ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

思い出は回転木馬のように

Posted by ふざけおに on   0 comments   1 trackback

ふきのとう解散後の細坪基佳さんの曲をたくさん聴きました。
どの曲も何回か聴いてるうちに味わいを感じて、良いなあと思えてきます。
にしても私が知ってる頃と比べずいぶん曲の傾向も変わったなあって。
先日のラジオでおっしゃってましたが、色々挑戦してみたいことあったのでしょう。

なんかついオタクのくせで勝手に分類したくなっちゃって、6系統にカテゴイライズしてみたり。

1青春回顧友愛望郷系、2終わった恋の回想系、3奥さん家族純愛系、4長渕剛風メッセージ系、5西条秀樹風ムード歌謡系 6生活ユーモア系

これを最新アルバムの『思い出は風の中に』にあてはめてみると、(かなり無理やり感ありますがーー;)

1系は「人生のかほり」、「雲のわだち」、「歳時記」、「夢のつづき」
アルバムのメインテーマを印象づける曲群で、現在の心情が素直に伝わって来て、温かい気持ちになれます。
「人生のかほり」は、天野さんが偲ばれてちょっと泣けました;
「雲のわだち」は先日コンサートで情感豊かに歌われたのが印象深く、ライブの感動が蘇ってきて、「静かな情熱」に聴きほれてしまいます。
同様に「歳時記」も「夢のつづき」も円熟した人生観に、歳月の流れを感慨深く思うのでした。

2系は「エレジィ」、「今から一人」、「楽園」。
遠く過ぎた日の悲恋の記憶。美しくかつ切なく歌い上げられています。

3系は「君の心を詩にしよう」
出たあ!!細坪さんのこの手の純愛系、「望み」の時も参っちゃったけど、30年経ってもまだ聴けるとは!!聴いててと~っても照れくさいんだけど、いいんですよね。奥様にベタ惚れなのねえ~~v何年経っても何歳になっても初々しく、変わらぬ愛を語ってくれる男の純情にうっとりvv、こんなラブラブな歌、歌ってもらえる奥様は本当に幸せですねvv見習え!世の夫ども。
(実は最初「微笑み」も恥ずかしくて正面から向き合えなかったのですが、ライブ盤であそこまで熱唱されると、歌ってるのが誰かという意識が消えて虚構の世界を美しく感じる領域に達しちゃいます。)

4系は「冬の闇」「Heart of Gold」「Just Hold on Love」、(いや、そろそろカテゴライズに無理がないか<自分)
「俺はこう思う」「俺はこう生きる」と主張もする細坪基佳。漢ですわ。アニキ~、かっこいいい~vv。
「Heart of Gold」では「僕を愛した父と母のように、今の僕には守るべき人がいる」と生命の連続という感動をさりげなく歌っておられるのが印象的です。本当に心豊かにお育ちになられたのでしょう(^^)
でも、あの、え?あのぅ、悪意に満ちた野良犬って、まさかH×××のことじゃ・・・(@@; まさかね(^^;


5系は今回のアルバムはなかったような。
「Blue」「Hold Your Breath」あたり。聴く側にとっても年齢相応にイージーに堪能できそうです。都会の夜、大人の官能的ムードに甘く酔えます。この手の曲は、あまりあれこれ深読みしなくて良いので、気負わず安心して聴けるのが良いです。(でも細坪さんって、「らりるれろ」の発音が舌足らずで、時々子供っぽく聞こえちゃって、深淵にはまる前に、あれ?っと現実に引き戻されたりするのが、ご愛敬ですねw)



6系は「宵の口」
「僕の可愛いお嬢さん」とか、処女作「一人暮らし」の時代からこの手のユーモアあふれる日常風景はあった気がするけど、これはちょっと壊れ方が激しいよぉ~w。
あーあ、こうしてまた、少女の儚い幻想は脆くも音を立てて壊れていくのだった(バカ)

最新アルバム『思い出は風の中に』は、細坪基佳氏という人物像をある程度イメージ出来て(思い込みにしても)思い入れがあると、歌われている心情が今の自分の心のように、染み入って参ります。
あたかも一人のシンガーソングライターの半生を追体験してるかのように、恋愛や友情、家族や故郷への愛、失意の辛苦と再起の昂揚といった、喪失と獲得の連続が「回転木馬」のように、淡い色合いで優しく私の脳裏を巡り続けて行くのでした(^^)。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ここまでは最新アルバム「思い出は風の中に」の感想ですが、
細坪さんのソロでの代表曲かなと個人的に感じてるのは、「クロスロード」「もう一度」「回転木馬」あたりでしょうか。
「回転木馬」は、巡り来る季節の中で、変わりゆくもの変わらぬものを静かに受容していく心象風景。過去も現在もおそらく未来も細坪さんらしさを感じる名曲です。
「もう一度」はご本人の曲ではないようですが、もう一度聴きたいと思ってたのに、もっと一生懸命探してあげれば良かった自分、遅すぎたかもしれなくてごめんなさい、という私の心境そのものなのでつい感情移入してしまいます。
「クロスロード」も音楽と向き合うご本人の前向きな姿勢を感じて元気になれます。朝出勤する時には、「もう一度」と「クロスロード」をセットで聴きながら車運転する日が多いですね。

どうでもいいようなことなんだけど、好きなだけにちょっとだけ「クロスロード」の歌詞に違和感あるんですよね。
「散るために咲く花はきっといないはず」・・・花は人の目を喜ばすために咲くのではなく、種子を残すために咲くわけですが、散らない限りは実は結ばないんだけど、、、とか。
「蒔いた種の数だけ刈り取れるはずもない」・・・何のレトリックかはよくわからないけど、、、、わからないなりに感じるのは、私が細坪さんのファンなのは、私が能動的に細坪さんの音楽を選んでるんだよね。選ばれてるのは細坪さんであって、そちらの恣意と私の嗜好は無関係な気が・・・。

また最近の傾向として「クロスロード」もそうですが、クロスロード以上に割とハードロック調の曲が多く、力強さを感じます。
一方、歌唱という点で言うと、個人的には細坪さんの得意とする曲調ではないのではないかしらとか。もちろんこういう曲もないと、鬱曲ばっかりに偏るんで、よく歌われる「激しい雨」や「Simple Song」みたいな曲も適度に織り交ぜないと疾走感無くなってしまいそうですもんね。
私が細坪さんの表現力を秀逸に感じるのは、pianissimoからmezzo forteまでの音量域を、余力を残して繊細に丁寧にお歌いになってる時だったので、一曲通して大音量で演奏されるforte、fortissimoタイプの曲は単調になっちゃう割に負荷が大きい気もしてちょっと心配・・・、
ピアノを弾いてみると、記号P(ピアノ、弱く)を最も美しく演奏できてこそ、初めて音量の高低を表現でき、情感豊かな演奏になるもののように思います。
そうは言ってもお声も歌い方も微妙に変わってられますし、もうお好きなようにお歌いになりたいようにどうぞ、30年近く聴いてなかった分、歌われてる限り終生に渡って何でも聴こうと心に決めているのでした(^^)

昔は細坪さんのことならいくらでも語れるとか勝手に思い込んでたのですが、いざ空白の30年を埋めてみると、とりとめないことばかり。
そのうち『木精』の感想くらいは、まじめに書きたいと思います。
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