ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

永井龍雲さん仙台LIVE2013  Part2 ~死への憧憬~ 

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

以下ネタバレありの駄長文です。
龍雲2

○死への憧憬
永井龍雲さんは、「道標ない旅」がヒットした頃熱心に聞いていました。レコード持ってたと思います。部屋中に貼ってたNSPやさださん、長渕さん、中島みゆきさん、チューリップのポスターの中に彼のポスターがあった記憶あります。彼の曲の中では「桜桃忌」がすごく好きで、今でも太宰治を想起する場面に合うと、必ずこの曲が脳内流れます。

余談ですが・・・(ライブレポとは無関係なので読み飛ばして下さいーー;)
そもそも私が叙情派フォークと言われるジャンルの原体験は、グレープの「精霊流し」と「無縁坂」。奥手な子供にとっては恋愛より、死者への哀悼や母への思慕は割と想像しやすい心情なんだと思います。
思い返すと、私の好きな曲って、「精霊流し」から始まってNSPは「さくら草」で本当によく泣いたし、 長渕は「祈り」、中島みゆきは「エレーン」、かぐや姫「夏この頃」とか・・・やたら死別の歌を好んで聞いてたようです。
今は特にそういう曲にのめり込んだりしないんですけど・・・あれ?でも最近では平井堅の「瞳をとじて」が好きだったり^^;。
そもそも小さい時は、フランダースの犬とか谷ゆきこの少女薄幸漫画が好きで山口百恵の赤い疑惑とか、かわいそうな話がなんでか好きだったんだよね。
世の中を知らない子供が、死に対し甘やかな憧れを抱くのは現実逃避の空想ごっこの延長で、自分が死んだら周囲が悲しんでくれる光景を想像しては、自己憐憫に陶酔しちゃってたというか(恥)


思春期に突入して聞いた永井龍雲さんの「桜桃忌」は、太宰にそこそこはまって読んでいたので、鮮烈に記憶に残ってます。
でもこの方は一体どういう人なのかは全然知らなかったです。
30年も経った今更ですが、細坪さんのライブにゲスト出演されてるようで、よく話題になる方だし、三浦和人さんと「風が違う」がすご~く良かったので、一度はライブで見てみたいという気持ちになってました。
今回、せっかく仙台においでになるこの機会にと思い立ち、ベスト盤位は予習しておこうと、あれこれ探した末、結局平賀和人さんのセレクト盤を、一か八か買いました。
龍雲1


実際コンサートで演奏されなかったら、これだから平賀さんのセレクトは!とネタにしようかとか。というのは嘘だっぴょーん。
龍雲3

聞きたかった「桜桃忌」が入ってるCDが、これしか見あたらなかったからですね。(一応念のため、「ルリカケス」と「暖簾」と「母さんの歌」もネット動画で予習)

でも同梱歌詞カード解説読んだら、選曲したのは龍雲さんご自身だったようで。ああ、なら文句言えませんよね。
でもってこのベスト盤聞いたら、あああ、やっぱり九州のアーティストって感じする~!!。
桜桃忌を聞いた時は、太宰が青森だから北国っぽいと思ったけど・・・
ベスト盤聞くと、詞の雰囲気や歌い方がさだまさしさん??っぽいような・・・、すごーく五木寛之の「青春の門、自立編」の香りがするし!!「母に捧げるバラード」テイストも入ってるし。
女歌がやたら多いのも九州っぽい(のか?)
(ところで、女歌、男歌って、日本のポップス特有って本当?!)


また、更にこの解説書のご本人の文章にまたびっくり。
語彙豊富な文章力に感嘆しつつ、自分の音楽なのに、まるで批評家が書くような分析@@;
非常にまじめで、直球過ぎて@@;超まじめ人間の私が言うのも何ですが(おい)、これだけの文章力あるなら、普通は自分のことを語る時、照れ臭さや恥ずかしさをユーモアやウイットではぐらかそうとするはず。それこそを読者へのサービス精神と思い込んでいる私から見ると、少しカルチャーショック。。
それなら何故この方は「恥」の文学、太宰を好むのか・・・・「しょうしい」という北国気質からすると少し異質なものを感じて・・・。
太宰に対しては死への憧憬ではないかと思いますが・・・・
よく人物を存じ上げないので、うかつなことは言えません。

でも実際ライブ見たら、本当にそう。照れてる感じがほとんどないんですよね~。
それというのも、聴きにおいでになってる方達の心情に寄り添っているので、茶化してはいけない深刻な空気があるからかもしれません。

龍雲4
精悍な顔立ちで、決して泳ぐことない確実に相手を見返す定まった鋭い目線がかっこ良かったです。
松田優作?、、、というより、声優の古谷徹さんを一瞬連想したアタシは真性オタクですなーー;

○聞く石仏
微動だにしない聴衆があちこちですすり泣き。手拍子、誰もしないし@@;沈鬱なんだけど、でも龍雲さんに対して非常にフレンドリーなんです。みんなまるで自分の息子に話してるようで。
龍雲さんだけは、この思いを共有できるはずとばかりに、被災者の方が一生懸命体験を話されたりして。。。黙ってその話に相づち打つ龍雲さん。聴衆から振られた話は全て誠実にまっすぐ受け答えされてました。話された方は、すごくうれしかっただろうなって思います。

○元恋人の所在地
晩翠通り、法務局の近く、うん、奇遇です。私の親友もそのあたりに住んでました。


○内輪ネタ
坪さん、細坪さん、と、会津若松のライブ予定紹介してましたが、うーむ、あの客層で、細坪さんが誰だかわかる人は10人もいたかしらとか(汗汗)チラシを読んでた人はわかった・・・よね?
斜陽館で、桜桃忌ライブするのですか?龍雲さん、行きたいのですが、なんかその日別な予定が・・・(涙)


○自作自演
ハーモニカとギターの弾き語り。
おおお、歌詞カード譜面がない!歌詞全部頭に入ってるのですか@@;すごーーーーーーい!!!!
他人の曲、「花は咲く」の歌詞だけわずかに飛んだけど、あとはちゃんと歌われてたよ~に(歌詞わからないけど^^;)思います。言われれば、山木さんも歌詞の間違いやギター演奏のミスはないような。
その点スリハンの3人は他人の曲割合が多いせいか、あまり歌詞覚える気なさそう。別にだからどうってことじゃありませんよ。演奏者が増えるといろんなファクター増えるでしょうし、それぞれポジションや得意技が違いますから。みんな違ってみんないいんです。はい。
え?曲リスト?
メモ取ってませんし、知らない曲が多いので、無理ですーー;。
曲タイトルわかったのは、
暖簾、ルリカケス、つまさき坂、笹舟、桜桃忌、花は咲く・・・・アンコールの「想い」と道標ない旅、、だけかな?すみませんm(__)m。
ともかくきっと歌ってくれないだろうと思っていた桜桃忌を歌って頂いて、涙ほろり来ました(別に私のためじゃないでしょうけど)できればついでに星月夜も聞きたかったけど、わがままですね;
アンコール、演歌の屋台でなくて、定番のフォークソングやって頂いただけで満足です。

龍雲5

サイン頂いて、握手も出来ました~。感激でしたーV
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