ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

フラッシュバック ~もうひとつの40周年

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

冬景色

ダスティンホフマンの「クレイマー(氏)クレイマー(夫人)」を観る度、とんぼの「フラッシュバック」が脳内を流れます。今や、電話ボックスも映画街も見かけなくなってしまった現代ですが、この曲聴くと昭和の懐かしい心情と情景がフラッシュバックします。
歌詞の中身は、
家出をした青年が、都会で知り合い孤独を癒やしてくれた女性と映画「クレイマークレイマー」を観に行きます。青年が故郷で心配する母親を思い出し涙する姿に、彼の幸福のために帰郷を勧め身を引くという、、、女性の純愛が切ない曲です。
交通網が発達した今なら帰郷した後にUターンしてその女性を迎えに来ればいいと思うところですが、当時地方在住者にとって東京は外国と同じ程の遠いところで簡単に行き来できるところでなかったし、結婚は家同士の結びつきという意味合いが強かった時代です。NSPの八十八夜もそういう古い因習が残る時代の恋愛や結婚感を反映していて、大衆に愛された曲でしたが。
演歌に出てきそうな男のわがままにじっと耐える、男性に都合良い古典的女性像にも思えますが、映画「クレイマークレイマー」は離婚したシングル男性が幼い我が子を愛してるが故に、その子を手元に置きたいという自分のエゴを捨て、子供を母親の元に返すという・・・離婚率の高くなった現代日本を先取りしたストーリーなので、演歌の堪え忍ぶ女とは違った新鮮なシチュに思えて。
打算抜きの純粋な愛は、愛が成就しない方が、恋愛なら悲恋にこそ鮮明に描き出されるものと思い至ります。
愛しているから対象を独占するのも愛なら、愛しているから対象を手放すのも愛。
愛とはハリウッド映画のように他者から奪ったり勝利したりするものではなく、相手の健やかな生存を願うことで、時には相手の幸せのために孤独を甘受し相手を離すことも、より高次の愛なのかもしれません。愛とエゴ(所有欲)のせめぎ合いは、愛とは何かをいつも問うていた青い時代を想起させ、今もそのテーゼは私を揺さぶり続けるのです。

「フラッシュバック」がフラッシュバックするこの曲をピアノで弾き語りしてみました。





なんかNSPのアフターザウォーアップ以降、歌うモチベーション落ちちゃってましたが、1曲とはいえとんぼの名曲を弾き語り出来て良かったです。
トランスポーズ機能以外に電子ピアノを使ってる意味なくなってます。いっそ移調の理論覚えて、トランスポーズもいらなくなる日が来るといいんですけどね~

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