅に出て早3ヶ月。。今日もやりまくって4周目。スーパーロボット大戦Z!
往年の作品からディスティニーまで楽しめて、原作知らない作品にも愛着湧いてきて、自分の興味の世界が広がる感じが良いです。1周目はシンとステラに泣かされました。2周目はデュランダルとタリアに泣かされました。
3周目以降は、何コレ?って脱力系だったアクエリオンとグラヴィオン、だんだん大好きになってくる自分。アポロも闘牙もいい味出してるなあ。アクエリオンの最後なんかもう喜んでしまいましただ(バカ)。
個人的には、テーマの奥深さで「エウレカセブン」にすごく興味湧いた一方、他の作品に対して、エウレカだけが妙に扱いがひいきされてる感じがして、興ざめする部分でもあります。
一番、ロマンスを感じたのはビッグオーです。全然交渉人と思えないビッグオーですが、最後のエンジェルに対してはときめきました。あんたそれって交渉じゃなくて、口説いてるんでしょ~。

映画「逆襲のシャア」を見に行った時、思わず「あんたを笑いに来た、そういえばあんたの気が済むのだろ?」とシャアに言いたくなったZ「ダカールの日」大好きな私としては、「逆襲のシャア」と「閃光のハサウェイ」が黒歴史でほっとしました(笑)。でも逆シャアに登場する、成熟したヒーローアムロも捨てがたくて、どっちも混在するこのゲームは最高でした。
DOMEの思考は私はアムロにしか思えなかったし、スペシャルディスクのオーバーマンは、シャアかあるいは富野さんの思念にしか思えてなりませんでした。。。。きっと私の考え過ぎでしょうけどね。

ここまでさんざんはまってて、言うのもなんだけど、オリジナルキャラはどうも好きになれませんでした。特に女主人公ストーリーは、とても私には理解できないorz。理由は追記にでもしますが、、、、、
結局、スパロボは、大人の男性をターゲットに作られているわけで、私はメインターゲットではないんだよね。
スパロボに限らず、サブカル文化自体が、そもそも私みたいな中年女のものではないんだよなあって、ふと我に返って趣味の世界から拒絶された気分になったりもしてます。

さて、気を取り直して、
最大のお目当てだったバルディオスですが、あまりに中身が軽くて明るくて、こんなのバルディオスぢゃな~~い!とつっこみつつも、十分過ぎるほど楽しみました。はい、満足です。まだやります。
ある意味、ゲームのバルディオスがありきたりで普通の話になってる分、原作がいかにすごかったか、これでわかったというか(笑)。

以下ゲームのネタバレです。

良くも悪くもマリンが等身大の普通の青年。ゲインら大人グループとレントンら少年グループの中間にいるマリンや闘志也達スーパーロボット系青年主人公組は、どうも似たり寄ったりで没個してしまいがち。マリンは、本編のように鋭い洞察力があって冷静って感じの出来すぎ君ではなく、周囲への不信に苛立ってる感じに描かれてます。他のキャラとの違いは出てる方なんだけど、問題はこれでアフロディアがマリンに果たして惚れるかなと(笑)。どっちかてーと、ゴッドシグマ系のキャラの方が彼女と親しくなれそうな(笑)、あれじゃあ、テラルか闘志也の方が好青年だよね(笑)テラルに対してアフロディアが「私の心の中に女の部分がある」みたいなこと言い出した時にはおいおい、このままじゃ、テラル(肉体男で精神女)と禁断の恋に@@;、とか冷や冷やしましただ(バカ)ルピーナのキャラデザがアフロディアに似てるので、二人の設定もなかなか心憎いなあと思いました。
悲劇にならないのは、マリンもアフロディアも彼らの内面を理解する仲間がいるからなんですが、原作の二人はそれぞれの所属集団の中で孤独だったから、互いを精神的に求め合ったのであって、孤独でないならあの二人の思いは燃え上がらないよなあとか。
アフロディアの気づきを促すのが、テラルとルピーナ、はともかく、なんでザンボットのブスペア、ミチだったのか、この絡みはミスマッチだよな~とか。

あとファンの拘りとして、違和感あるのは、マリンが、アフロディアを見逃したことを後悔して泣くところ。マリンがアフロディアを生かしたことで泣くとはとっても思えない。「俺はお前を撃つことにためらいはない」もどうもなあ。。。
マリンは一貫してアフロディアを撃たないことにためらいがないから、かっこいいんだけどね。彼女がどんなにムキになっても、彼女に対しいつも余裕があって、攻撃を交わすし、反撃しても彼女にとどめをさそうとはせず、それどころかレスキューしちゃうもんだから、アフロディアは相手の大きさに感じ入って惚れたんだけどなあ~。脱出したアフロディアを回収に行くのも、その役はマリンでないといや~ん(バカ)
アルゴルで、劇場版のようにガットラーを撃つアフロディアですが、彼女にためらいも苦悩もないのが何とも。直後、マリンにアルゴルを任されて、そんなにあんた冷静でいいの?とか。
全然悲劇要素がないバルディオスなんて、物足りなーい!!シンとステラやカミーユとフォウみたいに悲劇を回避するイベントが欲しかったです。
最後は、新天地を求めて旅立つ二人。ここまで来たら、もうちょっとラブラブでもいいのでは??とか、ジェミー君はそれでいいのかー?!とか、その淡泊さに憤慨。「行こう、マリン」とマリンを誘うアフロディアの積極性が、とってもあり得そうになくて、でもなんかうれしかったり、いろいろでした。
でも一緒にお目付役ゴッドシグマのメンバー同行ってことは二人きりにはなれないんだね(笑)
まあいろいろ違和感あるし物足りないけど、万事ハッピーエンドだとこうなるわけか。
と、それはそれですごく楽しめたし、原作は悲劇だからバルディオスなんだなあと改めて実感しましたね。

一番マリンの台詞でうれしかったのはスペシャルディスク冒頭。
本編ディスクのエンディングで「今日旅立つ」と言ったマリン達が、事件があって出発を延期します。とても延期の判断が間に合いそうにない設定ですが、そこはともかく、夢のようなマリンの台詞にきゃあきゃあ舞い上がって、何回もそこを見てしまいました。
何のことはない、「待っていてくれ!アフロディア」だけだったのですが、これで喜べる想像力(妄想力)豊かな私にとって、ホントお買い得なゲームでした!!(悶死)

二人が、S-1星の人々を率いて新天地を求めて、宇宙に旅立つというエンディングは、めでたしめでたしなんだけど、あれ、ちょっと待てよという気もします。
S-1星から見ればマリンは時の政府の転覆を謀る、テロリストだったんだよね。
原作でもずっと考えていた点なのですが、マリンは、ガットラーを暗殺した場合、その民族をどうするつもりだったのか。打倒ガットラー後の展望が全く見えてないのが、結末の逡巡につながってる気もします。彼は地球を守るため多くのS-1星人を殺していますが、勝敗が決定した後、残った民を率いて新たな未来を切り開くつもりだったのか、民族そのものを絶滅させることで宇宙の秩序を守りたかったのか。ガットラー打倒までしか、ビジョンがマリンにはなかったのは、彼の未成熟な点に思えます。
この点に関しては、スパロボではうまくフォローしたと思いますね。
にしても、太陽系外を目指すのはどうかな~。地球側からの援助として、ゴッドシグマ隊が同行するというオチは涙が出るほど温かいものを感じますが、、、
侵略しなければ、他の星に移住しても良いということなんでしょうけど、現在と未来の地球人のエゴのツケを外宇宙に拡大して行くより、できれば彼らは本来の世界S-1星に戻って、再生に努力するのが筋という気もします。酒井氏の小説のように。
そうか、でも、もうS-1星に分岐した未来は存在しないのか。
だとしたら原作でもゲームの中でも、宇宙移民できる時代なんだから、、スペースコロニーか、月か、どこか人の住めそうなところに居住権を認めてやるのが理想に思えました。S-1星人も同じ地球人なんだから、彼によるS-1星政府と地球政府との信頼関係を築ければめでたしめでたし、もっともマリンのような一パイロットに政治家にはなれるかわからないとアムロに言われそうですが。
クワトロはいいけど、シャアのような政治家はダメだよbyアムロ


※女主人公オリジナルストーリーネタバレあり
セツ子が、アサキムに恋人を目の前で殺害された後強姦ってのは、ひいた。それも、名だたるヒーロー達が、助けが間に合わないとか言って指くわえて見てて、、これだけのヒーローの面々そろってなんつー敗北感。きわめつけ、騙されてたとはいえ、男主人公が結果的にアサキムの行為を助ける共犯者になってるよ@@;
ヒーロー達はその彼女に優しく接して、「自殺なんかしちゃだめだ」って感じで支えるんだけど、、、それにしても、彼女が、その後このメンバーと行動を共にするとは思えないんだよね。戦うなら、事件を知らない違う組織に入るでしょ。普通。
(雌猿ってさ、子猿が死ぬとその群れのボス猿に見切りつけて群れを出て、別なボス猿に囲われるんだよね。レコアがエゥーゴを出て行くのは、クワトロのねぎらいがないからなんだけど、隠れた理由として、傷ついた母性を治すのにかさぶたはがされないよう環境を変えようとするからなんだって、思うんだけどね。)
いいですか。これを男主人公側ランドの話に変えてみると、たとえばこんな話だよ。
アサキムにメールがヒーローの面前で強姦された上に殺されて、アサキムを援護した女主人公が後でランドに謝ったとして、ランドは明るく笑って許して、ヒーローや女主人公と行動共にするかって。
とっても私の感性では理解できないーー;
スペシャルディスクで、シャアとアムロがセツ子の芯の強さについて、語り合うんだけど、
なわけないって。彼女人間でないからでしょって結論が一番妥当。
その上、セツ子。それはエゴでしょ。って。こっちの世界では死んだ上司と恋人、違う多元世界から連れてくるって。。。。あのう、、彼らには彼らの愛する人が元の世界にいて、その人達が泣いてるって、思いませんか?
大人の男性は良く描けてたけど、「女性はたくましいくらい」の理解で、女キャラの思考には迫れてないんだよなあ。

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Comment

おに says... ""
>鳴石ると様
拍手コメントありがとうございます。
どこにレスを入れていいのかわからなかったので、ここに入れておきますね。
ごめんなさい。スパロボZだけは思い入れあってプレイしましたが、他のゲームと言ったらデジモンシリーズと桃鉄とレガイア伝説くらいしかやったことないんですよ~;
なのでFF12のことはわかりませんが、私が男性に都合の良いキャラというのは、無意識に男性に優越感を与えるタイプの女性や無個性な女性のことですかね~。前者は、現実にもいるとは思いますけど、同性から見てなんだかなあって感じで、後者は男性の幻想だと思います。女性側で言えば白馬の王子様みたいなものでしょうか。
富野氏の描く女性は、自分の考えや個性をしっかり持ってて、男性には御しがたい存在なので、男と女であっても人間同士のぶつかりあいという面をしっかり読みとれるのが私の場合、好きなんですね。
2010.04.25 23:21 | URL | #mQop/nM. [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.04.28 01:03 | | # [edit]
ふざけおに says... "Re: タイトルなし"

>自分が相手にしたい事=相手がされたいことのはずだ」と作者が思っていたり、キャラの年齢が 極端に偏っていることです。

なるほど~そんな感じのする女性キャラが「多い」と偏った印象になりますよね。

>富野監督の場合
> 現実から観察して、その理由を解明して作中に反映させている

そう思います。作劇の中で、なるほどこういう生き方考え方になるのねって、納得できますものね。

> 「女心はロジックではない」と強調
ははは、女は感情の生き物で、子宮で物を考えるというところでしょうか。
女性脳の特徴は、「嫉妬心」だそうです。攻撃性は平時では男性の方が高いのですが、同性に対する嫉妬心は強く、自分のDNAを優先的に残したい種の保存本能で、時に雄より高い攻撃性を示んだとか。くわばらくわばら(笑)
「感情」については、感情がなければ情報を分析集約しても是非善悪の決断できないんだそうで、感情の少ない人は優柔不断になりがちだそうです。
女性の方が感情が多いなら決断力があるわけですが、気分が変わりやすいのが困り物ですよね(^^;
ハマーンとカテジナ、ルーザルフトなんかは毒婦列伝で、あの頃の富野作品の中で荒れ狂ってる感じですが、ターンA以降はあの手の悪女はあまり登場しないのではないでしょうか。

またハマーンを理屈でないというなら、よく登場する主人公を引き立てるタイプのキャラ、ジェリドやアスハムやギンガナムが論理的かどうか微妙です。
面白いのは、ジェリドのような男にマウァーという寛大な美女がつきますが、ハマーンを包み込める大きい男はZZの頃まではそんなに存在してないんです。

それがターンAになると、ロランとハリーとキース(パン屋さん)に代表されるような、心の大きい女性の生き方をサポートするヒーローが登場します。女性側はメリーベル程度の悪女しか登場してなくて、ディアナ(キエルも?)は、ミネバの成長した理想のリーダー像を思わせますし、リリに至っては男色の資産家を痛烈な言葉を浴びせる役柄で、男に振り回されるだけが女ではない女を描いてました。アデットも性格悪いですが自立した女性ですよね。
一方男性像は、ギンガナムやキッズムントのような物語上のラスボス的な人物は登場します。そのあたりを考えると、今の富野さんにとっては、悪女を描きたくはないのか、描き尽くしたのか、考えてしまいますね。

なんにせよ、ロランやハリーのような男性に、「私よ任務とどっちが大事?」と聞く女はいないわけで、女性を支配しようとしたり「守ってやるから俺のものになれ」という所有物扱いではなく、女性を大きく包み込めるような男性像がゲームの中でももっと登場してもいいのかあって思うわけです(^^)。

すみません、つい語ってしまいましたm(__)m
2010.04.30 15:03 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.05.09 00:15 | | # [edit]
おに says... "鳴石るとさんへ"
何度かレス入れたのですが、引用が多かったせいかスパムと判断されて、管理人なのに自分のコメントがアップできません(泣)
後でこちらのBBSにレスしておきますので、よろしかったらおいでくださいね。
http://otdi5.jbbs.livedoor.jp/530254/bbs_plain
2010.05.26 23:32 | URL | #mQop/nM. [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.05.31 00:00 | | # [edit]
nasunomisoitame says... ""
いつも拝見させていただいております。
またおじゃまします。
2012.05.15 02:00 | URL | #- [edit]
ふざけおに says... "nasunomisoitameさんへ"
コメントありがとうございます。現在再世編プレイ中。またおいで下さい。
2012.06.11 19:43 | URL | #- [edit]

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