ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

細坪基佳LIVE2016 ~Tsubo's Style in 大阪

Posted by ふざけおに on   2 comments   0 trackback

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大阪心斎橋劇場は高級ブランド店が連なる高級百貨店の最上階にある、シックでアーバンなホール。
その空間にいる今の自分が年齢相応に思えるのと、ちょっとだけセレブな気分になれるので、好きな会場です。
待ち合わせたファン友と美味しいディナーならぬランチ後のショーに来てるようで。(恥ずかしながら生まれて初めて参加したディナーショーは、スリーハンサムズでしたよ^^;)
ゆったりとした綺麗な座席で、良い音響と照明の中、上質な音楽をじっくり堪能できるってなんて贅沢なんでしょう。
私は若い頃から流行に疎く、ファッションにもブランドにも全然興味ないし、華やかな世界が苦手ですが、自分に合うもの、自分にとって価値があるもの、好きな拘りあるものには、時間とお金を惜しまないオタク気質で、それが出来てる今の幸せに気づきます。
幸せとはなるものでなく、気づくものなのだとか。
若い頃に戻ったような気分で黄色い(つもりの)声援をあげるのが地方ライブの楽しさなら、セレブなレディになれた気分(あくまで気分)にもなれる都会のライブは、リッチな気持ちにさせてくれて・・・
tsubo's stylはカジュアルからフォーマルまで。
それだけでなく、彼自身が多面性を合わせ持つアーティストだから、私達も多様な自分を楽しめるのかもしれません。
「あの頃」と、「今」と、そして会場に集う皆さんと細坪さんと共にずっと年齢を重ねながら歩む「これから」に胸ときめかす時間。
細坪さんのコンサートに行くたび、今の自分の幸せに気づけるから、また足を運びたいと思うのでした。

以下ネタバレセットリスト

1メロディー
2僕らの歴史
3初恋
4さようならの言葉
5水車
6白い冬
7青空
8セピア色のオールドタイム
9HEART OF GOLD
10萎れた花を捨てて
11おくりもの
12朝の空を越えて 大きな愛に包まれて
13流れゆく川のほとりで
14風笛
15風来坊
アンコール
16春雷
17濡れたコートに濡れた雨傘
18やさしさとして想い出として

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○SOLD OUT
ソロライブは久々で激しく渇望してたところを、大好きな会場と大好きな友達と、聴く大好きな美声は、エクスタシーの極み!
今回ご一緒したファン友は、かなり歌唱にうるさい耳肥えた人達でしたが、「細坪さん、やっぱり歌上手いわ~。声いいわ~。惚れ直したわ~」全員が花丸評価で大絶賛!
今回ソールドアウトということで、細坪さんも張り切ってるのが伝わって来ました。
細坪さんはソールドアウトがうれしいのは、ファンの皆さんがこんなにいっぱい細坪を知ってる人が世の中にいるってことがうれしいんだろうなって思えるからだそうです。
もちろんそれもありますが、一番はなんたって、細坪さんやイベンターさんがうれしいだろうなって思うからなんでありますが・・・ファンはアーティストの喜びを、アーティストはファンの喜びを、自分の喜びと感じる・・・賢者の贈り物みたいな相互の思いがますます喜びを大きくして、なんか、細坪さんのファンで良かったーって思えました。


○青空
「メロディー」に続き、悲願の「青空」を生で聴けましたーーーーー!!生きてて良かった。
私はこの曲は、ふきのとう時代に発表したファンタジー系作品の最高傑作だと思ってます。
レビュー昔書いた一部、再掲載。

「当時流行した他のアーティストでは聴かない曲傾向と私は記憶していて、異彩を放っていました。
それらの曲の、破滅的で退廃的で、どこかに抑圧された自我の一端が鋭利に突き刺さるような鮮烈な痛みを感じ、私は今も好きです。何の危険もない白紙を無防備に触ったら、紙の先端が指をかすめて血が滲むあの戸惑いに似て。輝かしい陽光に背を向ける傷ついた無垢な魂は、シュールリアリズムの美しくも陰惨な絵画のようで、それは私自身の思春期の心の陰影を映し出してくれてるようでした。」

10年前のネーチャーで、この曲群を斜めに構えてるとシニカルに語ってましたが、このライブでは「今はこんな曲、絶対書けない。こんな時代があったんだなって今は愛おしい」と語られましたぴかぴか(新しい)。細坪さんも心境の変化があったんですね。
私は陰のあるキャラがミステリアスで好きです。そもそも人の心の陰影を描き出すのが文芸ですから。

○水車
久保田さんのピアノが流麗で、転調を加えたダイナミックな「水車」、いつもと違って聞こえました。
この曲のレビューも昔書いたのを再掲載しますね。

「ボレロのように単調にくり返す主題と、反復のない散文詩的歌詞。
水車は同じ場所で同じように回転し続けますが、そこを通過する水の流れは小川から大海へと2度と戻ることはないんですよね。季節はくり返し大自然は悠久の時を刻んでも、ひとつの人生は物語のように結末に向かって進んでいくものなのでしょう。
若い頃は、ぴんと来ない曲でしたが、改めて今名曲だと思います。
緩やかに流れていたのは、「水」?「時」?
ポケットの重さ分とは、コイン?切符?
この省略がまたぼんやり考えさせてくれて、緩やかな時の流れが心地良いです。」


○流れゆく河のほとりで
クライマックス。前後左右涙する人続出。ちょっと細坪さんももらい気味で声が震えてて、観衆との感情が絡み合って一体になっていく、まさに精神の交歓ライブの様相でした。

○やさしさとして想い出として
生まれて来たお子さんのために作った曲「おくりもの」、
20代の自分が今の自分に唄ってる気がすると。
それを言うなら、「白い冬」も「さようならの言葉」もふきのとう解散後に唄うために作ったのかと思えてしまう曲、多数あります。
そして「やさしさとして想い出として」・・・・泣けてきました。若き日の、少女のような笑顔だった細坪さんを好きだった私・・・・こちらの思いは変わらないのに・・・・なんだか自分の気持ちを唄われてる気がしてしょうがないのでした;
普遍的な人の心を唄っているから、違う時代、違うシチュにも当てはまってしまうのが叙情派フォークですよね。

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Comment

名無しの権兵衛 says... ""
流れゆく河のほとりで」大好きです!! 拝読させていただき、今なぜか涙ぐんでしまいます。
2016.06.27 21:37 | URL | #- [edit]
ふざけおに says... "Re: タイトルなし"
> 流れゆく河のほとりで」大好きです!! 拝読させていただき、今なぜか涙ぐんでしまいます。
どうもです。いつもコメントありがとうございます。

頑張って獲物を追っ掛けましょうw
2016.07.12 16:02 | URL | #- [edit]

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