ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

映画「シャーロック・ホームズ」鑑賞日記★★★★☆

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

ホームズ
劇場予告観た時に1号と見たいねって話してて、多分どたばたコメディだろうと予想してましたが、、良い意味で予想外で面白かったです。
「明日に向かって撃て」のアクションコンビものと「アビエイター」の天才変人ものと「天使と悪魔(ダヴィンチコード)」のサスペンスものの味わいを凝縮したような、濃密な内容をテンポ良く見せてくれる映画で、天才ホームズの瞬間的推理を、脳内再生が斬新です。
1号は、見終わった後、よくこれだけの話考えたよね~と、感想もらしていましたが、
映像は綺麗でも中身が薄い映画に馴れているせいか(2012年とかアバターとか)、久々に最後まで複雑な筋を追うことに夢中になれる映画でした。(単純にあらすじを説明できないほど、複雑な話です)

ホームズというと、スコットランド風の帽子とマントを着て、パイプをくわえて虫メガネを持ってるスマートな英国紳士ってイメージで、ワトソンというとユーモラスでのんきな同居人ってイメージが定着してるので、最初は戸惑いありました。
ここ10年は、子供と何回も見返した宮崎駿氏の名探偵ホームズ(確かサトチ様から頂いたビデオです)のアニメイメージがすっかり定着してたので、
途中までさっぱりホームズの人物像に納得できない上、期待したほどコメディタッチでもなく、やたら泥臭いし乱暴だし、これはどう捉えていいのか戸惑いましたが、、、
でも言われれば、本を読んだ時のワトソン君のイメージって、あそこまで鈍くさくなかったなあって思い出して来たあたりで、少しずつイメージを上書きできました。
後で買ったプログラムさらっと見たら、実はこの映画はコナンドイルが描こうとした原作のホームズとワトソン像に迫ろうと意図してるんだそうです。

でもイケメンワトソンはともかく、ホームズは・・・これでいいんだろうか?!
品行方正じゃないし、2枚目じゃないし、すごい変人なんですけど、、、、
でもその分、不思議な魅力はあるから、もうこれはこれでオッケーって気分で、だんだん感情移入できてました。

この映画の一番の見所は、ホームズの卓越した推理力なのですが、、、

ホームズが人間離れした頭脳明晰な天才である一方で、人間として非常にアンバランスな変人奇人であるという描き方に面白さを感じます。
彼の奇行をうまくそれをサポートしてくれる人間がいないと、彼は人間として破綻してしまう危うさがあり、だからホームズはワトソンが所帯を持って同居人でなくなることを恐れるわけです。
多くの仕事を同時に瞬時に処理できる「アビエイター」のように、リミッターがかからないと社会から逸脱してしまうホームズを、うまく制御してその能力を存分に発揮させているのが、バランス感覚の優れたDr.ワトソンだという。。。
ワトソンなしには、ホームズはアマデウスのように破滅してしまいそうで、二人の関係性に説得力ありました。

この映画は腐女子向けという噂もあって、実はそれも興味あったのですが(おい)、そこまででもないような、、、どうなんでしょう?私の感じ方が麻痺してるからかもしれないですが、
こんな感じの、ポールニューマンとロバートレッドフォードの「明日に向かって撃て」とか「スティング」系の凸凹コンビって、結構あるような、、、
SWのアナキンとオビワンとか、ルークとハンとか、ハリーポッターのハリーとロンとか、ルパンと次元とか。。。いくらでもありそうで、確かに女性の好みの映画と言えるかも知れないですが、カリオストロの城を、ロリコン男性向けと言うかどうかって程度の味付けでないかと思います。

ワトソンには聡明な婚約者(正確には婚約前の恋人)がいて、ホームズは昔対決した女泥棒に心を奪われているようです。これがそれぞれにふさわしい相手で、タイプは正反対だけれど女性ふたりのヒーローに対する愛し方が、またけなげなんです。
ワトソンの婚約者はメアリーは、慎み深く善良で、ホームズの才能とワトソンの役割を理解しています。
ホームズとは敵である奔放な悪女アイリーンが、Prof.モリアーティに握られてる弱みは、彼女が心密かにホームズを愛してしまっていることを知られてしまったことです。アイリーンがかつての自由を失い、束縛されるのは、愛のためなんですな。
女性側の精神性の深さに対し、事件解決に奔走する男達はどこかお釈迦様の手のひらを踊らされてる子供のようにも見えます。
でもそれがいいんだよねって、あたりで、女性の母性本能をくすぐるので、まさに婦女子向けの映画と言えるのかもしれないと思えました(^^)。

今回はモリアーティとの対決ではないので、恐らく続編があるのでしょう。続きが楽しみです。


ところで、ジュード・ロウ、フィギュアスケートの高橋大輔君に雰囲気、似てるような。。。
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