ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

細坪基佳LIVE2013 ~Harvest ~青森

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

台風の荒れ狂う中、、なんとか無事ライブ開演前に青森市の海沿いにあるワラッセにたどり着きました。ワラッセはとっても綺麗な会場で座席が広く快適で、音響も良いし、照明も良いし、、、自分だけがその空間にいるような趣き深いライブで、周囲の人がいるのもいつしか忘れ、細坪様久保田様お二人の演奏に集中して、自分だけの世界に浸りきってました。青森ライブは一人での参加でしたが、なんだか客席の中に龍神様のお誘いで集まった八百万の神が座っておいでのような。。。。そんな感じさえする幻想的なライブでした。

以下MC、演奏曲のネタばれありです。

○「旧友」チーム東北
前日の秋田でも感激しましたが、とにかく照明が素晴らしかったです。2枚の白いモノリス様の板に映し出される光彩が色鮮やかで、その板の間から奥のスクリーンに描きだされる光模様が幻想的です。特別な機材を使ってると思われない単純なセットのようですが、曲のイメージ通りに優しい単色だったり、曲調の変化に合わせて色が変わったり、背景とモノリスの色が交互に変化したり、明滅したり・・・・、音楽と一体になって踊る意志を持つ有機体のように繰り広げられる光のショー、照明と音楽が織り成す視覚聴覚が融合した舞台アートはまるで異世界に来たようで、心の中で歓声を上げながら、称賛の拍手を送っていました。音響も良かったです。

圧巻は「旧友」での背光。後光に浮かび上がる細坪様の影が歌う姿は神秘的です。青森ではその後完全に光が消え、闇の静寂が穏やかにステージと会場一つに包むこむようで感動的でした。美しい光の輝きを見た後の、闇の心地良さ夜の安らぎ。同じ物を見て同じ物を聞いてた者同士が、同じ闇に飲まれ視覚も聴覚も閉ざされているのに、心は一つになっているような不思議な安寧。しばらく沈黙の後、会場に光が戻ってもその余韻は覚めなかったです。
「旧友」自体は「Genesis」のようなファンタジー系ではなく、歌ってるご本人の等身大の率直な心情を歌った現実的な曲なのですが、その曲で非日常的感覚に引き込まれるとは・・・・ちょっと予想外の感動に心震えました。

これはよほどふきのとうや細坪さんの音楽を知り尽くしている方の照明なんだろうと秋田でも予想してましたが、この日は細坪さんがイベンターさん、照明さん、音響さん、それぞれ東北各地に拠点を置いて活躍されてる旧知の友人であると紹介されてました。ソロになって数年後に、山形で照明の会社を興した元スタッフの方に山形でやってみないかと声をかけられ、その山形のコンサートの時に福島イベンターの渡辺さんがやってきて、福島でやってみないかと。
昔の仲間に声をかけて貰えたことへの感謝、友情の輪が広がる喜びをしみじみと語られていました。次は岩手で、秋田で、青森で・・・東北制覇しようと語り合う仲間達。
かつて青森のコンサートで宣伝費をかけすぎて赤字を出した苦い経験から細坪さんは不安があったようですが、小さな花が少しずつ大きくなるように東北でもコンサートをやっていく手応えのようなものを感じられているのでしょう。

スリハン秋田の時は30年ぶりに細坪さんを見た私の受け止め方が拙かったのかもしれませんが、どこか言葉の端々に不穏なものを感じました。
あの時から一年半、かつて苦杯を嘗めた青森で思いを語る細坪さんの表情は柔和で焦りはなく、達観されてる感じもします。それは恐らく細坪さんにとっては比較的未開拓だった蝦夷地東北を細坪様が既に心で掌握出来ている証かもしれません。
私は岩手県南宮城県北のド田舎にいて、細坪さんの情報を目にすることも無く、(ふきのとうも岩手にあまり来なかったような)、頻繁に活動してそうな北海道に出向こうかと、情報があればそのつもりでずっといましたが、こうして東北に来て頂けるなら何よりです。
細坪様を東北に連れて来て下さり、細坪さんの音楽を魅力的に演出して下さったチーム東北スタッフの皆様に改めて感謝です。
(もちろん他の地域の会場でも照明いいな~って思う時がありますが、一応地元東北なのでちょっと強調)。


○頭真っ白
1曲目定番の「LOVESONG」、情熱的に歌われるのでこの日もうっとり。
割と端の席だからあまり目が合う心配ないと思ってたら、座席がゆったりしてる分横列の少ない会場なので、ハンドマイク持ってステージ右側に移動したらちょうど真ん前目線上??ダメだあ~、近いぃい~うひいいいいいいい~ぃ、思わず目を伏せる私。
条件反射パブロフの犬状態で、心臓は割れんばかりにどきどきするわ、足はがくがく震えるわ、頭真っ白に。
やっとステージ中央に移動されたところで、冷静になって頭働き始めると、なんで毎回こうなるんだよ~~。いい加減に慣れろよ。そういうのを自意識過剰っていうんだぞ<自分。情けねえ~(涙)
いつまでもこんなことではいけないと意を決し、その後はちゃんと目が合うのを恐れず見る努力をしました。そしたらたいしてこっち見てないじゃん。左側に比べ右側あんまり見ないんだよね、細坪さん。だから余裕よお~とか思ったら、これが気のせいかやたら久保田さんと目が合うのだったwでも久保田さんと目が合う分には全然平気なのです。
久保田さん、君の瞳は100万ボルト。目がでかいし~。


○どんな色が好き♪
細坪さんは「赤」だそうです。昔は赤は女の子の色みたいで、着なかったとか。
今や戦隊物の主人公は「赤」です。赤はヒーローの証。赤は強そうな感じします。
私は今回ステージの光の色を見て、群青や紫が好きなことを認識しました。群青の照明、すごく綺麗でしたよ~。「BLUE」が聞きたかったくらい。

○山木率
16曲中11曲がふきのとう曲で、うち8曲が山木曲・・・・え?どういう風の吹き回しでしょう?来年40周年だから???
コアなファン的には、いいんですよ~そんなに無理しなくてもぉーー;ご自分が歌いたい曲お歌いになれば?(^^;って言いたくもなりますが、久々にコンサート開催される地方の方はふきのとうのシングル以外の曲しか知らない方も多いでしょうから、聴衆の要望に応えビギナー向けのメニューにされたのでしょう。
隣席だった方はラジオで「やさおも」が一瞬流れたのを聞いて「え?細坪さん来るの?どこに??」といても立っても居られず、慌てて同僚にネットで調べてもらって、今回のコンサートのこと知ったそうです。10年ぶりの細坪さんのソロコンサートなんです、っとすごく感激されてました。それだけに最後にリクエスト「やさおも」が出た時、私も思わず拍手でプッシュしてしまいました。
バカだ~、本当は何か別な曲を準備されてたんですよね。何だったんでしょう?「バス停まで」だったら、そっちが聞きたかった・・・・でも「山ロー」だったら「やさおも」でもいいか。(せっかくリクエストに応えて歌ってくれたのに文句言うなよ→自分)

○驚異の喉
「可能と思えば可能、不可能と思えば不可能」
この日ふきのとう曲、全曲オリジナルキーだったようです。「やさおも」は下げて歌ってるのを見たことありますが、この日はちゃんとカポ3だったよ(<弾さん)
この日は「20代の頃と同じオリジナルキーで歌ってます。現実を考えたら歌えるわけないのに、歌えるだろうと思い込んでる観客の思い込みで、自分も歌えると思い込んでしまって、歌えてしまうんですよ~」とドヤ顔の細坪様。
確かに体入れて頑張って歌われてて、若い頃よりも激しく、情熱的に重厚に聴こえてきます。すごいわああvv。でも無理しないで~ (願)
高いキーの曲が続くコンサート二日目ともなると中盤から話し声が掠れてて、これがまた妙な悲壮感あって・・・、萌えますよね<neoさん

○頭真っ白2
特に「雨降り道玄坂」が疲れるようです。歌ってる最中、時々頭真っ白になることもあるそうで。(なんかわかる気がしません?<じぇりいさん、むーみんさん)。
道玄坂は高音のサビが延々と続くので、酸欠になりそうですw
「細坪がステージで倒れた」ってニュースが流れたら「あいつ、また道玄坂歌ったなって思って下さい」って冗談話を秋田のMCで聞いた後だったので、見ててなんかハラハラ・・・してたら2番のAメロでギターのコードが違う~!!ああああ、まずい!戻んないよ~よりによって細坪さん一人で弾いてるところだったので、焦る私(私が焦ってどうする?)
「本当に頭真っ白になっちゃったのかしら?」と心配で私も頭真っ白@@;。久保田さんも明らかに狼狽しコードサポートしようとギター弾き出したあたりで、細坪さんの演奏も戻りましたが・・・、一瞬とはいえ、どうなるかと冷や冷や・・・ってーか、つい、いけない妄想がもわああああああん(私も疲れてるさ)
もし、細坪様が道玄坂歌って倒れちゃったら・・・・・そりゃあ、まずは・・・・・・
「人工呼吸しなきゃ!!」きゃああ~~大変よおお~、アタシがアタシがとステージ上に群がるおばちゃんズ。そこでフ女子の私は大岡越前とかベニスの商人のポーシャのようにお見事な裁定を下すのだった。「ここはやっぱり久保田さんがやるべきでしょ!」
恐ろしい事態を察知した細坪様は一気に覚醒し、もめるおばちゃん達の足の間から逃走・・・(そりゃあ逃げるわなw)・・・
ここで一句、シロネコさんの「平賀さん 私の投げキス 逃げないで」をリスペクト
<細坪様 アタシの人工呼吸 逃げないで>
(細坪様が命がけで必死に「道玄坂」歌ってるのに、何を考えてるんだ!<自分←殴蹴)。

○頭真っ白3
道玄坂で間一髪だった細坪様(私の妄想の中で)。続く、思い出通り雨、一緒に歌いましょうと調子良く歌詞を誘導して会場と一緒に元気に楽しく歌ってましたが・・・・間奏の後「君は今雨の中を~♪」ってあれ?もう4番??気のせいかまだ3番歌ってないような・・・・あ、やっぱりもう1番あるよ、どうするんだろ?と、また頭真っ白になりかけた私。細坪さんは平然と何事も起きてないかのように、4番に3番の「手紙を捨てる~」で〆てました。
誰も気付いてなさそう。さすがプロだーーーー!!!

○相棒
今回、何の障害物もなくばっちり久保田さんが見える席でした。音響のバランスも良くて、久保田さんのコーラスが通って客席にまで聴こえてきました。歌ってる表情がよく見え、安定した音程で爽やかな響きがクリアに伝わってきます。久保田さんのギターの音色は繊細ですが、久保田さんとのハモリは野性味があってかっこいいコンビです。
時折、「あ」と動揺すると瞳孔がさらに拡大して100万ボルトの電流放出丸わかりなのですが、だからと言ってミスったのは久保田さんとは限りませんよ。
皆さん、騙されてはいけません。
クロスロードの最後のサビ歌いだし、あれ??久保田さんがフライイング???ばっちり目が合っちゃいましたが、、、果たして真犯人は・・・・多分・・・・

○「明日どこかへ行こう僕らのスピードで、無邪気な頃に戻ろう萎れた花を捨てて」
最近、この曲をさんざん歌わされてるうちになんか洗脳されちゃったのか、昔の白馬に乗った王子様に思えた頃の細坪様を、どこかに探したり、思い出したりあまりしなくなりました。今、目の前のステージで歌ってる人が細坪さんなんだって、1年半かけてやっと頭だけでなく、感覚的にわかって来たというか。。。
でもさ。よく考えてみると、花瓶にあった若々しく硬質に咲いてた花を捨てて、少し萎れてるけど柔軟な花を胸に抱いてる気分に。。。。(おい)

○待ちわび通り
私がふきのとうのコンサート行ったのは、81年~83年頃で、「人生・春・横断」「D.S」「スケッチ」等の新アルバムからの選曲が多く、今回演奏された「道玄坂」や「思い出通り雨」は当時は一度も生で聞いたことないです。
今回、演奏された中で、唯一「待ちわび通り」は、若い頃細坪さんがソロライブで歌った時の姿がぱっと浮かんで、一瞬重なって見えた気がしました。
「秋深く人恋しくてももうあなたを呼びとめたりはしない♪」

セットリストです。
1LOVE SONG
2風来坊
3白い冬
4柿の実色した水曜日
5ばーじにあ・すりむ
6雨降り道玄坂
7思い出通り雨
8流星ワルツ
9初恋
10旧友
11クロスロード
12萎れた花を捨てて
13春雷
14時の足音
アンコール
15待ちわび通り
16やさしさとして思い出として

○竜神様と一緒におっかけ
台風荒れ狂う中、秋田から青森に向かいました。途中、道路冠水、高速通行止め・・高速道路があちこち止まってて、一般道走ってるとナビが古いので、ナビにない道路があって豪雨の中、どこ走ってるのかわからない状態に。とても青森までたどりつけそうにないなあ。諦めようかと思いましたが、まあライブ後半30分でも見られればいいかしら?でも遅れると細坪様にからかわれるのはきゃあ、恥ずかしい;;。まあでもこの台風の中よくぞたどり着いたさすがおっかけおばちゃん根性はただものでないって感じで、存外にお褒めに預かるかもとか勝手に妄想してにやにや・・・。してる場合でないよ。。目の前に濁流が~ああ、これって「走れメロス」じゃん@@;
「 ああ、鎮しずめたまえ、荒れ狂う流れを! 時は刻々に過ぎて行きます。太陽も既に真昼時です。あれが沈んでしまわぬうちに、青森に行き着くことが出来なかったら、あの細坪様のライブが終わってしまうのです」←いいから、お前、諦めて帰れよ!
でもここまで来たら進む戻るも危険は同じだわ・・・・って。濁流の中に車を進め、電気系統がショートし、水没溺死とか嫌だなあ、、、震災の教訓でハンマーはすぐ手に取れるところに置いてたはずだけど・・・とか、長距離運転で疲れた頭にもわーーーーん・・・
私の葬式で息子が「母はフォーク歌手のおっかけをしてる途中、客死しました、母はきっと本望だったと思います。」とか挨拶してる姿を妄想したり。。。。なんか疲れてるなあアタシ。
高速が止まってるので青森に入る一般道や、市内が混んでるだろうと思いきゃ、案外そうでもなく、ポンコツ車のアクセル踏み込んでハイドロスプレンディング現象も何のその、飛ばしたし(良い大人は決してまねしてはいけません)、会場も駐車場も分かりやすかったので、無事開演30分前に到着。
でもたどり着いた時はへろへろ~な感じで、でもテンション高いから妄想ダダ漏れ状態。出戻りおばちゃんおっかけパワーは蒙古軍に勝る猛虎のごとく、龍神様もやれやれで、ひきまくったか、380キロ離れた自宅への帰路は、雨も上がってました。
別に細坪さんの逆雨乞いのおかげでなく、単に台風一過じゃないかとか。
つい「濡れた歩道に光ってる夢のかけら~♪」それでも懲りない私なのでした。

以上。二日間、1000キロ移動も最後はめでたしめでたし(なのか?)の青森ライブおっかけ記でした。
秋田ライブも演奏MCも充実しててとても良かったです。因幡晃さんと遭遇したり面白かったし。それはまた後日。(時間がある時にでも)
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