ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

風の轍

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

「風の轍」歌ってみました。


私が思春期の頃、苦い現実に押しつぶされそうな時、この曲を何度も聴いて救われるような気持ちになったものです。
思い入れの深い大好きな曲なだけにイメージ壊したくなくて、今まで一度も歌ったことなかったのですが、成り行きで1月のオフ会で歌うことに。慌てて練習始めてますが素人には難しいです。
歌ってみて改めて、文節冒頭の母音の押韻が凄くて、語感の美しい歌詞ですね。
以前も話題にしましたが、細坪さんは母音の「A」=「あ」をとてもクリアに発音されてると思います。

はなやかな人の あざやかなショーウィンドー
おのいひとたちが しをとめるるいこかげ
ぜはくどをくし かわいたちがゆれる
おりのいいおちゃがりつめたこころが
やさしいひとがいる けのいいたみが

文節冒頭のA音にアンダーライン入れて意識して読むと、まるで発音テストをされてるようです。(八重歯のないせいか私は綺麗に発音できません)更に「カ行」の発音が細坪さん特徴あってフレーズの冒頭に続くと非常にインパクトあります。

またneoさんも指摘されてましたが、細坪さんは「あ」だけでなく「い」も非常にクリアに発音されます。今年のネーチャーの感想にも書きましたが、細坪さんが「セ<イ>シュン」という語を歌われると、特別な響きに聞こえるのは、他の方のように「セエシュン」じゃないからですね。(特に東北人は「い」と「え」が明確に区別できないんですよ;)

五十嵐 浩晃さんのディープパープル、細坪さんが歌う「明日から何を頼りに生きるのか」というフレーズ。「生きる」が中心語句で、丁寧に「イィキィィルゥ」と歌われるので、語意がはっきりと聞き手に響きます。
おそらく単語レベルでなく、文意を考えて発音・発声されてるんでしょうね。

要は、細坪さんは歌詞を朗読されてるんです。普通の人は、歌詞を単純に字面を追って音読しているんですけど。
たとえてみれば「走れメロス」を一般人と役者さん声に出して読ませると、差がはっきりするのと同じかも。
「ごんぎつね」を小学生に音読させると、最初は棒読みでも、読み取りが深くなってくるとゆっくりはっきり情感を込めて読むようになるものです。
同様に、歌詞の情景・心情をリアルに自分が感じ取ることができるから、見事な朗読になるんですよね。
まるで舞台俳優さんのようにその場面その台詞で感じた心情を、舞台で何度も再現できるのも才能ですよね。
とか、コンサート後に知り合えたファンの方たちとこんな細坪さん談義に花を咲かせるのも楽しい日々でした。

個人的な話で恐縮ですが、実のところ細坪さんのライブ行き始めたのは震災の翌年、ここ2年です。
その間私には大きなライフイベントがありました。去年、母が急逝し、今年病弱の長女の容態が急変し生死の境を彷徨って、主人からの再移植手術。私自身、去年10数年ぶりに職場復帰しましたが、結局長女の病気でまた復職を断念しました。仕事が生きがいだった私は、以前なら失意にあったと思いますが、仕事してたら絶対行けそうにない細坪さんのコンサートに行けたので、全然わが身を憐れむ理由もない状態。
細坪さんの音楽を聴いたり、熱病患者のようにコンサートのおバカ感想を書いたり、また今度いつ行こうとか考えてると、全然悲観的にならず、辛い気持ちもあまり感じることなく過ごせました。
思春期の支えであった音楽と再見した今また日々、心の支えになってました。
細坪さんや関係者の皆様に感謝です。

気づいてみればネーチャーから始まって、今年LIVE演奏を見たのは24回目(ストーカ-かよ?)、去年12箇所ほど見た気がするので出戻って36箇所でしょうか。
30年の空白も、年に1回はコンサート行った計算になるので、やっと埋められたような充足感があります。
でもその分あんなに鮮明だった30年前の記憶がどんどん薄れてしまって・・・・私が30年憧れてた人とは別人と思えるのに、ほんの少しでも重なる瞬間を求めて追ってるうちに、記憶が上書きされてしまったようです。
それが良いと思えることもあり、さびしくもあり・・・
ブログの記事は細坪さん・NSP・音楽関係のライブ感想だけで120項を超え、いつのまにか私のブログの最大コンテンツに@@;あれ~音楽なんか門外漢だったのに・・・
さすがに燃え尽きそう・・・。
来年は少しペース落として、クールダウンしようかと・・・・。

って、来年40周年ですね。
ちょうど「ふきのとう」の音楽を懐かしむのに、私にとっては一番良いタイミングかもしれません。
いえ、懐かしむというより、今聴いても色褪せることないスタンダードな名曲と美しいボーカルは新しい出会いのように新鮮です。
あの頃、お二人で作った共同の素朴な音楽を聴いて欲しいと胸張って私達に聴かせてくれました。それは嘘ではなかったはずですよね。10代の私達の心に輝きをくれたこの音楽を、ふきのとういう素晴らしいグループを愛したことを、みんなが誇らしく思えるようなそんな40周年であって欲しいと願います。

細坪さん以外にも、今年はいろんな人のライブ、行けました。
青春の音楽は大人になって卒業したつもりですが、ふきのとうだけは卒業できてなかったのがきっかけで、ずっとどこかに置き捨ててた青春のアルバムをもう一度手にしてめくってみてるような感慨がありました。
永井龍雲さん、三浦和人さん、中村貴之さん、鈴木康博さん、スリーハンサムズ、風のアルペジオ、あんべ光俊さん、原田真二さん、チューリップ、小田和正さん・・・
特に小田さんのライブが、昔と変わらない美しい歌声と昔よりだいぶ気さくな感じに感激したし、通常のライブとは違った観衆と大きな感動を分かち合えたこと、とても印象深いです。
aさんのおかげで、来年はさださんのチケットやっと取れました。さださんもデビュー40周年ですね。楽しみです。
来年もきっとこんなおっかけおばちゃん人生が続くんでしょう~。。
何かに夢中になれるって素晴しいけれど、夢から醒めた時が少し怖い気もする臆病者です。
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