ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

DVD「アルスラーン戦記Ⅰ・Ⅱ」鑑賞日記★★★

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

アルスラーンDVD
久々にアニメ話題です。

原作が、「銀河英雄伝説」の田中芳樹氏、キャストに名優オーベルシュタイン塩沢兼人さん(故人)、アッテンボローの井上和彦さんが出演ってだけで興味あるんですけど、
音楽が都留ノリヒロさん、Ⅱの劇中歌を細坪基佳さんを歌ってるとあれば、これはアニヲタおばちゃんかつ細坪様マニアの私が見ないわけにはいかないわ~。
告死天使Ⅱ

ぱっと絵を見て、安彦良和さんの「アリオン」っぽいなあって思ったら作監さんがアリオンの作画やってた神村幸子さんですね。セル画が綺麗ですね。

田中氏の物語世界を、秀麗なキャラで都留さんの神秘的ファンタジー音楽で味わえる上に、細坪さんの美声が聴けるなんて。これはもう私のためだけに作られた作品に違いないわ(ないから)いつものラブソング歌う細坪さんとは違う、異次元を歌う細坪さんも良いです。この告死天使Ⅱに近い味わいの曲が、都留さん作曲細坪さん作詞の「GENESIS」だと思います。なんでか私、この曲が、解散後の曲で1番好きです。
どこかのライブ会場でGENESISのインストゥルメンタル流れてて感激でしたわ~。
アルスラーン戦記は、ふきのとう解散の年に公開の映画だったようで、細坪さんにとっては新機軸を探ってる頃だったのでしょうか。他にもスタッフにふきのとうのバックミュージシャンの名前ありますね。
スタッフ

劇中の告死天使Ⅱを子供らと聴いて、ほら~細坪さん綺麗な声でしょ、今のアニソン歌手よりずっと上手いでしょ、歌詞がちゃんと聞き取れるでしょ、ママが好きなのもわかるでしょ!言うと、「ツボッチ、アニソン歌手になれば良かったのにね」と。
なんて不遜なことを!?仮にもシンガーソングライター様なのよ。だからこれはご本人にとっては黒歴史扱いかも^^;。
アルスラーンCD

物語としてはよくある、国を追われた王子が成長し再び国を再興する国盗り物語だろうなって。多分叙事詩に元ネタあって、イランとインドっぽいねと世界史オタクの1号が面白そうに見てました。。
指輪物語やRPGのように、第一部は個性的仲間が集まって行く感じで、最近見た七人の侍をモチーフにし
た「サムライ7」を連想させられます。設定や物語、キャラクター共、イメージしやすし、勧善懲悪、奇跡のヒーローエンタメものとして安心して見られるなって思ったら・・・、
第2部は王子の出生の秘密が明かされていく中で、銀英伝のラインハルトとヤンが人間味があったのに対し、出来すぎ君のアルスラーンが無個性になってしまわないよう内面を描き出し感情移入させようという意図が見えました。「銀河英雄伝説」には全くない要素ともいえる主人公の「深層心理」や「トラウマ」を前面に出して来て、言われればそういう時代だったなあって。
この感じというと、最近では、ジブリの宮崎吾朗氏が監督した「ゲド戦記」が、オディプスコンプレックスものだった気がします。
それにしても古今東西よくある設定とはいえ、他のアニメ作品とは一線を画す田中芳樹さんらしいと感じるのは、カルト宗教への嫌悪感と、人は奴隷に安住し「自由」を求めなくなるという社会構造の問題(ハリーポッターのクリーチャー。ドビーのことを思い出すとイメージしやすい)を、わざわざ映画の冒頭と最後に入れていることです。銀英伝では最良の専制主義と最悪の民主主義の攻防を見た気がしますが、今回も自由とは何かふと考えさせられました。

それはともかく見所は、豪華声優陣です。
デビュー作「バルディオス」からファンだった塩沢さん、遺作が子供と一緒にはまった「デジモンアドベンチャー」だったのですよ~;
銀英伝では陰気な変人オベちゃんでしたが、今回は塩沢さんのためにあるようなイロモノキャラじゃん。原点マクベ・ブンドル系美術オタクのナルシストでしたw
井上さん演じる単純熱血青年ダリューンとの軽快なやりとりが面白いです。
ファランギースはZですごく不幸だったレコアさん声。銀英伝ではヒルダだし今回のファランギースといい、良い役柄ですね(^^)
台詞回しが理屈っぽくて重々しくケレン味があって、こういう故首藤剛志さんのような脚本、なかなか今ないんじゃないかなあ。。。

銀河英雄伝説の再アニメ化、素直にうれしいです、心待ちにしてます。
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