ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

さだまさしシンフォニックコンサートツアー2014in仙台

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

4月2日(水)、仙台サンプラザで行われたさだまさしさんのコンサート行って来ました。
テレビやラジオではお馴染みですが、生で見るのは初めてです。
思えば中高生の頃は、私も周囲もアルバム曲含め発表された曲で歌えない曲ないほど、みんなさださんの曲、好きでしたね~。
中1の頃、近所のひとつ年上のブラバンの先輩がステレオを買ってもらったとかで遊びに行った時、FMリクエストアワー一緒に聞いてたのですが、その時流れてきた「雨やどり」聞いた日のこと、一生忘れません。初めて聞いた曲なのに、2人で大爆笑しました。
雨やどりがきっかけで、本格的に、自分の意志でFリクやIBCトップ40聞くようになったことを思うと、この年になってやっとさださんのコンサート行けて、感激なのでした。


さださん
ツアーパンフと最新ベストCD。膨大な量のCDがあってベスト盤も多岐に渡ってて選ぶ余裕なかったので、これにしたら「風に立つライオン」が入ってなかったorz

以下 ネタバレありです。

演奏されてタイトルわかった曲は(順不同メモってないので失念)

北の国から
ラデッキー行進曲(仙台フィル)
主人公
つゆのあとさき

精霊流し(仙台フィル)
親父の1番長い日
生々流転
飛び梅

風に立つライオン

あと、仙台フィルのみの演奏で、NHK大河ドラマのテーマ曲演奏されました。
私にとっての新曲は「青の季節」「天然石の化石」「残春」(パンフで確認しました)
「残春」は4月5日公開の映画「サクラサク」の主題歌だそうです。

さださんは、テレビで何度かコンサート見たことあったので、イメージは出来てて、期待通りのコンサートでした。
2部構成で仙台フィルとの共演でしたが、やっぱり話が長~い。一部はほとんどトークというステージで、通して歌ったのは12曲くらい???
オ-ケストラをバックにしてるので、大曲のバラード続きで大変ですと仰ってましたが、確かに曲目はこれで十分だと思いました。私はさださんのMCを楽しみにして来たので(おい)

さださん、全体的に押さえて歌ってて声出すのが辛いのかしら?と心配になりましたが、曲の最後はしっかりリキ入れて絶唱というパターン。
音楽は、揺れと強弱と仰っられるように、強弱緩急のあるダイナミックな演奏でした。
それとさすが、ヴィオリニストの卵だっただけあって、絶対音感ありますよね。音が正確です。クラッシックやってる人には当然なのでしょうが、ちょっとしたメロディを口ずさむ時、楽器頼らずとも普通にオリジナルの音で歌い出すので、妙に感心してしまいました。

予想外だったのは、会場ずいぶん静かでしたね~。
多分私が最近見たコンサートでは1番静かな聴衆でした。基本、クラシックコンサートだからなのでしょう。
てっきりさださんのことだからもっと会場とやりとりあるのかなって思ったのですが、静かにじっくり音楽聞きたいという聴衆の空気を感じ取ってか、そのムードを作為的に変える気はなさそうでした。
実は1曲目「北の国から」のハミングを、さださんが「ご一緒に」と仰ったのに会場あまり歌わなかったんですよね。私は大きい声で歌いましたが。
1曲目終わった後に会場の反応を試すためか「イェーイ」を言わせてましたが、平均年齢60歳超えくらいで高齢者が多いことに気付いたのか、あとはもう独演会状態。
でも若い子も少しいてうれしいって。良かったね<あいちゃん
コアなファンにはお馴染みのネタだとかで、仙台フィルの皆さんに向かって話してましたが、私は初めて聞くネタだったので、こっち見て話して欲しかった~;
もちろん、最後の「風に立つライオン」は「ブラボー」の大歓声が上がり、大いに盛り上がったのでした(^^)

演奏されたどの曲も思い入れのある大好きな曲ですが、特に「親父」と「飛び梅」「ライオン」が心に残っています。

「親父の1番長い日」※
懐かしいというより、子育てを終えそうな年代なので、若い頃よりずっと心に染みいってきてとっても新鮮でした。
コンサート中、オーケストラと大衆を結ぼうとした故山本直純さんのことを何度も話題にされていて、その直純さんがこの曲に感銘し渾身の編曲をされたというMCも良かったです。剛胆だった直純さんとさださんの交友にじーーーんと来て。更にじーーん。
実は若い頃、この曲、好きで無かったんです。この曲あたりから、さださんから離れたんだよね。 私の母は、秋桜や無縁坂とはほど遠い人ですが、理想の母親ってこういう人なんだーってあたりまでは感情移入出来たんですけど、
この「親父」はともかく、「親父」と妹を半生にわたって観察してる主人公の青年はシスコンですか?とかつっこみたくなって(--;
自分の育った家庭に妙に肯定的なのが、思春期の若者としてリアリティがないような。
青年期の若者はちょうど離れ猿の時期で、自分の育った群れを離れ、自分の群れを作ることに気が向いてる自立時期なので、一緒に暮らしてる家族よりも、家族以外の他人と自分に目がいく年代に思えてたからです。妹より、自分が何者であるかを見つめる時期だろうとか。
たださださんは両親の期待を受け10代前半で家族と離れて暮らしていた方なので、一般人とは思い入れが違うんでしょう。
私も、今、親の目で長いスパンでこの曲捉えると、ほのぼのとしたホームドラマに思えて来て、いいなあって。主人と娘に置き換えてしまったり。不覚にも涙目になってしまいました。
私もこの曲の良さがわかる大人になった証拠ですね。

「飛び梅」
この曲は昔も今も大好きです。これをフルオーケストラで生で聴けて最高でした。菅原道真の和歌と飛び梅伝承に、遠ざかった恋人への追想が重なって、歌劇を見てるような心の昂揚を感じます。
これと「まほろば」と「檸檬」は文学の香りがする沈鬱な曲なので、「主人公」系よりも好きですね。メジャーコードでも「フレディ」が好きで、私は暗い世界に惹かれてしまう性分のようで(^^;
今や好々爺のように言われるタモリがネクラという言葉でマイリティを蔑視してたこと、小田さんやさださんを軟弱と批判してたこと、アタシは忘れてません(-_-メ)

「風に立つライオン」
アフリカに渡ったとある医師が、現代社会の喧噪に喪失した人間らしい心を取り戻し、故国を遠く離れ思うことは・・・
歌詞にしては長いけれど、小説としては短いこの曲。
「沈まぬ太陽」の名シーンが自然と目に浮かびましたが、風に立つライオンも小説化され映画化される予定だそうです。
アクションスリルサスペンスのハリウッド映画が3G映像でリメイク映像も、テーマ性が劣化して行く中、近年地味な邦画が好まれるのは、ゆっくりと時が流れていた時代の人の温もりを感じたいからなのかもしれません。
さださんの歌詞は、小説や映画のように起承転結があり、良い意味で予定調和したオーソドックスな結びが今は心地良いと思えます。
一方で、「仮設住宅は人の住むところでない」という発言を誤解されたという話、「間違った平等」話は被災地を思うさださんの強い憤りや、「良い物は高い値段を出してでも買う」という辺りで「ポリシー」を垣間見た気がします。
TVで見るよりちょっとテンションの低い気がして、何か心に掛かるものがありそうなこの日のさださんでした。

この国は残念だけれど何か大切な処で道を間違えたようです

「長江」
28億借金の自虐ネタが散々炸裂してましたが、中国の近代化ですっかり光景が変わってしまい、当時の様子を撮影した唯一の映画フィルムになるんだそうです。さださんは28億円の借金で、「映像の20世紀」を、決してお金では買えない人類の遺産を残されましたね(^^)ゞ

さだぽす

余談になりますが・・・・
30年以上も前のこと、私の高校の先輩二人が遠野を旅行中のさださんと市内で遭遇したんだそうです。
先輩達、後をこっそりついてったら、さださん突然振り向いて「一緒にお茶でもどう?」と誘われたとか。それで、その辺の喫茶店に入って、軽食を奢ってもらったそうです。
さださんは爽やかでユーモアがあって知的で、ヴイオリンがなんか弾いちゃうし、文学にも長じてるし、本当に憧れのインテリ青年でした。

さだぽす2

大学の時、アパートに親しい友達が集まるとみんなでさださんの曲を歌ってました。どんなマイナーな曲でもみんな歌詞覚えてて、何でも歌えちゃってましたね。
その中でも「フレディもしくは三教街にて」は、よく歌ったよなあ~ もう今は歌詞忘れてますが、あの頃はみんな歌詞を全員空で覚えてて歌えたんだよね~。
太宰治とさださんは私の大学時代の友人達の共通言語でしたね。
不思議と、さださんを嫌いな人は私の周囲にゼロ。一方、はまるほど熱狂的にさださんのおっかけしてるも1人もいなかったんだよね~。
文学とクラッシックの香りが、サロンで語る教養感覚で、キャーキャー熱狂するミュージシャンとは一線を画す高尚さがあったのかもしれません。
だから今20代のあいちゃんがさださんに夢中な姿がなんか妙に新鮮で、うれしく思えたりします。

※親父の1番長い日や関白宣言が歌番組で歌われた時代に、ふきのとうの「ひとりの冬なら来るな」の2番が長いという理由でカットされたのは当時から腑に落ちなかったです。本当は歌詞がアイドルデュオイメージに合わないからなのでは?<CBSソニーさん
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