ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

復刻版バルディオス音楽CD~亜空間に君と~

Posted by ふざけおに on   10 comments   0 trackback

人生多少辛くても、生きていりゃいいことがあると思いました。だって今年は、バルディオスがスパロボZで復活したし、念願のイデオン音楽集CDが発売になったし、、、と喜んでいたら、その上、バルディオスの音楽CDが発売に!!
バルディオスCD
↑画像、1号がわざと青く加工してくれました。「青い放浪者」だから、だそうで。

このバルディオスの音楽担当は若かリし日の、故羽田健太郎さんなのです。「思いっきりTV」や「ニュースステーション」で羽田氏を見かけるたび、バルディオスを思い出してしまうほど、私にとっては羽田さんはバルディオスなんだけど、あまりに有名な音楽家であられたので、もうそれはどこか遠いこと、広い砂浜のどこかに埋もれた小さな砂粒ひとかけらのように思えてました。
それが、今回CD改めて聴いて、なかなかこれだけ素敵なサントラもないかもしれないと思いました。
作品に惚れたひいき目(ひいき耳?)かもしれませんが、、、、どっちかというと当時バルディオスの音楽にそんなに思い入れなかった方なんですけどね。それが今改めて聴くと、派手さはないのですがシンプルに曲が美しく、叙情的な旋律が胸に迫ってきます。編集に無駄がなく濃密なアルバムに仕上がってます。
私は好きな映画やTVドラマ、アニメのサントラ版って、割と聴く方なのですが、大概その一枚のサントラ中何曲かは、これは聴かずに飛ばしてももいいかなっていうB面レベルの曲があるものです。しかし、バルディオスサントラにはほとんど飛ばそうと思う曲に当たらないのです@@;。小曲一曲一曲が心の琴線に触れてくるような印象的調べは、ロマンチックな作風を彷彿させられますし、曲の構成も非常に練られていると感じました。
自分では勝手にイデオン(すぎやまこういち氏)の重厚で荘厳な曲を超えるBGMはないと思ってますが、このバルディオスのシンプルでイージーな旋律の魅力は新鮮です。
ちなみにイデオンCDはずいぶん聴きましたが、昔も今も「コスモスへ」が一番好きで、キャラクターの感情が具体的な言語として激しく湧き上がってくる感じなのですが、バルディオスはより非言語的な情感、青い海や広大な空、沈む夕陽といった雄大な自然を前に呼び覚まされる感傷に穏やかに包まれる感じが趣き深いのでした(^^)

ああこれでもし、自分では大好きだと思ってるダグラム(冬木透氏)のサントラ聴いたら、果たしてどう感じるのか、、、、
これでダグラムのCDが揃ったら、私の青春的には完璧なのに~;;

まあどれも、多感な時に耳にした音楽ですから。3つ子の魂百までと同じで、思春期の人の記憶が嗜好を左右してるんだろうと思ったりもします。。。が、
奇しくも今年久石譲さんが叙勲を受けた際に、なんと、ご本人が、「2度とあれだけの(ナウシカの)音楽をかけない」とおっしゃっていたのをニュースで聞いて、やっぱりそうか!!って。久石氏の音楽というと一番最近では太王四神記のサントラ聴いてましたが、それを聴きながら今想うとナウシカの音楽は凄かったよなあ、、、と、あれは多分若い感受性豊かな時に聞いたからそう思ったのかなって思ってたりしたので。
改めて80年代のあのアニメ音楽の勢いって、ただごとでなかったんだなって思い起こされます。
羽田さん自身も、当時の劇場版LPの解説書に、「悲しい音楽では前作より1年経過した若き作曲家、羽田健太郎の成長を感じていただけたら」とご自身の「若さ」を強調されていて、感慨深いものがあります。
この偉大なピアニスト・音楽家羽田氏の業績を広大な砂浜に喩えるなら、その中のほんのひとかけらの石英の鋭利なきらめき、確かな才気を探し出せる珠玉のCDなのでした(^^)。

確かこのCDの元となった2枚のレコード、

実家にあるかあるいは処分されたか、どっちにしても2度とお目にかかれないかもと思ってたんで、中の解説書も昔通り復刻されて感激でした。(でもすみませんけど、虫メガネでもおまけにつけてくれないと年寄りには字が小さすぎて、読めましぇーん;;)
解説書読んでるうち、だんだん当時感じたこと思い出してきましたよ。そうだ、このレコードが作品好きな割に記憶に刻まれなかったのは、どの曲がどのタイトルなのかわからなくて、具体的にこのメロディに何をイメージしていいのか、今イメージしているものと曲が合ってるのか、曖昧で心許ない感覚があったからだと思い出しました。短いフレーズの曲が何曲か合わさって一つのタイトルのパーツを作ってるので、普通のサントラのように曲とタイトルが一対一対応になってないんですよね。今改めて聴いても、どの曲がどのタイトルに当たるのかよくわからないという、、、、お馬鹿な私OTL。
また「なぜ天国から呼び戻すのか?」という解説の題と文面が一致してないのが難解な印象で、記憶に刻みにくかったように思い出されます。
SF作品のタイトルを一部引用した見出しが並んでたのが斬新で、一方で「何で?」というわかりにくさにもなってました。でも、その拘りがただごとでなく、当時非常に監督さんがこの作品に思い入れがあったんだろうと類推できます。
今ならタイトルの元ネタをネットであらすじ検索したくらいにして、そういうリンクがあったのね、みたいなオタク的好奇心を満足させられそうでしたが、当時学生だったので、そこまでは追えなかったです。半端なオタクだったし、SF小説には興味なかったからでしょう。

このCDに対し欲を言うなら、今時のCDらしく主題歌や挿入歌のカラオケが欲しかったかなあ。
「素顔のままで」は、カラオケボックスでも入ってないので辛いところです。個人的には泣くほど好きなのにぃ~;
でもこの前手にしたイデオンCD、これはこれで満足してますが、あまりにサービス過剰に収録できなかったそのほかの曲を次々追加されてしまうと、アルバムとしてのまとまりが薄れて、冗漫になりがちだったので、、、、ボーナストラックは1枚に1,2曲でおなかいっぱいだと思いました(笑)。
なのでこれはこれでまんまLPの復刻版の方が、アルバムの流れに懐かしい作品世界が蘇ってきて良かったのかもしれません。

思えば、打ち切りの憂き目にあったバルディオスは不遇な作品、悲劇的作品とかよく言われますが、音楽に羽田健太郎氏が参加してたこと一つとっても、いろんな意味で幸運な作品かもしれないという気もしてきました。実際の作品の原石が持つ実力以上に、当時新進気鋭のスタッフさん達の肉付けで過大にイメージが膨らんで輝いて見えたところもあるのかもしれません。
若かった監督さんや脚本家さん(首藤剛志さん筒井ともみさんら)、声優さん(故塩沢兼人さんを始めとする)、作画スタッフさん等々、当時才能潤沢な人たちの情熱と勢いでいつの間にか、大きく化けてしまったものを私は感じていたのかなと思ったりします。その実体とイメージの間にギャップはあるのでしょうが、その空白が余韻となり、今でも長く想像の余地を残している理由とも思えます。

来年は作品放映から30周年に当たるようですが、当時作品に関係した皆様の活躍ぶりは、一ファンとして素直にうれしいものです。
バルCD
↑左側の本、将来ギャグ?漫画家を目指す(目指すだけなら誰でもできるので)3号に、佐藤元氏の作画の本を私の個人的な興味で買ってあげました。

先月行われたバルディオスのイベントで佐藤元さんのキャラ絵が配布されたようですが、さてどんなマリンとアフロディアが描かれたのかしら?と密かに期待してたら、こちらのブログで見る限りやっぱりジェミーだったのね~(^^;)いや、とってもかわいいのでそれは良いのです(^^)。
にしてもやたらスタッフインタビューで目にする(故塩沢さんも)ジェミー人気一色ぶりが何とも、、、アフロディア好きな私は多少脱力なのでした(笑)。
酒井氏以外にヒロイン褒めてるスタッフいないじゃんって。いいわ~もう。勝手にマリンとジェミーでハッピーエンドで終わりにしてくれってな気分にもなったり(笑)。
もしいつの日かBDが出る時は、私的リクエストとして、酒井氏メインのスタッフインタビューか対談のブックレットをつけて欲しいものです(願)。

それとあえて言うなら、私にとってはバルディオスは劇場版に多分帰結してます。
私はTV版は、一度の放送を一部だけさらりと見た記憶だったのに対し、劇場版は繰り返し繰り返しレコードで聴いたので、すっかりその印象に作品が塗り替えられていたので。それから大元の、マリンとアフロディアの究極の悲恋ものという原石の部分にそれまでのアニメにない斬新さを感じていたので、結局酒井あきよし氏の原作に惚れ込んでる部分が大きいんだと思います。(破滅オチは好きにはで好きでしたが、特にバルディオスに限ったことではなかったので)
それは私だけでなく、TV版に特に拘りのない、スパロボZからバルディオスに入った人の中には、劇場版の方が映像が綺麗な分、すんなり入って来る人がいるだろうと思うのですが、、、劇場版から見た人にとっては、劇場版で完結してしまってるので、声優の変更とかに拘りなく、ある意味作品に対しフランクになれるのかもしれないです。
その点TV版の方に思い入れがあると、より消化不良な気分をひきずりそうですが、私の場合、消化不良って感じはこれでも比較的少ない方なのかもしれないです。

少し前に、TV版劇場版、どっちがいいとか一切言わず、スパロボで興味持たれたネッ友さん(ドロンパ国王様)に作品を紹介したところ、どちらも見た上で劇場版の方が断然良いというご意見でした。
「敵同士の恋愛の中でも一番強烈なのを、あのクオリティで表現しようと思ったあたりが、シリーズの不成功を招いたのでは?」と酷評もされましたが(^^;
確かにマイナー作品で、他者の評価を気にせずいられる分、勝手に脳内で美化しちゃってるところもあるかもしれないですね。でも好きな物は好きってことで。

いつかゆっくり劇場版のレビューでもアップしたいし、、

いつかまた、こういうメロメロの悲恋SF・ファンタジー作品にはまってみたい気がします。




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Comment

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2010.10.20 00:00 | | # [edit]
ふざけおに says... "百蘭花さんへ"
コメントありがとうございます。
バルディオスやイデオンを好きな方がいてくれて、とってもうれしいです。

バルディオスには今でも切ない気持ちにさせられますね~。
今後とも是非よろしくお願いします。

2010.10.20 14:36 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.07.25 14:06 | | # [edit]
ふざけおに says... "Re: 懐かしいです"
プラセンタさん。
初めまして。バルディオス、味わいのあるアニメでした。今でも影山さんのイラスト見ると、胸きゅんです。
私はアフロディアが好きで好きで、熱中してました。
スパロボの最新ゲームではアフロディアの出番がなくて、淋しいです。
バルディオス語りに是非またおいで下さいね~

2012.08.02 14:32 | URL | #- [edit]
プラセンタ says... "仕事お休みの日"
二回目のメールです。久しぶりにバルディオスをゆっつくり動画で楽しんでますよー
今でもマリンとアフロは私の理想の男女ですねー
昨日と今日は休みの為、好きなことしてます。ああでもあと何時間かでまた明日になってまた仕事、話は変わりますが年甲斐もなく今アフロ的な髪型に挑戦中です。えへっ
2012.12.20 14:14 | URL | #- [edit]
ふざけおに says... "Re: 仕事お休みの日"
マリンとアフロディアは救いようのない悲恋でしたからねえ;バルディオス、好きでした~。
2012.12.22 18:08 | URL | #- [edit]
プラセンタ says... "職場に"
あけまして、おめでとうございます。
今年は一人息子も高校生です。マリンの様なタイプではまったくありませんが
今時の子供は手足が漫画のように長くてうらやまい限りです


2013.01.07 21:52 | URL | #- [edit]
ふざけおに says... "Re: 職場に"
プラセンタ様。あけましておめでとうございます。
バルディオスを好きな方においで頂いて感激です。

バルディオスのスタジオZの作画は神作画でしたね~。
アフロディアに花束を、是非映像で見たかったです;

私は手足短いのですが、息子は長いんですよね~。もちろんマリンのように美形ではありませんです。
2013.01.10 22:23 | URL | #- [edit]
プラセンタ says... ""
寒い日が続きますねー。明日は久しぶりに恋愛小説などを読んだ後にスポーツジムにでも。。。。
一回百円なんでおもいっきり正月お酒飲んだんで筋トレして体脂肪落としてきます
仕事休みは極楽です
今年はお互い良い年になりますよ   きっと  ははっ

2013.01.28 23:29 | URL | #- [edit]
ふざけおに says... "Re: タイトルなし"
バルディオス関係で言うと、首藤さんが亡くなったのは痛いですね。酒井あきよしさん、一度でいいからお話してみたいものです;
2013.01.29 19:41 | URL | #- [edit]

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