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ログハウス

趣味の画像と家族日記。 主に児童向けの映画、書籍、TVの感想や家族の話題を徒然に綴ってます。

「銀河食堂の夜」 ~さだまさし大宮コンサート~

Posted by ふざけおに on   0 comments   0 trackback

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下町のバーカウンターで、偶然隣り合わせたグラスを手にした人、
はた目には平凡な人生を生きてきたように見えても、波乱万丈、
アンビリーバブルな人生史を抱えてるのかもしれない・・・・。

激動の昭和は、不遇な境遇にあえぎ、理不尽な体験に躓き心折れ、傷つきながらも、ひたむきに善良に生きていく人々、
そんな「生まれいづる悩み」を抱えた者たちを温かく見守る、人情あふれる時代だった。

人よりも経済優先の現代、人間の心の闇ほど理解できず怖いものはないと思えるけれど、
「銀河食堂」に立ち寄れば、昭和に置き忘れた「優しさ」、幸せの本質がノスタルジックに可視化されていく。

災害や事故、貧困、病気、・・・
その他様々な生きづらさを抱え辛い思いをしている時にでも、
寄り添ってくれる誰かの存在と、筆者の優しい目線を感じ、
人への信頼を取り戻させてくれる一冊であった。


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9月27日大宮ソニックホールでのコンサート発売されたばかりの「銀河食堂の夜」即買いました!
「今日発売なんですけどね」というMCに「買いましたー!!」と叫んだら「買っただけじゃダメなんです」ってダメ出し~?そんなあ~。
わかりました!帰って即読みましたーーーー!!これでどうだ?!
(なーんて、2週間前に読んだので内容既に忘れてる○| ̄|_・・・・ボケた。。。)

元国語教師的に、ですます調、だである調、敬体常体不一致なのが最初気になりましたが、なるほど、バーに来てる人物が、事件顛末を語ってる地の文は常体で、バー全体を俯瞰して語ってる部分が敬体なんですね。
「どう見ても60でこぼこ~」とか(笑)語り口調の部分はどうしてもさださんのライブMC風に脳内変換されてました(=∀=)。

全体を通して感じたことは、、結局この世に平凡な人生なんかなくて、誰しもがその人生に大きなドラマがあり、でもまるで何事もなかったようにささやかに支えあって生きているんだなということです。それがやっとこの頃、わかってきたような気がする、浅はかで蒙昧で無知な上に豚な私(。-_-。)。

6つのエピソード章で構成された一つの物語で、それぞれ最後は心洗われる良い話に落ち着くのですが、その中でも私が一番印象的だったのは、怪談「ぴぃ」です。結びの意外性が強く、ぞっとするホラーテイストの短編小説としてまとまってて、非常に面白い傑作だと思いました。

一方、色恋沙汰が苦手なので、「小さな幸せ」は短慮な若者の駆け落ち末路みたいで、
あまり感情移入できないかなあ~。結末は良い話だなってすっきりしますけどね。
「初恋心中」は、「真珠夫人」的昼ドラ純愛ものっぽいカタルシスがあるんですけど、正直しょっぱなから度肝抜かれました。さださんが殺人ものなんか書くの??みたいな違和感。こういう主人公が我を忘れて傷害・殺人?!そんな危ない人物なのね。・・・あと初恋と同時に初潮もなかなかエグい。全編遠し、女性描写はエロティシズムが漂ってますね((∩^Д^∩))。
まあ、こういう泥臭い展開をさださんが描くこと自体、興味深いです。

ベタ過ぎな展開なのに、悔しいけど泣かされたのは、「7年目のガリバー」と「不器用な男」
ガリバーは本編の展開に重なってずっと脳内「償い」が流れてて、歌詞の男性の苦悩に感情移入してしっまって泣けるのよね
「不器用な男」最近似た事件報道されましたね。、
これも本編に重なってその話を思い出してしまって、涙ぼろぼろ~。・゚・(つД`)・゚・
裁判官泣かせの2編でしたーーーー!!。


最後、セロ弾きの豪酒。
登場する豪胆な指揮者は山本直純さんがモデルでしょうか。目に浮かぶようです。
正直、父の愛人と共同生活する息子の心情の動きが、頭の固い主婦感覚ではやや理解しがたいのですが、
通常一般社会を生きる私達が、知りえないクラッシック音楽を志す天才児の栄光と挫折の背景にリアリティがあり読み応えありました。
伝聞だけではない、さすがそのレールに乗った人にしか書けない世界観ですね。

個人的には、宮沢賢治が好きなだけに賢治のタイトルをパロディにするほど、主題もイデオロギーもオーバーラップしてないので、この作品は「或るセロ弾き」 本のタイトルは「銀河食堂」で夜いらないんじゃないかな~。セロ弾きの話はまだ夜じゃないしね(笑)って、偉そうですみません。所詮素人の感想なので、あしからず。。。m(__)m

でもこの本を読んで、何故私がさださんの音楽を好きなのか、少しわかってきた気がします。
四ツ木という街ににいけば、このバーの登場人物に会えそうな気がします。今度行ってみよう。
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大宮ライブも弾けましたー!2階席で双眼鏡持って、声援送るぞー!!。
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もちろん、本以外にもグッズ買いましたよ~次々発売されるのでなかなかコンプリは難しい(笑)記念スタンプあったり、開演まで色々遊べました。
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でも前橋・大宮では最前列中央の人達幸運のグッズもらえてたけど、仙台はなかったよね・・・(´・ω・`)
さださん、MCで、「風に立つライオン募金、別に素通りしてもいいんですよ。でもね。。。募金箱持ってる人体弱いので、重いと大変なんだよね。。。。」
げげ?そういえば細坪さんが渋谷ライブで、入口通路グッズ販売をモニターで見てるって書いてたっけ。
ひょっとして私が100円しか募金してないのモニターで見られた~??Σ(ω |||)
ごめんなさい。次から500円にします(余計重いわ!!)

今年あと残すところ2カ月ですが、またさださんのライブ、行くつもり(^-^)/。
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