ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

映画「ワンピース~ストロングワールド~」鑑賞日記★★★★★

Posted by ふざけおに on   0 comments   2 trackback

「漫画家をなめないでもらいたい」by雷句誠
はい、参りましたm(__)m

と白旗挙げたなる映画でした。(←どんな映画じゃ!?)
ワンピース
国民的漫画「ワンピース」の原作者が直接制作総指揮をされた「ワンピース」劇場版10作目。私は映画は6作目まで見てて、TVと原作漫画はごくたまに目にする程度でしたが、、、、今回の劇場版は、さすが漫画家ってゼネラリストで、台詞より視覚的に楽しませる術を知ってます。
まさに少年漫画の王道!!湿っぽさとは無縁で、理屈抜きに突き抜けてます!!この突き抜け方がすごい!!現代人は考えすぎるのがいけないんだ!!(→自分)
こういう漫画見てる青少年は、無差別殺人しませんしません(ブンブン)。
決して、グロくないし、鬱でない!!アクション痛快!!
精神を病んだ病人が病人を産むマニアックアニメとは違う!!
少年漫画とは、健康的精神の少年再生産を目指す娯楽文化。共に旅する仲間と一緒にいながら、それでいて好き勝手に自己主張しあってれば、人は心を病みません。
「悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない」とのたまった宮崎監督ですが、「ストロングワールド」は「カリオストロ」や「ラピュタ」に通じる冒険活劇で、勧善懲悪もここまでやればご立派でしょ!!
悪代官を倒す水戸黄門がエンタメの王道です。
いやー、たまたまここのところ出口のない沈鬱な映画や老いの悲哀や不健康に病んだアニメ映画見た後だったので、余計今の閉塞感を打ち破るカタルシスを感じ、アドレナリン全開で活力がみなぎってきました。
日本の漫画文化は元気じゃん!この映画見れば明るく新年迎えられそうですよんvv
漫画ヒーローの冒険物語は、地道な現実生活のエネルギーです。byカール爺さん

今回の私的見所
※NO,1は囚われのヒロイン
拉致されるナミさんのヒロインぶり。やたら、かわいいし、色っぽい~vvナイスバディの切ない表情に萌えます、萌えます。
彼女にしては弱気なこと言うと見せかけて、これは何かあるだろうと。最後までそのネタ引っ張るかーー?!
あくまで自分中心に世界が回る海賊達がいいんです。


※NO.2は光る個性
キャラの使い方がうまい!全員がその人らしさを発揮して、見せ場があります。これがTVアニメを劇場版にする際、難しいらしく、特定のキャラが目立ち過ぎたり原作とのキャラが違ったり、全員に見せ場作るとお気に入りのキャラが薄くなったり、キャラファン不満の原因になるのですが、、、
さすが原作者!!たくさんのメインキャラを納得できるバランスで描き、決して物語が散漫にならないのがお見事です。ゾロ・サンジを押さえ気味にして、ウソップ、フランキー、ブルックの見せ場が上手い!!ルフィも決して一人目立ち過ぎず、自然に主人公である位置にあるんです。
原作漫画を読んでなくても、冒頭のアクションだけでキャラクター像を十分掴むことができます(^^)
唯一、お姉様キャラのロビンちゃんが中途半端でしたかね。ナミを救うヒーローなのか彼女自身救われるヒロインなのか、できれば彼女もかっこよくナミさんを、救って欲しかった~(←バカ)でも、サンジとブルックの活躍に欠かせなかったし、ファッションがばっちり決まってたので、許してお姉様vv
思えば昔のアニメというのは、キャラの服装って特別な事情以外着たきり雀でしたが、この映画はキャラ全員お色直しが何度もあって、見応えありました。特に、フォーマルな討ち入りルックにときめきました。ルフィが美形に見えました(おい)

NO.3、適度なキャラ関係
上の話とかぶりますが、特定の関係が濃過ぎないのが絶妙のキャラ関係です。
恋愛やBLに絶対ぶれないのがいい!!ルフィ中心にした仲間への友情と信頼がいい!!
ナミ救出に燃えるルフィは、あれ?サンジよりヒロインに対し「愛」がありそう?と一瞬錯覚するのですが、やっぱり仲間への熱い友情なのだと妄想から醒めるのは、ナミを御姫様だっこするのがチョッパーだったところです。上手い!同様にロビンは「肉欲」に無縁の骨欲ブルックというのが絶妙でした(笑)
改めて、サンジの愛は世界中のレディに開かれた博愛だとここで確認できるわけです(^^)

NO.4 作り手の拘り

実は★×5にするか4.5にするか迷った点で、プラス面でもありマイナス面でもあるんですが、、、、、時々話のテンポを悪くしてまで、若干理屈に走ってる部分が気になるのです。でもこれはやっぱり作り手の良心として、PTA的にはプラスに評価すべきでしょう。よって奮発して★5!!です。
一番顕著なのはラストのヒキの長さ。派手に敵をやっつけたらさっとサニー号の日常を止め絵にしたくらいでひけばテンポ良くてすっきりするものを、正義を標榜する「軍隊」にわざわざ「無力だ」と言わせたところですね。何作目映画だったか、海軍が出てきたシーンで寝てしまったことがあって、ルパンと銭形みたいなおっかけっこをメインキャラ中心に描いて欲しい短い劇場版に出す必要を感じてなかったのですが、、、、今回は気のせいか拘りを感じました。個人が個人の守りたいもののために彼らは戦っていて、全体主義の掲げる正義とは違うという、拘りですよね。多分。
ナミも含め自分たちの行為が特攻や自己犠牲とは違うことも自然に語られています。

その手の拘りを感じたのは、あと2箇所。
①「自分たちが今苦められている敵が、ナミ達の故郷へ去ってくれれば自分たちは安全だ」と、自分たちさえ良ければいいと口にした村人が、ルフィ達に謝罪するシーン。ルフィはこの状況でナミを心配してくる村人に感激するのです。「ごめんなさい」が素直に言える子にby公共広告機構
②薬で凶悪化した動物たちについて、「彼らも被害者だ」と(見てる大人はわかるんだけど)、あえてチョッパーに台詞で言わせたシーン。映画を見ている子供にそういう視点を持って欲しいという拘りでしょう。多分。

○見えざる敵より見える敵
NO.4のような拘りが見えてたからこそ、今回ワンピースの悪役、見るからに悪とわかる現実離れしたボスをやっつけるエンタメ勧善懲悪を肯定的に捉えることができます。
考えてみれば、「誰でも良かった」という怒りをぶつけるべき敵がわからないという不安や、あるいは肉親や同胞の皮をかぶった敵の身近に潜む殺意、なんてのが漫画やアニメの題材になるより(たまにはいいですけど)、虚構は虚構としてわかるようにはっきり描いて、健全に怒りを昇華できる方がいいんだと思えました。この世のこと皆単純、わかりやすいことは大事なことです。
竹中さん、クレージーな悪役にはまり過ぎ~。

○パンフレット読んで
驚きました。
動物のデザインやキャラの服飾デザイン、原作者さん一人でやったのですか?すげええ@@;この映画以外で使われないのがもったいないです。バッチ・フライなるほど~。2号が喜びそうだ(^^;。
全劇場版に青野武さんが出てるとは@@;
原作者の尾田栄一郎氏はこれを最後にもう映画はやらないと言ってるみたいですが、〆切で忙しい漫画家さんはそうそう映画作ってられないんでしょうねえ。
でも一度で良いから、井上雄彦氏の「スラムダンク」を見てみたい気がします。
金色のガッシュを雷句誠氏で、うる星やつらを高橋留美子氏で、、多才な漫画家の頭の中で流れている音声と動画を、覗いてみたいものです。

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休日やサービスディは混んでるだろうと思い、平日の夜1号と3号と行って来ました。それでも結構、入ってました。まだ入場特典の漫画本があって、ホッ。
1号はたまたま前日、ワンピとポケモンファンの親友が、別なワンピファンの子と来週の日曜に映画行くとか、「草食男子は嫌い!肉食系が好きv」と言われたとか、、、「私、ジャンプ漫画、ホントは苦手なんだよね~」と凹んでましたが(クリスチャン系女子校美術部の部室には毎週号ジャンプが置かれ、部員全員が回し読みしてるんだとか^^;)、この映画のテンポ良いギャグに3号共々笑い転げてました。今、大会前で部活忙しい2号は、大会終わったら友達と行ってこいや。私も本当は1回見たいんだけど、息子が同席をいやがりますorz。

私の「なんで、悪魔の実を食べてないメンバーも人間は離れした技を使えるの?」というツッコミに1号は一言、「そんなの気合いに決まってるでしょ。こういうのにそういうツッコミなしなの!」
そういう彼女のツッコミは、「なんでシキが、嵐が苦手なのか、理由を説明して欲しかった」「ビリー最後にどこへ行ってしまったのか、とっても気になった」「風船的に膨らんだルフィが縮んだあと、飯喰わないと元に戻らないのかと思ってたのに、最後小さくなった次のカットには元に戻ってたので、気になった」
すまん。3つとも、私は全然気にならなかったか、気づかなかったorz


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