FC2ブログ

ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

細坪基佳・妹尾 武 ~歌とピアノのドルチェ~神戸

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

喜多方で二人の友情の証、ドルチェの虜になった甘党の私。
今回の神戸は、妹尾さんの故郷ということもあって、喜多方、札幌とはちょっと違う、妹尾さんの演奏に生身の心の動きが感じられて、感動を新たにしました。
妹尾さんの内面から湧き上がってくる思いが演奏に表れ、それに心動かされた細坪さんもいつもと違う精神世界が覚醒してるような、神秘的歌唱でした。
お二人共お互いの音楽性に敬意を抱き、人間的にも共鳴しているので、そのステージは、出会いの喜びに満ちていて、魂の昂揚と、その楽曲個々の主題が聴く者により鮮明に伝わってきます。
この圧倒的感覚は、生ライブでしか味わえないもので、カラオケの精密採点では決して価値を測れない領域だと思います。

1,風の轍
2,ば~じにあ・すりむ
3,流れゆく河のほとりで
4,夕焼けの翼 (細坪さん一人でギター弾き語り)
5,夜     (   〃    )
6,深い森
7,走馬燈
8,桜咲く(妹尾さんインスト)
9,永遠に (  〃   )
10,マイホームタウン (   〃  )
11,追想
12,僕はただ、君を思う
13,Sentimental Boy
14,思い出は風の中に

アンコール
15.白い冬
16,枯れない花
17,花束

○妹尾さん
喜多方、札幌、ネーチャーと見てきましたが、今回、いつになく緊張してたと思います。素人目線でおこがましいですが、前半手元見てたら、故郷でのライブということでプレッシャーかかってるのが見て取れました。
細坪さんとの絡みもいつもより多かったし、、
ご両親がお見えだったとか。
神戸という街で育った記憶、亡き友人のこと、阪神淡路大震災。命のきらめき。
「あなたの風になって全てを包んであげたい」このフレーズの誕生秘話。
曲の背景を語られながら、演奏された3曲とも妹尾さんの熱い思いが伝わってくる素晴らしい演奏でした。
妹尾さんは普段あまりそういうこと語らない方のようですが、今回聞けて良かったです。
演奏してる人が何をイメージしてるのか、具体的に伝わってくると、より感情移入できました。
個人的にジョージウィンストンの「オータム」や冬のソナタのサントラを良く聞いてたせいか、曲調が近い気もして、また妹尾さんの生演奏聴きに、コンサート行きたいって思います。

〇白い冬
ふきのとうの代表曲を果たして自分が歌っていいのか、悩んだという妹尾さん。な~んて純粋な方なんでしょう。
今更というか、細坪さん、今までいろんな人と歌ってるし、作詞された人作曲された人もいろんな人とコラボしてますから。でも、こう真面目に考えてくれる方がいると改めて「白い冬」は誰のものなのか考えさせてくれます。
たくさんの人に演奏され、たくさんの人に聞いてもらうことは、作った人にとってもうれしいことでしょう。だからファンもうれしいのです。
妹尾さんのハモりは安定感あって、今の細坪さんの声によく合ってると思いますよ。

〇演奏家
「指が動くうちはピアニストやるの?」という細坪さんの質問と、妹尾さんの回答が少しかみ合ってなかった気がします。
妹尾さんは、「作曲家として、部屋に引きこもって生きるつもりだったのが、たくさんの出会いを通し、ステージに立つ喜びを感じるようになった。客席の反応がうれしいし、様々な邂逅があるので、生涯何らかの形で(ピアノが弾けなくなっても)ステージに立ち続けたい」と言いたかったのではないかと思います。
細坪さんがうらやましがる印税生活者であっても、演奏家のやりがいには代え難いものがあるということでしょうか。

〇交歓
細坪さんが札幌で追想を歌われた時、妹尾さんが心動かされ、何かに憑かれたように演奏に熱がこもったのと、この日は立場逆転。
妹尾さんのMCや演奏に、何かが覚醒したようなトランス状態の細坪さんの歌唱は圧倒されます。
「深い森」「走馬燈」」「センチメンタルボーイ」は、それはそれは綺麗な声で繊細に歌われてました。
「枯れない花」。泣き入った絶唱でした。今まで、ちょっと歌詞のシチュを掴めないので、あまり印象に残らなかった曲です。歌われている別れが「永別」なのか、「失恋」なのか・・・
そのもやっと感も、細坪さんの歌唱にただごとでない情念を感じて引き込まれてしまいました。過去にはなかった、今の細坪さんにしか歌えない情熱的歌唱でした。
妹尾さんも曲に新しい命が吹き込まれたと、絶賛されてました。

〇夕焼けの翼
私の周囲にこの曲好きな人多いですよ~。スリーフィンガーのレトロな抒情派曲調に路面電車が交差していく情景が切なく迫ってくるのでしょう。
でも私の場合、路面電車は東日本ではもう見ないし、細坪さん、すれ違いをずっと歌ってるので、今更「初めてすれ違う」、ってのもなんだか使い古されてる常套句のようで、ピンと来なかったのですが・・・・
札幌、広島、岡山で路面電車を旅先で見て、急に情景が鮮やかに目に浮かぶようになりました。追っかけのおかげで、イマジネーションが広がりました。
実際にその情景をリアルに感じると、歌が命を持ったようにシーンが鮮やかに動き出すのを感じます。
細坪さんが繊細にスリーフィンガーで弾き語りする姿を、なんか初めて見た気がします。良いですね~。

〇テンポキープ
細坪さん、ここのところ一人で演奏してるのを見てて個人的にすごいなって思うのは、テンポが正確なんだよね~。プロだから当たり前と思うでしょうけど、案外他のアーティストはそうでもなかったりするんです。特に熱唱タイプの人の弾き語りはギターのリズムもテンポも自分の歌唱のペースに合わせる傾向あるような。。。
でも細坪さん、全力で「雨ふり道玄坂」のサビ歌っても狂わないよね?何気にすごいと思います。
これが例えば・・・、あんべさんの場合(ごめんね)、熱唱ゾーンに入ると走ってって、それはフェイクとしてかっこいいんだけど、帳尻合わせないまま次のフレーズに進むので小節ごとの拍数が足りなくなるんです~。どうも私は自分のリズム音痴は棚に上げ、人の演奏聴く時頭の中で無意識にタクトをふってるみたいで、ちょっと気になります。私もそうなんですが、テンポ狂って尺が狂う人、割とプロにもいますよね~。
細坪さんも情動に呼応して、フェイク入れますが、テンポは狂わないのよね~。歌唱に全神経向いてるようでいて、体の中にメトロノームが入ってるみたい。
細坪さんは歌の上手さは、響き(音色)が美しいのと、情感が豊かな表現力があることだけでなく、リズム感やテンポキープ力に優れていることもあるのかもしれません。
若い頃一度だけ「ゆうすげ」ギター弾き語りされたのを見たことありますが、あれはテンポリズムを一定に正確に保ったまま、訥々と語り綺麗な声で歌われるから神歌唱に思えたのでしょう。

10968004_2254026760_239large.jpg
関連記事
スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://fuzakeoni.blog3.fc2.com/tb.php/972-ff5fa4d1