ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

松尾一彦Live Cruising 2016in 山形~Post Off Course~

Posted by ふざけおに on   1 comments   0 trackback

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83年盛岡Over以来の松尾一彦さん、オフコースの彼のハスキーなコーラスが好きでいつかもう一度生声聞きたいと思ってました。
先日小室さんのテレビ番組見たら、ずいぶんストイックで繊細な印象受け、歳月は流れたんだって心構えが出来てたし、でもハーモニカは澄んだ音色はやっぱり松尾さんだなあって。

先週、7月15日、山形は5年ぶりという松尾さん、松尾さんを初めて見る方、5人ほど手を挙げられてました。
この日は、松尾さんグレーのTシャツに黒のカーディガン、Gパンというカジュアルのスタイル、スマートで永遠の青年期を生きてるような年齢不詳、物静かで落ち着いた佇まい、少し憂愁の翳りが儚げで、趣き深かったです。(決してオヤジじゃない!@@;)
テーブルの上のろうそくのゆらめきに、こちらも中年太りのおばちゃんであることをすっかり忘れ、ショットバーのカウンターでジャズやイージーサウンドを聞きながらカクテルを味わってるような大人のムードに酔えました。(ってこの日、車だったので飲めなかったよorz...)
10968004_2220808597_90large.jpg(撮影許可されました)

そうそう最初びっくりしたのは、松尾さんがガットギターを演奏されたことです。
馴れてないのでナイロン弦のフォーム移動時のキュッキュッという音にゾゾゾ~でしたが、だんだん馴れてくると、鉄弦にはない柔らかい音色がピアノの弦との相性がいいな~って思えました。
松尾さんの物腰同様、ガチャガチャ弾かない上品さと、対照的に竹田さんのワイルドなピアノタッチが演奏にメリハリをつけてて、とても心地良いライブでした。
10968004_2220808558_210large.jpg
以下セットリスト・・・違ってるかもです。
Hさんに教わって訂正しました。
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今年発売されたベスト版CDで家に帰ったら今夜の復習して下さいと何度か言われたものですから、ここ一週間車の中でずっと聞いてましたよ~。
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昔はコンサートに行くアーティストの曲は十分聴きまくって予習してから行ったものですがね・・・
ちなみにここ数年、初めて出かけた方のライブで1曲もわからなかったのは沢田聖子さん、1曲しかわからなかったのは三浦和人さんでした(^^;


1There's No Shoulder
2遙かなる空の下で
3ドライブ
4神様がくれた恋~第一章~
5神様がきれた恋第二章~
6君を思ふ
7恋は不思議なもの
8せつなくて
休憩
9たそがれ 
10ガラスの破片
11哀しき街
12それぞれの黄昏
13最終便
14言葉に出来ない
15ByeByeBaby

アンコール
16君を待つ渚
17街

だったと思います。なんか足りないような・・・
8,9,11、14、16はオフコースの曲なので、よく知ってますがそれ以外は初めて聞く曲でした。
ほとんどムード系ラブソングのようですが、松尾さん自身はあまり詞は書いてないようです。

○好対照
鈴木さんが細坪さんとコンビ組んだ頃、「曲と曲の合間のおしゃべりというのは、情報を伝えたり曲を紹介したりする場なのに、ツボはだらだらだらだら喋って」と怒ったらしいですが、まさに松尾さんのMCは鈴木さんの言うMCでした。
一方ピアノの竹田さん(あんべさんのビデオで見たことある方でした)は、普通によく喋るオジさんでした。
でもピアノのアドリブが格好良くて・・・時に熱を帯びた演奏がライブを盛り上げてました。

○アンドロイドヴォイス
オフコースのCD聞く度、コーラスの松尾さんのハイトーン声に胸きゅんです。機械的な硬質な感じが独特で、当時5人のオフコースサウンドを特徴づけてました。まるでアンドロイドの様な声が好きなんですよ~。
先日、小室さんのテレビで見た時は、さすがにもうあの声も変わってしまったのかなって気がしましたが、生で聞くとああやっぱりこの声だー!って感激でした。
ボカロのカイトの声を聞いた時、この声誰かと雰囲気似てると思いましたが、松尾さんなんとなく彷彿させるんですね。o(≧ω≦)o

○せつなくて
細坪さんの「流れゆく河のほとりで」の「ただせつなくてー♪」を聞く度、松尾さんの「せつなくて」が流れてしまって、曲世界に入りこめないこの頭・・・・なんとかして欲しい(´・_・`)。

○同窓会
ABCライブ、まだ行けずじまいです。出来れば鈴木さんやあんべさんともまたやって欲しいですね。 どうしても花巻温泉事件の真相は知りたいので(←そっちかい?!)
11042301.jpg←ピアノの竹田さんのCD、甲斐バンドやハイファイセット、吉田拓郎さん、長渕剛さんのサポートされてたそうですが、一番回数多くやったのはあんべ光俊さんだそうです。

○たそがれ
この曲を良い曲だと思ってたのに、小田さんに言わないでしまったとぽつり。
言ってたら何か変わってたのか?という竹田さんの問いに「いや」と。
その点大間ジローさんは感激屋で素直なそうで、小田さんの曲に感動して泣くし、「良い曲ですね」と心のままに言えるキャラなんだそうです。
「その点俺が良い曲ですねって小田さんに言ったとしても、小田さん、こいつ何考えてるんだ?といぶかしがられるだけかも」と笑ってました。
「たそがれ」、私も「小田日和」で初めて聞いてあれ?って思いました。こういう女性を小田さんは恋愛対象にしそうにないので。
小田さんの恋愛シチュって、出会った女性を優しく口説いて、愛し合って、別れても綺麗な思い出になっていくっていう・・・
成就しない苦悩とか届かぬ思いへの恨みつらみ、ふられた惨めさ、愛される資格がないという劣等感・・・といった心の闇がないんです。(だから個人的には小田さんのラブソングは物足りないと感じ、小田さんの思想信条を歌った曲、応援ソングの方に好きな曲多いです。)
なのに「たそがれ」は相手を恨んでいるという「ざらつき」のある曲で、「哀しい歌」を歌ってるのは一体誰なんだろう?とはっとさせられる歌詞なんですよね。
どうも実は英語の原詞があって小田さんが訳したものらしいんですが、心の暗いところに珍しく踏み込んでくる曲なので、印象深いです。
光のただ中を歩む小田さんより、どこかアンニュイな憂いを秘めた松尾さんによく似合う楽曲だと思いました。

○ポストオフオース
1990 ~2015年人知れず活動してきたと松尾さん。ジローさんや清水さんのことも語りますが、一番小田さんに対し、思うところありそうに感じました。
握手会で、小田さんより高いパート歌ってましたよね?と話かけたら、「やるしかなかったんですよ~」としみじみ。
このライブでは「君を待つ渚」の台詞、全部言ってくれましたが若い頃はとても恥ずかしくて言えなかったそうで、滅多に全部言うことはないそうです。
先日BSで放送になった武道館ライブ見ましたが、改めて、小田さんは松尾さんにジュリーとか加山雄三を演じさせたかったのかな~って。
神奈川のエリートだった二人にとってはコース外れ(Off Course)でも、秋田のド田舎から上京しオフコースに加入した二人にとってはOn Courseだったわけで。
含羞の東北人、純朴青年に小田さんは一体何をさせたかったのか・・・・
ひょっとして鈴木さんの代わりをさせたかったのか・・・
オフコースに詳しくないし、今まで興味もそんなになかったのでよくわかりません。私の勝手な思い込みかもしれませんが、なんとなく小田さんの期待に応えられなかった小さな悔恨がまだ松尾さんにはありそうで・・・・、突き抜けた感じがないのが、永遠の青年のようです。でも無理に背伸びして達観してないのがいいなって。だからといってネガティブでもないし攻撃的でもない。自然体に思え、松尾さんの憂愁は魅力的です。このライブをきかっけに当時感情移入しにくかったメンバーのこと、色々考えてみたりして、オフコースの音楽にも少し近づけた気がしました。
にしても、エヴァンゲリオンの庵野監督もまたちょっとリバウンドしてたようで、考えて見れば過去のヒット作過去の栄光こそが、当人とって人生最大の挫折なのかもしれません。

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○本人の選択
松尾さんのライブとは無関係なので、ここからは余談ですが、
グループが人気あった頃の自分は自分にとって不本意だった、誰かにいやいややらされていた、やめられなかったと、ぼやいておられた方がおられましたが、でもその状態を続けていた以上は結局本人の選択したことなんですよね。
たとえば遁走するとか、自殺するとか、誰かを刺し殺すとか、それをするという選択をせずそれをしないという選択をし、昨日と同じ連続した明日を選択したのは本人なんです。
ハリーポッターはヴォルデモートに宿敵と選ばれ狙われる以上、僕は戦うしかないと言うと、ダンブルドアは「それは違う、君は逃げ続けることもできるし戦わずに死ぬこともできる。選ばれし宿敵として戦うことを君が選ぶのだ」と。ハリーは戦うことを自分が選んだと思えた途端この状況はどうしようもないのではなく、苦難にも頭を上げて自らの意志で向かっていくんだという強い気持ちになれたのでした。
人間は状況内存在で、たいがいのことは自分がその状況を選んで来て今に至ってることに気づけば、過去の呪縛も解けそうなもんです。
その人の過去の認知がゆがんでいると、その人の現在も曇って見えてしまって、なかなか理解されにくいだろうなって、とても惜しい気がしました。
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Comment

ふざけおに says... "こんにちは。"
名無しの権兵エさんへ

過去の認知とここで言ってるのは、
「自分の過去が好きでやってたことでなく、誰かに無理矢理やらされていた、やめたいのに、やめられなかった」という過去の認識=認知のことです。

決して認知症の認知ではないので、気にしないでね。
2016.07.29 15:06 | URL | #mQop/nM. [edit]

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