ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

細坪基佳コンサート ~Nature of Year 2015~

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

細坪基佳さんの22回目?のネーチャー。私にとっては3回目です。
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ピアニスト妹尾武さんとの出会いが生んだ格調高いシックな音楽シーン。
めぐろパーシモンホールの自然な残響が、スピーカーからではなく建物から、緩急強弱微細な表現を逃すことなく聴衆に届き、その見事な演奏に聴衆の拍手喝采も響き渡って、ホール全体で感動を共有できた最高のネーチャーでした。

年に1回の特別なネーチャーは、豪華なサポートメンバーが揃ってるんだから、特に妹尾さんは初のステージだったので(札幌ではAyakoさんメインに見てたように)、前半はずっと妹尾さんに注目し、そのピアノの上手さに耳奪われてました。更にいつもにも増して都留さんのバイオリン音色も端正な演奏姿も美しくて目を奪われてました。一人すごいアーティストが加わっただけで、久保田さん、高橋さん、Ayakoさんお馴染みのメンバーとの伴奏クオリティが一気に上がったとように感じ、中盤までうっとり全体の演奏に聞き惚れていましたが・・・
終盤の熱唱はその伴奏に遜色ないどころか、はるかに凌駕する細坪さんの圧倒的歌唱力に愕然。せっかく揃ったメンバーだから全体の音を公平に聴こうとする意識がすっかりどっかに吹っ飛んでしまって、抗いがたい力でその歌詞世界に引き込まれるように、完全に歌唱に心奪われてしまいました。
この方の歌唱の頂点は神のみぞ知る
不世出のフォークシンガー、そのポテンシャルの高さをまざまざと見せつけられた素晴らしい2015年の幕開けでした。


同時代のヴォーカリスト小田さんやさださんがクラシカルな伴奏で歌われるライブ見た印象とあえて歌唱力という一点で比較すると、(意見には個人差があると思いますが(^^;)細坪さんは平時(CD、レコード)からの上がり方(伸びしろ=潜在能力)がハンパない印象です。
聴衆の反応とバックのクオリティとホールの音響といったいくつかの条件が揃うと、ご自身の昂揚感から集中力が高まり、常人を越えた「超」能力を発揮するトップアスリートの領域ですね(^^)ゞ

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以下 ネタバレです。
セットリスト

1君に微笑みとサヨナラ  2高き空遠き夢  3風の螺旋
4ふる里に帰ったら  5風の轍  6ばーじにあすりむ  
7風の交差点  8白い冬  9もの憂げな10月
10寅さんのテーマ(妹尾さんの独奏) 11???(都留さんのバイオリン&アコカフェ)
12作品A  13帰り道  14萎れた花を捨てて  15風笛  
16Blue  17五月雨  18微笑み  19セクシー
アンコール
20ひとりの君へ  21雲のわだち

○相思相愛
細坪さんに新恋人出現?!もとい、新しい音楽パートナー出現のようです。
皆さん仰ってましたが、細坪さん良い出会いに恵まれたご様子。
気心知れた年若い飲み仲間が、たまたま著名なピアニストだったので、そこで意気投合して新たな音楽作りに向かう・・・。
個人的交流ないまま年上の人と音楽を作った過去と正反対の出会いですねw
「もの憂げな10月」過去1番安定感のあるハモリに思えました。
私見ですが、ヴォーカルの競演MCコントの相性でいうと三浦さん、ピアノ伴奏と安定した低音のハモリでは妹尾さんが1番合ってるて気がします(意見には個人差がありますのであしからず)。長身妹尾さんに更に美中年都留さんが加わるとビジュアル的にもツボ過ぎ~(←お馬鹿)
コンサート終わって思わず開口一番、「すごい良かった~今年は脱山木(歌詞)、IN妹尾ワールドだったね~」
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○風の詩
「ひとりの君へ」を紹介する度に、「世間的には知られてない曲ですが」と紹介する細坪さん。Aメロは甘々の口説きソングでサビは自分の生き方を歌うメッセージソングという取り合わせが初々しい感じがします。個人的にはB面「ミスター」の不穏さが好きでしたが、改めて聴くと甘いメジャーなラブソングと前向きなメッセージソングに到達した現在を示唆した曲調であることに思い及びます。
知る人ぞ知る曲でしょうが、知ってる人にはこの曲含め、アルバム「木精」は高確率で高い評価を得てるような・・・少ないサンプルですけどね※注
アルバム「木精」のB面は「風の詩」というサブタイトルが付いていますが、この日、「風の螺旋」「風の轍」「風笛」「風の交差点」風の4曲、あと風が登場する曲「高き空」「ばーじにあ」「セクシー」「雲のわだち」・・・・。
どれも味わい深い曲ですが、螺旋と交差点は初めてライブで聴いて、心の琴線揺れまくりでした。

○自然の共鳴
風の詩が多い中、「吹きすぎる風ばかり」は選外で(--;、「微笑み」がエントリーされたのは予想外。でもうれしい誤算で、生でホンモノを聴いたのは初めてだったのでAメロの繊細さとサビの迫力に思わずブラボーでした!
「五月雨」もそうですが、緩急強弱微細な表現が自在にできるホールでは、熱唱系が細坪さんの本領が発揮されてる気がします。
この日は伸びやかに気持ち良く歌っていますという感覚が伝わって来ました。もちろんその境地は想像できるだけで、「歌う快感」はそうそう凡人には至れない境地ですが(^^)。

○私のロミオはあらすじ語りが少し違っています♪
昭和残響伝、来たか!こりゃあ話長いぞ~と思いつつヤンヤの大喝采。
そして、今日も来たぞ「ロミオとジェリエット」劇場。
「Blue」「ひとりの君へ」「煉瓦色のレストラン」・・・このあたりの甘いムード曲を前にすると何故かギャグに逃げたがる細坪さん。照れくさいんでしょうけど・・・、
この曲好きな人にとっては「おっぱいソング」にされるのは「いやーーーん」の声がちらほらww
「あなたのロミオはムード作りが<激しく>欠けています♪」
いや私はもう馴れましたよ。こういう風に麻痺したら私もあなたもツボマニアの仲間入り(おい)
さて今までも微妙にロミジュリフリークとしては、あらすじに違和感あったんですが・・この日は明らかに「違う!」って大声で叫んでしまいました。
ロミオモンタギューをキャピレットと言い違えたのはご愛敬ですが、ロミオは短剣で死んだんじゃないですぅう~;服毒自殺ですぅ。
仮死状態から目覚めたジェリエットは、ロミオの飲んだ小瓶を拾い上げ、残りを飲んで後追いしようとしたのですが中身が空で、「何故私にために残して下さらなかったの?」と小瓶を投げ、周囲を探し、ロミオの腰の短剣を見つけけなげにも自刃したのですよ~
件の初夜も、密かに教会で挙式したものの、ジュリエットの従兄ティボルトがロミオの親友マキューシオを殺害したためロミオが逆上してティボルトを殺害し、殺人犯としてベローナを追放されたんです。追放されたものの新妻のためにこっそり一夜だけ戻って来たのですが、ロミオは発覚すれば死罪、手引きした者も罪に問われるので、夜明けが来るのが気が気ではなかったんですよ。
ジュリエットが既に人妻だと知らない家族が、強引に名門貴族との婚姻話を進めたので、
相談を受けた神父が仮死状態になって葬式した後なら誰にも気付かれずにロミオと駆け落ちできるという計画を立てたものの、ロミオにその情報が伝わらず本当に死んだと思い込んだ故の悲劇なんですね~。全編通してロミオの短慮が悲劇の原因になってるような;

○雲のわだち
アンコールの最後に、小児ガン制圧キャンペーンの協力を呼びかけ、新年早々世間を震撼させるニュース、情報が入って来ているが、社会を作り出した責任ある大人として社会が悪いとばかりは言えない。何が出来るかわからないが、とりあえず、幸せになろう、身近な人を幸せにしよう。と語る細坪様。
自分の身近な風景に幸せがある、ささやかな暮らしの中の幸福を感じながら生きていけたら、そしてその幸せを周囲の人と分かち合えていけたら少しは暮らしやすい世の中になる気がします。
夫や子供と過ごす平凡な日常がかけがえないものに思えるこの曲、思い出は風の中に幸せは暮らしの中にあるんですね。
ライブに行かせてくれる家族に感謝、ライブで幸せをくれる細坪様に感謝です。

○ステージの上の王子様
去年のネーチャー40周年に続き、北海道から九州まで全国の仲間※とご一緒出来た今年のネーチャー。ライブ中号泣してるMさんとKさんに挟まれた私とCさんも感慨深いものがありました。
席が遠かったおかげでお気楽にまったり楽しめたし、この日の細坪さんのチェックのロングジャケットがとても素敵で、まるで英国紳士のよう。遠目に見てたからかもしれませんが(おい)、なんだか丘の上の王子様がアルバートおじさんだったという結末のキャンディキャンディ少女漫画な気分を味わえましたw
(ちなみに私の同級生、小5の時アルバートさん初登場シーンでこの人が王子様だと言い当ててました。なんでわかったのか今でも謎)
来年は、「ジェネシス」を都留さんと妹尾さんと演奏されそうで期待大です!
だが待てよ、この調子でハイテンションに弾けていたら、アタシ達来年のネーチャーは場外だ(自重しろ→自分)。

※この日同行した同郷のKさん、最初の細坪さんとの出会いは妹さんと年下のいとこに聴かされたレコードが「木精」だったそうです。それがきっかけでふきのとうファンになって、今こうして一緒に東京のコンサートまで来るようになったんですね。
3日ほど前に富山から仙台海風にいらしたTさん、北大卒の同年代の方で中学生の頃からのふきのとうファンだそうですが、一番気に入ってるアルバムが「木精」だそうです。
特にB面「風の詩」が立原道造の影響を感じ、「繊細さ」がいいと。細坪さんは稲垣潤一さんや徳永英明さんのようなヴォーカリストではなく、曲を作るソングライターであることに価値があると力説されてました。
年末大阪のD45常連のDさんは泣けると言いつつ「ゆうすげ」を歌われ、アルバム「木精」は素晴らしいと。
私は、NSPがシングル「愛のナイフ」が出たのがきっかけでこのアルバムを知って、生涯最高のレコードという位置づけなので、ここ1ヶ月以内に話した4人が「木精」、特にB面の「風の詩」にはまってたのは、奇遇ですよね。

※ライブ後のオフ会、ネーチャー参加組は興奮冷めやらず細坪さんの音楽との出会いを熱く語り合いました。
その中でも九州のHさん、NSPファンでスリハンライブ見て細坪さんの虜になった人もいれば、スリハンコンサートで細坪さんの健在を知った私やKさんもいて、ふきのとうファンNSPファンにとってスリハン効果は絶大ですね(^^)。


○立って歌う猫
今年はトレーナーと福袋を買いました。
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今年のツボ様イメージキャラクターは、楢喜八さんデザインの歌う猫。有閑倶楽部で有名な一条ゆかりさんの鑑定によると細坪さんの背後霊は5人いて一人は黒いマント着た猫の姿をした人間だそうです。ユーモラスだけどどこかホラーなムード漂いますね。
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福袋は3000円でしたが、全ての商品の正規値段を知ってる私はお買い得感ありすぎ~。
これまとめて3000円で買えたのかーーーー!買って良かった~ダブり多いけど複数欲しいと思ってたから超ラッキーでした。
ほっほ、これは年明けから縁起がいいわい
今年も細坪さんで遊ぶぞ~(注、決して<と>ではない)
ツボパーカーつぼT
早速1号が試着。


ところでさださんのカウントダウンライブもとっても良かったです。感想後日書きますね(汗)ごめんね。(←誰も書いて欲しいって頼んでないし~ )
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