ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

さだまさしコンサート2015in遠野&気仙沼

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

さだカード


3月9日(月)10(火)のさださんの被災地ライブ行って来ました。
さださんの被災地に寄り添う優しさに満ちた心温まるコンサートでした。
それは仙台東京で見たさださんより、柔和で慈愛深く、私が若い頃抱いていたイメージ通りのさださんに思えたし、ギター&マンドリンとピアノだけのシンプルな編成が新鮮でじっくりさださんの歌唱を堪能できました。。
会場内、地方の高齢者が多く、常連ファンの多い通常コンサートと違いさださんのギャグにも演奏にも定番の反応できる人達ではないのですが、それでもにこやかに一生懸命語りかけ自分のトークに惹きこんでいくさださん、更に好感度アップです。

さださんは、2011年震災後まもなく被災地入りし、盛岡のご友人や大船渡の甘竹ブロイラーの甘竹さんらと、マイクも譜面台もろくにないところでギター1本で被災者やボランティアを励まし続けたそうです。本当に休む間もなく早朝から夜遅くまで三陸海岸沿岸沿いの町から町へ、避難所ボランティアセンターで歌い回ったそうです。フォーク歌手だから、フォークギター1本でたくさんの人を励ますことが出来るんですよね。
その一連の支援に尽力された話を聞くと本当に頭が下がる思いでした。

たくさんの被災者がさださんがヒット曲を歌う度に喜んでくれる姿に、「ああ、自分はこの瞬間のためにヒット曲を書いたんだ。この人達を励ますために僕のヒット曲があったんだ」と思えたそうです。
過去何千回も歌って来たと思われる定番のヒット曲を、初めて披露するかのように誇らしそうに歌うさださん。
何故歌って来たのか、自分がこの世に何故存在するのか、その理由を知ったシンガーソングライターは、人類愛に満ちた音楽を奏で、曇りなくクリアに世界が見えるようなある境地に達した人のようで後光が射してるような神々しさを感じました。
以下演奏された曲(順番失念)、ネタバレ感想です。

遠野・気仙沼共通
案山子 精霊流し 無縁坂 秋桜 北の国から 雨やどり 主人公 Birthday 
風に立つライオン

遠野会場  関白失脚  天までとどけ 惜春
気仙沼会場※ 修二会

だったと思うのですが・・・・ 足りないような・・・・違ってたらごめんなさい。

※気仙沼会場はユーチューブニコ動のネット中継が入り、ゲストに糸井重里さん、サンドイッチマンがおいでになりました。サンドイッチマンのコント、初めて見ましたが、とっても面白かったです

○遠野
國學院国文科出身なだけあって、柳田国男の「遠野物語」の世界に憧れ何度も遠野に足を運んだというさださん。おほほ、私、佐々木喜善さんのお孫さんとご近所だったんです(ってそんなの全然自慢にならんわ!)
確かにかっぱ淵って本当に何にもない、ただの用水路だったんですよね(爆笑)今はちょっとだけ観光地っぽくなってて、キュウリぶら下げた竿をレンタルしてます。
さださんは防災拠点として遠野の果たした役割を褒めてくれて、会場の皆さん本当にうれしそうでした。私も古里を褒められて鼻高々。気仙沼でも話題にしてくれて、そういう現場の実態をさださんの方こそ、ちゃんと見てくれて、偉いと思いました。

○関白失脚
この曲は遠野のみ。
さすが噺家さださん。二日間、ギャグトークはほぼ違ってました。相変わらず抱腹絶倒ですが、1番笑ったのは、関白宣言の歌詞を妻に言った場合のシミュレーションでした。最高!
とかいいつつ、実はとっても耳が痛い話でもあったんです。

優しい大人しい夫に限って、おしゃべりで身勝手な奥さんの組み合わせだと。
・・・・・私、不良主婦をやめて、良妻賢母に戻ろうと思いつつ、さださんのおっかけて遠野に来たんだよね・・・・
さださん曰わく、子供が事件を起こすのは「母親が悪い」→「母親が悪いのはその夫が悪い」→「夫が悪いのは育てた母親が悪い」
そうですよね、どの道全ては母原病なんですねorz。
家事ほったらかして遊んでる、こんな妻こんな母ではいけないわって鬱々と気仙沼に向かう途中次女からメールが、「ママ今日夕飯いらなーい」と。真面目な次女にしてはふざけた文章でこの頃食事進まないんで拒食症にでもなったかしら?とか二日間夕飯作らずおっかけしてる私へのあてつけかもと動揺し、一瞬コンサートやめて帰ろうかと悩んだほど。後で聞いたら、単にその日放送部の活動(ラジオの収録)だったこと、本人が言うの忘れてただけだったんですが・・・ですが、さださん、後ろ暗い気持ちでおっかけしてる主婦を脅かさないでよ~
さださんは可憐な乙女がやがて、オオサンショウウオに変身する話してましたが、オオサンショウウオは清流に棲む生きた化石、天然記念物なんだからね(ぷんぷん)

○気仙沼
鶴甁の家族に乾杯 のテーマ曲「Birthday」は老若男女が知ってる曲です。さださんはこの曲を気仙沼で書いたんだそうです。さださんと気仙沼は深い絆で結ばれていて、毎年この時期ライブが行われてるそうです。
気仙沼で歌われた「Birtday」は特別な響きを持って聞こえました。たくさんのお年寄りがうれしそうに聞き入ってました。
私も思わず「生まれて来て良かった」というフレーズを一緒に歌ってしまいました。
「お前なんか生まなきゃ良かった」「生まれて来たくなかった」とそんなけんかを母とした若い日。やがて自分が母となり、病気の娘に「なんで私を産んだの」と責められる日々、それでもやっぱり「生まれて来て良かった(産んで良かった)」って心から歌えるから、さださんの音楽って、人本来の優しさを呼び覚ますからすごいなあって思うのでした。

○修二会
この曲は気仙沼のみでした。
さださんの説明忘れちゃいましたが、確か東大寺の伝統的法要を表現した曲だそうです。
。私は「修二会」について知りませんが、何か人智を越えようなただならぬ祈祷?呪術?、非言語的音楽に圧倒されます。激しく松明が燃えさかる炎が人の業の罪深さそのもののように思えて。
さださん、声を振り絞って歌われ、ダウンストロークの連続で、すごい迫力。演奏後は全力疾走後のようで汗だくで息が上がり、すっかり声枯れてました。
これ、前半に歌ってはいけない曲では??お声大丈夫ですか?とハラハラしましたが、後先計算せず今を全力で、自分の能力の限界を越えて歌い抜こうとするから、これだけの何かに取り憑かれたような荘厳な演奏になるんですよね。素晴らしかったです。


○秋桜変換
秋桜を「こすもす」と読んだのは、ひょっとしてさださんが最初なのでしょうか。普通に変換されますよね。
元々は「小春日和」というタイトルだったそうです。「小春日和」?? って、「郊外電車風を受け~♪」」(byふきのとう)が流れてしまいます。「秋桜」でヨカタヨカタ

○風に立つライオン
いつも好きな曲アンケートで「主人公」が一位だそうですが、次は「風に立つライオン」が一位になるといいなとさださん。
二日間ともアンコール最後の曲で素晴らしい熱唱ぶりに、スタンディングで拍手を送りました
映画もちゃんと子供二人連れて見に行きました。子供と見たい良質の映画でした。
28才の時映画「長江」で35億の借金を抱え、58才で完済したそうです。今やっと私腹を肥やす段階に来たと冗談めかしておいででしたが、巨額の借金を返すために歌うってどんだけだろうと胸が痛むし、その不屈の闘志に畏敬の念を禁じ得ません。
40年、全国隅々まで歌い回ったことが災害時のネットワークになったのですね。
さださんの借金は、「長江」という決してお金では買えない世界遺産を残しただけでなく、失意にある人達を勇気づける未来への投資だったのかもしれません。
さださんこそ、「風に立つライオン」の名を冠するにふさわしい人に思えます。

まだまだ感想書きたいこと、書かなければならないこと、あったと思うのですが、時間が経ってしまって、こんなことしか書けなくてすみませんm(__)m。(ってこんなとこ、見てないと思いますけど^^;)
改めて東北人として、被災地に寄り添ってくれるさださんとその素晴らしいお仲間にお礼を申し上げたい気持ちです。
「いいんだよ、情けは人のためならず、困った時はお互い様だよ。」そう、さださんは優しい笑顔で言ってくれそうです。
誰かの善意が、全国へ、世界へ、地球規模に伝播し、助け合いの輪を広がっていきそうな予感、少しは良い未来を子供達の残せそうな明るい「希望」を感じるコンサートでした。

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追記
私の小学校の時のピアノの先生102才で数年前他界されましたが、さださんにそっくりだと気付きました。素晴らしい人格者でよく私という子を理解してくれていっぱい野山を駆け巡って遊んでくれました。
そう、声や唄い方がさださんそくっりで、フォルティシモの時はこぶしを握って感情の高ぶりを促してくれたところ、そっくり。さださんが還暦過ぎて、ああ、あの人とそっくりだから、こんなに好きなんだってやっと今回のライブで気付きました。
この先生との思い出いつか文章にしたいなあ。。。
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