ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

浜田省吾ON THE ROAD 2016in宮城

Posted by ふざけおに on   2 comments   0 trackback

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2012年からここ3年ずっとチケット外れまくってもう浜田省吾さんとは縁がないと諦めてましたが、なんとやっと今年宮城二日間当選。ありがとう!ノースロードミュージック。
「宮城に来てくれてありがとう」とステージのはるか彼方のスタンド席の端から叫んだ私の声が届いてたら嬉しいのですが・・・

三時間半、最高級のバンドで最高のソングライターの二夜のロックショーを、ほぼスタンディングで手拍子拍手叫んで踊ってめいっぱい堪能。
最新技術を駆使した映像照明音響の舞台アートに演出された彼の音楽は、時空を越え懐かしいあの時代に誘い、今を楽しみ、やがて極東の島国を瞬時に離れて、国境や人種を越え世界の歴史と現在を伝え、未来をシミュレーションしてくれます。
アリーナを埋め尽くす熱狂した聴衆と共に、戦争、テロ、貧困、格差、差別、社会の不条理への憤りを吐き出し、無力にも愛と平和を貫き、次世代に美しい地球を残すことを心に刻んで、会場を後にしました。
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以下ネタバレ

セットリスト(他サイト参照)()は1日目
第一部
1路地裏の少年  2この夜に乾杯(HELLO ROCK & ROLL CITY)
3モダンガール 4ラストショー(想い出のファイヤー・ストーム)
5AMERICA(19のままさ) 6EDGE OF KNIFE (悲しみの岸辺)
7DJお願い!! 8バックシートラブ
9今夜こそ(土曜の夜と日曜の朝) 10終わりなき疾走  
<寸劇>
11MIDNIGHT BLUE TRAIN 12愛の世代の前に(MONEY)
第二部
13星の指輪(丘の上の愛)  14片思い(もうひとつの土曜日) 15マグノリアの小径  
16光の糸  17旅するソングライター 18きっと明日 
19夜はこれから 20ON THE ROAD 21J.BOY
第三部
22アジアの風 青空 祈り part1風
23アジアの風 青空 祈り  part2青空
24アジアの風 青空 祈り part3祈り
25誓い 
アンコール1
26こんな夜は I miss you  27 光と影の季節 28I am a father
アンコール2
29家路


という構成だと思いましたが、違ってるかも・・・・(汗)
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○独立記念日
33年ぶりの浜省。再会出来て良かったです。
親元離れて仙台に来て、初めて見たコンサートが82年の浜田省吾さんでした。
嫌いな母親からやっと離れられて、自由になったけれど、色々劣等感不全感を抱えていて、
破滅を心のどこかに望んでるような不穏な時代だったような・・・、
「青春のビジョン」が好きで、「君が人生の時」を買ったんだっけ。
色々なことが頭を過ぎります。
「独立記念日」に刺激され、同じタイトルの小説を文芸誌に乗せたっけ。結末書けそうだって思ってから20年、実家に原稿残ってるかしら・・・。いつか完成したいなあ。
今では私もI am a Father。 (matherじゃないと思う)
彼の唄う「FATHER」とは生物学的父を指す言葉ではないでしょう。そう思います。
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○映像
大迫力。大作CG映画見慣れた私も大満足。
特にブルートレインが迫って来て光に包まれたところ、バレエを踊る少年と少女に感動でした。
細かいツッコミ入れるなら、仙台駅の昔の写真が欲しかったな~(。「はつかり(初雁)」懐かしい。)
前半、フォークギターのストローク弾いてるシーン大写しになった時、二日間とも実際より映像が遅れてて、なんで映像にタイムラグが生じるのか?違和感ありました。
できれば、一緒に歌って下さいという曲に歌詞が字幕で出たりするとビギナーと呆け始めた年代にはうれしいかも。
彼の崇高な理念と素晴らしいステージと新曲紹介の意気込みに敬意を表すると共に、なんて唄ってるのが歌詞が知りたくて、会場でニューアルバム限定版買いました!!
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○ロマンスグレーのロッカー
浜省、かっこいい~。トムクルーズとかケビンコスナーがサングラスして踊ってるみたい。ハリウッドスターのような身のこなし、キレの良いアクションに惚れ惚れします。
日本のロック歌手というと・・・偏見かもしれませんが(すみません)、男臭い武闘派を強調し、強面で肩をいからせ示威行為で人を見下し、パワー幻想をドラッグで肥大化してるイメージあって嫌いですが(^^;、ふきのとうとかNSPとか、繊細で素朴で四季折々の情景と思春期の心情を重ね合わせて唄う叙情派フォークが私は好きなので・・・。
基本不良音楽嫌いなのに、私が浜省に引かれたのは、青春の苦悩を抱えた繊細さが好きだったんですよね~。(最近になってふきのとうファンの中に浜省、好きな人いっぱいいるって知りました。)
この二日間も決して奢ることなく、来てくれた聴衆に心から感謝し、ステージを楽しんでもらいたいという気持ちが伝わって来て、謙虚で純粋さを失わない心が広い世代広い層にに受け入れられてるのでしょう。

○教育的 
10才未満のお子さん連れの家族が熱狂するライブ。Iam a fatherで、自分の左右にいた子ども二人をぐっと抱き寄せたお父さんがスクリーンに映し出され、じーんと来ました。
個人的に子どもの虐待ニュースほど鬱なものはないので、子育てしてる若い夫婦に見せたいライブです。
あなた達の子どもはあなた達だけのものではなく、人類の宝なんだって、気づいて欲しいなあ。
健やかな生命の連続を願うことが平和を願うことなんですよね。
でも「愛して愛してもっともっと」って唄わせるのは、いかがなものかと堅真面目な教育ママゴンな私は思うのだった(^^;。

○金色夜叉
Moneyを聴いてると、金色夜叉や嵐が丘を連想する私は前時代の遺物ですね。
私は単車もディスコも着飾って夜の街出かけたこともないし、都会のショーウインドウに飾ってある高級ブランド物を欲しいと思わないし、都会に住んでないし、、寂しさや快楽や金のために男漁りしないし、ベッドインしないと男女は理解しあえないとは思わないし(性別違っても基本人間として心のつながりだから)、お金より愛が大事なのは当たり前だし・・・・
生活感や恋愛シチュがあまりに私の日常とかけ離れていることに苦笑い(^^;。
思い返せば、私は高校時代、家と学校の往復以外はラジオと音楽聴いてて、喫茶店になんか入ったことないし、一人暮らししてた学生時代も余暇はレンタルビデオで映画観たり漫画読んだり友人と語り明かすくらいで、貧乏だから派手な生活したことないのよね。そもそも売り物になる程の容姿という才能に恵まれてなかったしね(^^;
・・・バブル期も田舎で質素に暮らしてたし、就職してからは夜も休日なく働いてたし、結婚してからは病気の子を抱え子育てにかかりきりだったし・・・
だからといって決して体制に取り込まれてるというわけでもなく、テレビはニュース報道番組見るくらいで、貧しくて権力もないけど、世界の不条理に目を向け、愛と平和を守っていきたいと思って生きて来てたわけで・・・・ブツブツ・・・
「君がどこで何をして生きていても構わない。今夜は思いっきり楽しんでくれ」by浜田省吾

○愛に生きる
正義はバランスで測られ、自由はシステムに組み込まれ、民族対立はやまず、環境破壊は進み、豊かなはずのこの国の子ども達も相対的貧困で夢を失い・・・・
世界を変えることなんて出来ないけれど、でも誰かを愛することだけは出来ると思えます。
「無敵の人」を作らない社会が、テロリズムを変えられるんだよね。
「無敵の人」とは、「ポップスと精神医学」によると、何も失うものがない人、守るべきものが何もない、愛する対象がないので、他人の命も自分の命も惜しくない人のことのようです。
指導者を名乗る変な思想家はいつの時代にも出現するけれどそれに洗脳され自分の命を捨てテロに走る若者は、社会に居場所がないからだと、池上彰氏の本で読んだ記憶あります。
「神田川」はゲバ棒振ってイデオロギーに生きるより、彼女との愛に生きることを選び始めた若者の戸惑いが主題だそうですが、若者がラブソングが唄ってる社会は平和です。
世界の矛盾を突きつけられ、それを私はどうすることもできないけど、誰かを愛することだけは出来る、平和を願うことも出来る、という勇気に満たされるライブでした。


○アジアの風
彼は反戦も反核も反米も非武装も決して口にしない。
それらの言葉は陳腐で時代遅れでかっこ悪い。
けれど、彼の音楽は言葉越えて、歴史の悲劇と今ある世界の危機を、まっすぐに伝えようとしていた。

ここからは私が彼のライブDVD見て感じた雑感・世迷い言です。

ペリー来航以来、グローバリズムに取り込まれた日本。
資源と市場を求めた帝国主義は今も続いていて、
1945年敗戦により、実質我々は宗主国に隷属する植民地状態なのだ。
けれど宗主国は米国で良かったと思うね。日本の支配層は、米国に追従することが日本の安定だと考えていて、親中・親露に政権交替がたまに起こると政治スキャンダル。
まあ確かに、ソ連の属国だったり、朝鮮みたいに分断されたりしなかったのは幸いだったと思うよ。
日本の経済発展は、米国の核の傘下で守られたからなんだよね。
一次大戦の戦争特需同様、冷戦下の朝鮮やベトナムの内戦で日本は儲かったし、湾岸戦争やイラク戦争にも武器を売って儲けたんだよね。
石油利権を巡って、アラビアのロレンスで描かれたようにイギリスはアラブを騙し、強引にイスラエルを建国し、それがパレスチナ難民を産み、民族紛争になったわけで、欧米がイスラム社会を破壊したんだよね。
アラブはグローバリズムを拒み、自分達の土地と尊厳を守ろうとしてるんだよね。きっと。
覇権争いと映画ハートロッカー風に言うとイスラム狩りしてる米国に追従し、荷担してる日本も人ごとじゃないんだよね。

☆何故、日本と近隣諸国はいがみあうのか?
それはね、仲良くなったら二大大国とEUが困るからじゃないかな。
NHKの「新映像の世紀」で、大戦前の米国記者の論説が紹介されてた。
うろ覚えだけど確かこんな要旨。
「もし日本と中国が手を結んだら、人類史上最強の国家になり、何世紀にも渡る我が白人文化は蹂躙され、たちまち黄色人種の奴隷になり下がるだろう。」
黄色人種の繁殖力環境適応力は白人には脅威なんだよね。
だから、2次大戦後、日本はアメリカの物、中国はソ連の物、朝鮮は半分こ。これが勝者の分断。
日本と中国が今もし手を結んだりしちゃったら、EUもロシアも米国をも越える巨大経済圏になるので、欧米人は怖いんだよね。
だから日本、中国、韓国、北朝鮮が対立するように仕組まれてるとしか・・・・(ほんとかよ?)

☆何故日本は、原発をやめられないのか?
日本は資源を求め米国と開戦したが、元々エネルギー資源がない上、核兵器落とされて破れたから、当時の支配層はそれがトラウマで、いざとなったら孤立してでも自国で戦えるエネルギーを賄うために核廃棄物再利用のプルサーマル計画を意地でも進めるわけだよね。いざとなれば核兵器にもなるから、核武装も可能だもんね~ 福島原発事故があっても、もんじゅが制御不能になっても、核拡散を愁える宗主国様が懸念を示しても、これだけはやめられないとまらない~。

○偉い人
キューバ危機って、脳味噌お花畑の私はてっきりケネディが人道的見地に立って先制攻撃に至らなかったと思ってたんですが(長女にそんなな理想で自国を危機に曝す政治家いるわけないよってさんさんバカにされた)、「新映像の世紀」でキューバに核配備されてることにCIAは気づかず、危うく軍部の勧めに従い、ケネディは核ボタンを押すところだったと知りました。
ところがソ連の軍事情報をケネディに渡す極秘スパイがもたらした情報を細かく分析した結果、先制攻撃してもソ連を殲滅できず、報復攻撃を避けられないという結論に達したため、外交交渉に命運を賭けたという@@;(その文書が情報公開された)
これがまたソ連のフルシチュフ首相が出来た人で彼も核戦争勃発回避のために必死で、お互いにお互いを尊重し引いた結果だったという・・・
フルシチョフも偉いけど、核配備の情報をケネディに渡したスパイが核戦争を防いだんで人類を救った偉人ですよね。でも米国スパイとばれ、まもなく処刑されたそうです。(合掌)
でもさ、じゃあ、CIAや軍部はなんでケネディを排除したかったんだろ?軍部の言うとおりにしたら、米国は滅びてたかもしれないのに。自分らの情報が甘かったことが露見し信用を失ったので、自分らの意向が通りにくくなったから?逆恨み??
確か226事件が、青年将校のクーデターだと思ってたら、関東軍の自作自演だったという記録が明らかにされたのもNHK特集だったのよね~。私が25才くらいの時だなあ。
NHK偉い!この番組作ってる人偉い!! 浜田省吾さんの特集もNHKがやってくれたし、うちはBS見てないけどちゃんとBS
代も含めて受信料払ってます。うちも偉い!!
でもやっぱり浜省偉い!!って思えた二日間でした!


ということで、また等身大の日常、叙情派フォークに戻ります。
改めて「冬銀河」は名曲だね。
この曲のように生きられたら、みんな平和になれるのに。
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Comment

緑の河 says... ""
宮城公演二日間行かれたのですね♪そうなんですふきのとうファンに浜省ファンが多いのは昔からです私はあの9/25札幌北海きたえーるに行きました。PAトラブルで開場も開演も一時間近く遅れ、あわや中止になっていたかもだったのでほっとしました。宮城二日目とセトリは同じです。が、省吾が遅れてゴメンと特別に一曲追加アコギで『いつかもうすぐ』歌ってくれて、好きな曲だったので大感激でした!!!チケット取れて良かったですよね♪私27年間ファンクラブに入っていて幸い取れなかった事はありませんが、昨年ホールツアーだった事もあり入っていても取れない状態の人もいて物議をかもし出していました省吾ファンの一言からか?髪を切ってサッパリしていたそうじゃないですか~PAスタッフの意地札幌リベンジもあり、かつ仙台のオーディエンスの素晴らし過ぎる声援、なりやまない拍手、歌声に省吾もメンバーもスタッフも感動したと言っていましたねブログ読んでいても充分素晴らしい公演だったのが伝わってきましたいつも内容が濃くて人生をおりまぜ哲学的でもあり尊敬しますCD購入されたのですね機会があったら映画中井貴一主演『アゲイン28年目
2016.10.04 12:03 | URL | #YrGnQh/o [edit]
ふざけおに says... "緑の河さんへ"
せっかくなのでこっちに返信させて下さいね。

>ふきのとうファンに浜省ファンが多いのは昔から
ええええ?そうなんですかーーー?最近会う人会う人、ふきのとうと浜省か、ふきのとうと甲斐さん好きって組み合わせの人ですが、やっぱりそうか。
83年の仙台ライブで、浜省が「俺昔さ、売れてなくてさ、ジョイントなんかさせられてさ、その相手がよりによってふきのとうだぜ」って仰って、場内大爆笑にv-399
浜省ファンはふきのとうをバカにしてるのかって思って、しばらく音楽嫌いになってました~、
でもそれも今はいい思い出です。
もう一度あの日に帰れたこと、不遇な家庭からやっと離れた、自由を得たって思えた瞬間を思い出して、踊りました。

>9/25札幌北海きたえーる
その話、MCでして見たよーーっておじさんが言ってました。
>一曲追加アコギで『いつかもうすぐ』歌ってくれて、好きな曲だったので大感激
それはお得でしたね~いいなあ。

>仙台のオーディエンスの素晴らし過ぎる声援、なりやまない拍手、歌声に省吾もメンバーもスタッフも感動した
おおおそうですか。どっかのサイトに書いてるんですね。探してみます。


>いつも内容が濃くて人生をおりまぜ哲学的でもあり
いつも駄文を読んで頂き、ありがとうございます。とっちらかってますが、「僕と彼女と週末と」を観てからずっと心に溜めてた思いを吐き出したって感じです。


>映画中井貴一主演『アゲイン28年目
見ましたよ~感想アップしてます。 http://fuzakeoni.blog3.fc2.com/blog-entry-830.html
CDも持ってます。

また是非コメント下さいね。
2016.10.04 12:17 | URL | #- [edit]

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